2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧
向井秀徳の作品に「エンドレステープ」という掌編がある。商店街のBGMに心を揺るがされる一人の愛好家が、気にかけていたスーパーのBGMの作曲者がシド・バレットであったと突き止める話。虚実入り混じる筆致でスーパーのBGMに想いを馳せさせる、不朽の名掌編…
1.MOON CHILD『MY LITTLE RED BOOK』 open.spotify.com ビジュアル系ではないもののサウンドや歌い方は90年代ビジュアル系感ある。前半の初期ビジュアル系からの後半のビジュアル系全盛期のような「ESCAPE」も癖になるが後から「微熱」がじわじわくる。当日…
ジャズの中ではかなり稀有な存在であろうサン・ラとマイルス・デイヴィスだが、サン・ラがプリンスならマイルス・デイヴィスはマイケル・ジャクソンだろう(実際にマイルスは『Your Under Arrest』で新たなジャズのスタンダードナンバーとして「Human Nature…
やっぱり原曲が素晴らしいと、良い意味でライセンスフリーな、誰が歌っても変わらない良さがある。専売特許でない分、人によっていろんな色を醸し出すところが最高。それを歌う人が、オリジナルにはない世界観、新たな世界を引き出してるものなどは特に最高…
open.spotify.com 音楽には2種類「他の音を許容する音楽」と「静寂をエッセンスとして成り立つ音楽」がある。寝る前の時間と言うのは最も静寂に近い時間帯であり、雑音を嫌味嫌う時間である。それと同時に静寂がうるさすぎて眠りに付けないという「静寂過ぎ…
1.Tipsy『Trip Tease - The Seductive Sounds Of Tipsy』 Tipsy – Trip Tease - The Seductive Sounds Of Tipsy 年代不詳、国籍不詳なモンド作品。「Space Golf」の浮遊感が素晴らしい。複数の次元を歩き渡るようにエスニックなサウンドを駆け巡る。 2.The…
1.Contour『Onwards!』 open.spotify.com トラックもラップもエモい音を出している。軽く喫茶店で一息つくときにこの曲を聴きながらだらだらして過ごしたい。30分の程良い時間、ゆったりジャズでもヒップホップでもソウルでもあるこの作品を聴いて気持ちを…
1.石野卓球『LUNATIQUE』 open.spotify.com 官能的なイメージの作品。EDMから煩さを取り除いたような全体的に洗練されていて心地よい四つ打ちのグルーヴ。「Rapt In Fantasy」からゆっくり起き上がる感じが良い。「Dawn」の朝感が良い。 2.坂本龍一『Heart…
1.Sunship『Is This Real』 open.spotify.com 2ステップのUKガラージがおしゃれ感を高めているが、2000年前後の雰囲気が否めない。都内にあるドンキ程下品でなくてカルディ程おしゃれじゃないニッチな雑貨屋やエモい気分になれる大型複合施設の中で聴いて贅…
理想と現実と、時々、いにしえのタスク pic.twitter.com/Fl86Nzdt15 — カワハラ / Web業界の器用貧乏マン (@kawara1012) 2023年5月10日 pic.twitter.com/tNZ2TKpa2I — non aesthetic things (@PicturesFoIder) 2023年9月21日 入社して6年目になるけど「退勤…