Patchwork Dream

随時、記事の加筆・修正または再掲載します。

人は死ぬ、必ず死ぬ、絶対死ぬ、死は避けられない。

死ぬのも生きるのも同じくらい苦痛。生は希釈した死。

生きていく中で月を眺めるよりも多く「死にたい」と呟くようなこの世で、何遍もの希死念慮に晒された後に死なずにそれなりに今も生きているという人は少なくは無い。酒は逃げ、と言うが、生きているうちは逃げ恥で、すなわち明日を紡ぐのに必要とあらば手段を選ばないのである。

―――コスパ最強を選ぶなら「死」

養老孟司氏も効率化を求めるならすぐに死んだほうが良いという旨の発言をしていた気がするが、たしかに面倒臭いの連続が人生って気がする。

blog.livedoor.jp

―――死は赦しではない

理想の死

死にたいってよりは生まれてこなければよかったのが真意に近いし、言うなればどうせ生きるのであれば楽しんで元を取りたい感じがする。すなわち、生きていてこそでなければ楽しめないことに夢中になって気付いたら「死」というのが理想。

www.huffingtonpost.jp

不健康な生活から一転、禁酒・禁煙で娯楽を絶ったところで、その娯楽と言う無駄に興じることで何とか保っていた心の健康が祟って「もう無理…」と自決したのでは元も子もないし、健康のためのランニングで交通事故に遭って死ぬなんてこともある。

☟理想ではない死については下記Wikiについてまとめられている

ja.wikipedia.org

希死念慮

www.nicovideo.jp

明確な意志を持って自殺をする生き物は人間のみである。人間は賢くなり過ぎた。本来、生きる上での苦しみ、痛みの果てにある答えは死ではないのかもしれない。生きている今を過ごすのに、苦しみや痛みを乗り越えてまで生きる、それが本来の獣らしい一生なのだろう。自ら死を選択する、という発想自体、核兵器の如く生まれるべきではなかったのだろう。

恥ずかしながら、自殺を図って失敗。 病院を退院する時、 「悩みから解放されて眠っているあなたは、とても綺麗であのまま眠らせておいてあげたかったけれど。ボクは医者だからね」 とお爺ちゃん先生だったけど、綺麗なんて言われた事が無いので嬉しかった。 その後、私を真っ直ぐに見て 「生きなさい」 と言ってくれた。 もう何年も前の事だけれど、辛くなったら思い出す。

copipe.cureblack.com

生の実感を持っとこう 頭どんだけ狂っても

open.spotify.com

世の中には、ちょっとのラッキーで数ヶ月生き永らえる者がいるが、私は僅かな不幸で希死念慮が湧き、寿命が危ぶまれる。心が病んでいる時に目の前に約束された死が現れたらつい目が眩みそうなくらいにはギリギリでいつも生きているような節がある。

よく眠りたまに色々考える主婦    @toppinpararin 2016-10-09 08:33:22 鬱になり、まだ受診せず何とか仕事行ってた時期、駅のホームで電車待ってて突然「あっ、飛び込めば楽になる!」と思ったんだけどその時はほんとに目の前がパッと明るくなるというか、何故こんな簡単な事に気付かなかったのかという感じ。尿意を限界まで我慢してる時にトイレが目の前に現れる感じ。 それまでは自分にそこまで強い希死念慮があると思って無かったので、ほんとに発作的に。で、踏み出そうとした足を、目の前を通り過ぎたおばちゃんの引いてたキャリーカートの車輪に思いっきり轢かれて我に返った。今でもあのおばちゃんは私の神様だと思ってる。振り返りもせずに轢き逃げしてったけど。

togetter.com

―――生きぞこないよりはましだもんな

open.spotify.com

―――人の意見を真に受けないことは、自身の希死念慮を遠ざける

―――死も馬鹿馬鹿しくなってみる

ふとした、何気ない発言から思考が変わり、死ぬ方向からとりあえず生きる方向に切り替えてなんとか生きながらえているという方のエピソードが下記である。
どうやら、この件をきっかけに炭火焼きの美味しさにハマり、ソロキャンプに手を出し始めたとか。

シイタケとかを焼いて、日本酒をキュッと飲むといいよね〜。

投稿者さんは、働いていたホームセンターで、練炭を買おうとする客を見て、そう話しかけました。

練炭は、石炭の粉を主原料に固めた燃料で、『練炭コンロ』などの専用の燃焼器具で使用します。

投稿者さんの話を聞いた客は、練炭を買って帰ったそうです。

その客は後日、再び店にやって来て、こういいました。

実はあの日、練炭で命を絶とうと思っていた。

練炭を買った時は、心が追い詰められていたという、客。

しかし、投稿者さんに話しかけられ、「シイタケはおいしそうだな、最後に食べようかな」と思ったそうです。

そして、シイタケと一緒に日本酒も買い、晩酌をしていたら、練炭の準備をすることもなく、いつの間にか寝てしまっていたのだとか。

客は、投稿者さんに「あの言葉のおかげで、今もまだ生きている」と感謝を伝えました。

grapee.jp

☟下記noteでは「孤独」や「自殺」について踏まえた内容を記述しているので、こちらも合わせて読んでいただきたい。

note.com

合わない人間関係は孤独以上に死を促進する

84: 誰そ彼 22/09/07(水) 04:25:25 ID:uWqy
上島竜兵や三浦春馬は本当になにか人間なり社会に失望してしんでしまったように感じる
悲しいけどこれを防ぐのは難しいように思う

だけど神田沙也加とか木村花はワイには誰かへの面当てで死んだように感じるんだよな
間違ってるかもしれんけど
神田さんは結婚しようとしない男への面当て
木村さんはアンチへの面当て
そんな風に思える
仮にそうだとしたらもったいない
命がもったいない
落ち着けば、一晩寝て改めて考えたら死ぬほどじゃないってなったんじゃないかなって
そう思う

ワイも自殺しそうになったこと2回あるけど
2回とも自我の消滅が怖すぎてとりあえず学校サボってアパホテルに泊まって起きたら
やっぱ死ぬの馬鹿馬鹿しくなって生き延びたのよね

 

86: 誰そ彼 22/09/07(水) 04:28:34 ID:KRJd
>>84
言うは簡単やけどその冷静さが失われとる状態やからな
自殺衝動乗り切れるのなんて単なる運よ

91: 誰そ彼 22/09/07(水) 04:33:19 ID:uWqy
>>86
ワイは運だとは思わない
恐怖のおかげだと思うんよ
そういう機能が組み込まれてるんだと思う

ワイは自殺しかけて出来なくて逃げ出したとき母親に言われたのよね
「お前には自殺する勇気なんかない」と
その時思った

勇気がないって素晴らしいことだなって
だって努力とか才能なんて要らないんだぜ?
ただ「怖いから延期する」
これだけで死なずに済むんやで

95: 誰そ彼 22/09/07(水) 04:44:40 ID:dQ5v
>>84
>>自我の消滅が怖すぎて

分かる ほんとこれ
お釈迦さまが「なんで死んだこともないのに死んだら楽になれるなんて思うんや」って仰ったらしいけどほんと真理だと思う

tasogarech.blog.jp

☟人との交流については、下記記事にてまとめている。社会参画の大事さは、人と関わることで自己の存在を肯定し、人恋しさや寂しさを紛らわし、自負心を持つところに依存する。

angrybreakfast.hatenablog.com

ただ一方で、合わない人間関係は死を促進するというのは、人生の半数を占める仕事において、職場の悩みの1位として挙げられる人間関係、翻ってそれを原因に死を選らぶというような流れが散見される。これは退職後の老人においても同様のことが言える。
☟下記noteでも記述しているが、家族との相性が合わない老人ほどストレスが溜まり、孤独死という事もあるようだ。逆に孤独死であっても、その惨状を見ると生活自体は苦ではなく、案外最期まで楽しんでいたという形跡さえ見られるという。

note.com

反出生主義

■品田遊『ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語』

生まれてこの方トータル収支で負けてると思うほど生きる負担の大きさに苛まる故、その苦しみを知った中で敢えて子供を産むとその子供に同じ苦しみを味わわせるのではという苦悩が少なからず過るが、それが反出生主義が生まれる源流だと考えていた。が、実際は単に生きるのが辛いからという利己的な悲観主義ではない総括的な側面から見て、反出生主義は道徳主義な主張で理屈上では正しいことがわかる。
最後にグレーが出てきて話した内容が真の意味でこの世を生きる人間が持つべき考えのように思えた。各々価値観が異なり、同じ境遇においても前提として与えられる条件の捉え方が違う故、その言葉の域を超えた当人の感覚は当人にしか真に理解することは出来ず、善悪とされるものの考え方さえ、総括的な考えではなく結局自分がどう思うかによって成される。大事なのは自分がどう思うかであって、どの考えも結局はそれを判断する者の価値観によって左右される。
結局は信じられるのは自分だけ。自分が生きていく上では、自分がどう思うかが重要な指針になり、他人に忠言する理屈も結局は己のエゴで発される。

■デイヴィッド・ベネター『生まれてこない方が良かった 存在してしまうことの害悪』

上記著書の原典となる書籍。本文自体は論文を和訳したような雰囲気で読み進めづらく、ことをより一層ややこしくしているような、回りくどい文章に感じられる。

序盤は、いかに生まれてこないことの方が幸せであるとか、大人になった時に降りかかる災難を鑑みて生まない方が子のためであるなど、手を替え品を替えジョークを交えて説明している感じであまり要領を得ない。深夜テンションで厨二病を発揮したような文章になっている。
実際、死にたいと口にするより奥深く、生まれてこない方が良かったのでは?と思うことも幾度と生きていく中で頭を過ぎった考えではある。
著者は、反出生主義のこの世は子を産み育てるには酷い環境であるという一意見に対し、仮に苦しみの少ない環境であったとしても子作りは許されるものではないだろうと説いている。
「存在してしまうことが害悪となるのはどういう場合か?」という問いに「常にだ」という回答が述べられ、出生前の人間が、前提として最終的に良い人生を歩むだろうとした場合、そうした人間は利益があるとする主張に対し、前提から間違っているとしている。それは端的に、何の苦しみも無い仮想的な理想郷でない限り何らかの害悪を孕んでおり、そのような世界に存在することは害悪であるという結論である。ここで良いこと悪いこと(快楽と苦痛)を挙げ、存在しなければそもそも快楽の享受がなくともそもそも存在がなければ意味がなく、快楽の喪失自体が悪いものと扱えない、すなわち存在自体がなければ苦痛もなく快楽もないが、故に良くも悪くもない(必ず起こりうる害悪、ここでは苦痛もない)のだから、存在することが害悪なのに対し、存在しないことは害悪ではないのであると示している。

安楽死

―――マーシトロン

『天 天和通りの快男児』

マーシトロンはギリシャ語で「慈悲の機械」という意味である。これは一酸化炭素入りのシリンダに接続されたマスクを患者にかぶせる方法で、バルブを開いて一酸化炭素が吸入されることによって発生する一酸化炭素中毒を利用し、死に至らしめるというものである。

ja.wikipedia.org

上記の自殺装置"マーシトロン"は医者であるジャック・ケヴォーキアン氏が開発した装置である。

―――安楽死の考えの広まるヨーロッパ諸国

「幇助自死(Assisted dying)」は定義に議論があるが、一般的には死に至る病や、耐えられない痛みや障害のある人々が、医療従事者から処方された薬を服用し、自ら命を絶つことを指す。医療従事者が患者に薬を投与する安楽死とは区別される。

イギリスをはじめほとんどの欧州諸国では、幇助自死は違法だが、長年、何千人もの人々が、自らの命を絶つためにスイスを訪れている。

www.bbc.com

安楽死認めてほしい派だけど、このマシンは酸欠にして死ぬみたいで、気絶するらしいが苦しそうで何かやだなぁって思ったやつだなぁ。中止もできないらしいし。逮捕されるやつだったのか。

b.hatena.ne.jp

ヨーロッパのみならず、アメリカやオーストラリアの一部の州でも安楽死が認められているようだ。
ただ安楽死には種類があり、「積極的安楽死」と「医師幇助自殺」がある。前者と後者の違いは、他者が死を実行するか、当人自身がそれを行うかの違いである。日本では延命治療を断念する形での「消極的安楽死」いわゆる、死期を早める尊厳死が認められている。

出典:安楽死が認められている国のいま 合法化から5年・カナダの現状を専門家が解説

2015年に、まずカナダのケベック州が、翌2016年にカナダ連邦政府が、安楽死を合法化した。合法とされたのは「積極的安楽死」と「医師幇助自殺」で、その両方をひとくくりにして「Medical Assistance in Dying(MAID):死への医療的援助」という呼び方を採用した。
MAIDが認められるには、①死期が予見されている、②患者本人が許容できると考える条件下では軽減することができない耐え難い苦しみがある、という2つの条件を満たす必要がある。②の条件によると、標準的な治療や緩和ケアによって軽減できる苦痛であったとしても、本人がそれを「許容できない」とすれば安楽死が許容されるということだ。

そして、合法化から5年後の2021年、MAIDが認められる①の条件がなくなり、非終末期の人にも安楽死を認めるようにした。つまり、本人が許容できない苦痛があれば、死が間近に迫っていなくても、安楽死が認められるようになったのだ。

shiruto.jp

パーキンソン病を患う日本人女性もスイスへ向い、安楽死による決断を選んだというニュースがある。2022年の出来事である。

newsdig.tbs.co.jp

―――安楽死を推奨する上での懸念点

人間がいざ死ぬとなって死と向き合うとき、それは希死念慮ではなく生存欲求が湧きたつのではないだろうか。

173 名前: 鉋(東京都)[] 投稿日:2010/03/11(木) 15:36:37.56 ID:0JjosGaW


日本みたいな自殺大国でいきなり安楽死法案やったら  
 大変なことになるだろうな。


185 名前: スプリッター(catv?)[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 15:38:55.82 ID:IcNOmYGp


»173  逆に生きる気力が沸いてくるから大丈夫  いざとなれば楽に死ねるという後ろ盾は思ってるよりも大きいと思う

himasoku.com

わざわざ他国で社会実験をしてくれるのだからありがたい。日本はこの結果が出てからゆっくりと議論を進めればよい

b.hatena.ne.jp

生きていればその先良いこともある。そういった類の言葉、焼け石に水のようであっても、自分を鼓舞し、身を助く足しにはなった。ただ、この局面でいざ目の前に約束された死が現れると、飛び込みたくなるほどには軟弱な指針である。安楽死を望む声は決して少なくはないが、それは自身で決断するものであり、他者が口出しすべきことではない権利である。これが他者に死を諭すものとしてあってはならず、苦しみから解放され人間らしく人生を選択する道であり、決して他人を殺すものであってはならないのである。

 

以上。

スタートを切り出したいときに聴くアルバム10選㉓

1.Militarie Gun『God Save The Gun』

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快晴の朝に聴きたい清々しいハードコア。アンドリューWKのようなテンション高めの雰囲気。「Daydream」みたいな落ち着いた楽曲もなんか00年代中盤頃のような雰囲気で懐かしい。「Maybe I’ll Burn My Life Down」みたいなサウンド、やっぱり面白い。

2.Lime Garden『Maybe Not Tonight』

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00年前後くらいのインディーバンドっぽい雰囲気のガールズバンド。「Cross My Heart」の疾走感とラップのようにまくし立てるボーカルが心地良くて中毒性が高い。

3.Sam Gellaitry『Anywhere Here Is Perfect』

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エレクトロクラッシュのような80年代前半ディスコ風なシンセが目覚めの日差しのように降り注ぐ「Lightning」で開幕。「Nervous」の曲入りもカッコ良い。トロ・イ・モアをフィーチャーした「Curious」はフィルターハウスになっていてフレンチハウス感がおしゃれ。曲の遷移がシームレスなのも自然で良い。

4.Mauro Pagani『Mauro Pagani』

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イタリアンテイストなプログレッシブフォーク。ほぼインストで朝方から聞いてひとりの休憩時間に程よいサウンド。「Choron」とか「Il blu comincia davvero」とか名曲。

5.Angine de Poitrine「Vol.II」

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マスロックは最高。リズム隊のミドルテンポと不規則さ、ベースの重低音。多国籍感もあり「Utzp」とか癖になる。

6. Herbie Mann『Memphis Underground』

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表題曲は朝起きてまず流しておいても良い、日常におけるほのぼのしたBGM。

7.Sofia Isella『I Can Be Your Mother』

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コクトー・ツインズのようなダークウェーブ感とポスト・インダストリアルのような粗っぽいドラムとノイズ。「Cacao and Cocaine」とかカッコ良い。

8.The Wombles『Keep On Wombling』

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着ぐるみ系音楽のひとつ、こういった昔の子供向け番組の音楽って結構良曲揃い。「Underground Overture」とかバロック調だし「山の魔王の宮殿」とかディズニーのようなアレンジで聴いてても面白い。その他もカーペンターズみたいなポップ・ロックで、時折ビートルズみたいな不気味なエフェクトがかかるところも興味深い。

9.Up With People『Up With People』

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「Man's Gotta Go Somewhere」からオープニングみたいな盛り上がり。ほど良いノリノリ感。ドライブ感のある「A New Dimension」のギターもカッコ良い。

10.Jungle『Sunshine』

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スムースソウル、ニューディスコというジャンルで、全体的にまったりとした余裕のあるサウンドで、特段予定のない休日の朝に聴きたい。Vaporwaveではないものの少しくぐもったようなリバーブが掛かっていたり、ローテンポなのが良い。

 

以上。

BGMの世界:モンド・ミュージック10選④

1.Laurindo Almeida『Classical Current』

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ラテンを感じるブラジリアンなクラシック。ストリングスとギターの音色が温暖な空気を纏って流れる。どこか歌謡曲や演歌のようなメロディにも感じられる良き古さがある。

2.Russ Garcia and His Vocal Choir & Orchestra『Sounds in the Night』

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オーケストラとあるが、ユニゾン形式の多重コーラスのボーカルジャズ。リバーブが効いている感じがサイケ感あってトランスできる。夕方の白ずんだ空の下、寝ぼけ眼で聴いてまどろむのに最高。

3.Alessandro Alessandroni & Giuliano Sorgini『Inchiesta giudiziaria』

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「Indagine notturna」から不協和音と打楽器が如くピアノがけたたましく鳴る。トータルで20分ほどだが、音楽的ではなく実験的な側面が強い。「Casting (Colata)」「Hydrolisis (Idrolisis)」は遠い異国の伝統音楽に聴こえなくもない。サンプルパック的な断片のようなギターサウンドが続く。

4. Tom Dissevelt & Kid Baltan『The Fascinating World of Electronic Music』

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タイトルの割にビッグバンド的なジャズのように思えてくる「Intersection (Fantasy for Electronic Sound and Orchestra)」はミュージック・コンクレートを彷彿させる。渋谷系作品でよくサンプリングされている「Vibration」もイントロのリフがなかなか中毒性がある。

5.John Tartaglia『Tartaglian Theorem』

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68年の作品だが、明るき希望に満ちた感じのオーケストラサウンドで、イージーリスニングって感じがする。まとまった休み時間のある朝や昼時に買い物がてら聴きながら過ごしたら少し世界が明るく見えてくる32分。

6.Pete Drake『Forever』

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インストのイージーリスニング。サーフミュージックのように潮風に包まれるように生温かいメロディが纏うように漂っている。12曲あるが一曲が短いからか30分にも満たない作品になっている。「I'm Just a Guitar (Everybody Picks on Me)」はダフトパンクみたいにヴォコーダーが用いられている。

7.The Golddiggers『The Golddiggers』

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60年代後半の女性ボーカル・ダンスグループだが、コーラスのように多重歌唱でストリングスを用いた伴奏もミュージカルのような風情があって良い。ボーカルの心地よい風が吹いている感じがする。

8.Zager & Evans『Zager & Evans』

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なんと掲揚したらよいかわからないジャンル不明なポップス。普通の音楽のようではあるが、ビートルズとは違うし、サイケだけではないし、グループサウンズって感じとも違う。

9.Whistling Jack Smith『I Was Kaiser Bill's Batman』

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あの聞き馴染みのある「口笛天国」が冒頭から流れる。ビックカメラのCMソングの元ネタと思しき「Battle Hymn of the Republic」。グーチョキパーの歌の原曲「Frere Jacques」カバーもある。

10.Muzzy Marcellino『Birds of a Feather』

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ジャケのインパクトが強いが、全編に渡って確かに鳥がさえずるような笛の音?が入っている。そして曲調も明るい。オーケストリングされた伴奏の上を、ジャズマンがトランペットを鳥に変えたようにさえずっている。

 

以上。