Patchwork Dream

随時、記事の加筆・修正または再掲載します。

インターネット・ミュージックはいいぞ

海外の音楽マニアが案外邦楽に興味を持っていて、それは国内よりは海外の人しか知らないようなマニアックなものが多い。
☟下記海外のインスタグラムのアカウントだが、日本の音楽含めて紹介してるのが伺える。

 
 
 
 
 
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☟下記動画でも海外で一定のアーティストはどこの板でも人気があるのが伺える。

www.youtube.com

Maltine Records

soundcloud.com

ネットレーベルで最も有名と言っても過言ではないのではというのがこのMaltine Recordだ。ここからパソコン音楽クラブや長谷川白紙がメジャーデビューしていることを考えると目が離せない。

■長谷川白紙『アイフォーン・シックス・プラス』

soundcloud.com

メジャー後作品にも収録されている「砂漠で」もこの時からあるが、当時は現在に比べて全体的にキーが低いように思えるので結構貴重な一1作。

■Kabanagu『泳ぐ真似』

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ビジュアルとサウンドがスタイリッシュで最高な1作。なんとなく長谷川白紙っぽい感じがする。

SoundCloud

前述Maltine Records然り、宅録DTMでも音楽を作っている人のためのSNSのような存在だが、結構盤になってないような名曲が揃っているので紹介したい。

■pomodorosa『pomodorosa』

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渋谷系のような爽快なギターポップでアコースティック感が最高。夏に日差しを浴びつつ聴きたい系の曲ばかり。「GoogleMap」も最高。曲もGoodだが、イラストもまた最高。音楽とビジュアルが両方楽しめるアーティストで、イラストレーターとしての作品も最高だ。

https://pomodorosa.tumblr.com/post/675607124682883072/%E6%89%8B%E6%B0%B4%E8%88%8E

pomodorosa.tumblr.com

■Laqshe『金魚掬い』

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水中の様にクールでカッコ良い優美な曲。倉木麻衣とか内村友美(曲調は違うが…)っぽい感じがする。

laqshe.bandcamp.com

松木美定「実意の行進」

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ドラム隊とメロディが躍動感を醸し出していて、かなりジャジーな仕上がりになっている。楽曲の展開・緩急が凄い。「シゴトップス」という曲も名作。

soundcloud.com

■自由が丘「お前を殺す」

soundcloud.com

作者についてほぼほぼ情報がなく謎めいているが、タイトルに反して爽やかなメロディとトーンの歌声が良い。途中のギターも良い。地味にカバーもされてたりするカルト的名曲。やくしまるえつこ感がある。

Bandcamp

SoundCloudと違う点は、主にここではアルバム・EP、シングルをリリースするのに手頃だという点だ。SoundCloud同様に大物アーティストも使用しているが、過去にレディオヘッドが1曲1時間近くあるトラックが20トラック程あるアルバムをリリースしていた(※現在は非公開)。この1件があるため、Baandcampも見逃せない。

higher-frequency.com

■Infinity Matanity『Neighbors Specimen』

infinitymatanity.bandcamp.com

かなりアングラ感が凄い。オシャレ度の高い暴力温泉芸者っていう雰囲気。ビートが結構癖になるが、別名で発表している下記のヒップホップ作品も最高だ。

iminsomuchpain.bandcamp.com

■ttttttttttttttttttttt『Long membrane helices and short loops』

ttttttttttttttttttttt.bandcamp.com

かなり実験的で不気味だが、この雰囲気がかえって心地良い。全体的に実験的な要素が多いが、80年代のNo Wave系好きな人はハマりそうなサウンド

■角銅真実『時間の上に夢が飛んでいる』

basicfunction-releases.bandcamp.com

宅録感があってシンプルな作りながらもオシャレで実験的な作品に仕上がっている。なんとなくRocket Or Chiritoriっぽい。灰野さんからコメント貰えるとは貴重。

■QQIQ『000-000』

necotapes.bandcamp.com

やくしまるえつこ的な雰囲気のポップス。より一層ミステリアスで匿名性の高い雰囲気。うたた寝した時の夢の中で流れた歌のような儚さがある。

■HASAMI group「病気が治ったら」

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「病気が治ったら」は隠れた名曲でカバーも多い。ポジティブでもネガティブでもない、倉橋ヨエコの「今日も雨」を彷彿とさせるような精神安定剤のような曲。不安定でローファイだが癒される。残念なのはこの名曲を収録した名盤『青春時代』は廃版になってしまっていることだ。

hasamigroup.bandcamp.com

iaodaisuke.web.fc2.com

<蛇足>

☟下記名義で著者も活動しているので気になったら聞いて欲しい。

soundcloud.com

soundcloud.com

 

以上。

人生に希望をもたらす楽曲10選①

井上陽水

1.井上陽水「氷の世界」

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ミニマルでロックなメロディーにぶっ飛んだ陽水の歌詞。最高にロックという感じがする。70年代を生きる人の強いメッセージを感じるが、現代になっても毎日毎日吹雪続きで止むことは無い。

布施明

2.布施明君は薔薇より美しい

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純粋に歌がうますぎる。FNS歌謡祭での布施明 x 松崎しげるのデュエットは最高にカッコ良いイケおじが恋争いをしながら最終的に和解するようなストーリーにも思えた。両者共々歌が上手いし渋い。

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シクラメンのかほり」も歌謡曲的な暗さを纏いながらもサビでの盛り上がりが凄い。

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小西康陽

3.慎吾ママ慎吾ママのおはロック

PVにはなぜかジェームス・ブラウンが出演していて、JB自体もこの曲に対して好意的だそうだ。不安とワクワクが相まった忙しないこんな朝を迎えたいものだ。豪華すぎるゲストの出演に景気の良さを感じてしまう。

素晴らしいアイデア 小西康陽の仕事1986-2018

www.amazon.co.jp上記は小西康陽氏のワークス集といった感じだが、細川ふみえの「スキスキスー」なども中毒性が高くて独特な雰囲気がある。氏の音楽の特徴として中島美嘉の「Rocking Home」は中でも60年代サイケガレージっぽい楽曲で、このようなサイケグルーヴが多く用いられていて、ふなっしーの楽曲はほぼ「スナッキーで踊ろう」。明るい気分になる応援団的なリズム隊が多い。

筒美京平

4.小沢健二「強い気持ち・強い愛」

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ジャクソン5的なグルーヴ感と中毒性のあるリフとラップ的パート。本人も思い入れがあるようで、Bメロでマイナーになってからのサビで広がっていくテンションが最高にオープニング的。星野源がかの小沢健二のように言われているのも言い得て妙。

筒美京平 Hitstory Ultimate Collection 1967~1997

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昭和の名曲がずっしり詰まった最高のコレクション。尾崎紀世彦また逢う日まで」や森高千里「17才」。桑名正博「セクシャルバイオレットNo.1」やCCB「Romanticが止まらない」、少年隊「ABC」。数え上げられない程のパワフルで時代を作って盛り上げてきた弾丸のような楽曲群が聴いていて明るい気分になる。いつの時代も良いと感じさせる曲ばかり。サザエさんも収録。

Mondo Grosso大沢伸一

5.Mondo Grosso「LIFE」

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ラテンっぽいブラジルっぽい感じが最高。曲の始まりと共に暖かい風が吹き流れてくる。人生の趣きと儚さ尊さをつづった美しい歌詞と交じりっ気のない曲。サンバチックながらもチルできるメロディーとこれを日本語で歌うbirdの最高さ。PVも金を掛けてるんだろうという感じが凄い。街並みに移る人々、人生の辛い部分も含めてトータルでこの曲を聴いたときの感傷に浸れる生活を送りたい。

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エレファントカシマシ

6.エレファントカシマシ「俺たちの明日」

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ボスの缶コーヒーのCMのように働く男の心に染み入る歌。年を取って悪い事ばかりじゃないなということを思い知らされる。まだまだ学びはあるし進んでいかなくてはいけない。未だ現役であり、誰もが主人公だというエールである。10~30代の頃を40を過ぎた宮本が思いを綴ったものになるが、まだ自分が生きている年代を綴れるほど深く生きていない気がして、もっと頑張らなくてはという気持ちにさせてくれる。

サンボマスター

7.サンボマスター世界はそれを愛と呼ぶんだぜ

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電車男」から入ったが、今でも名曲は引き継がれていくものだし未だにクラシックとして存在している。ロックのカッコ良さって見栄を張って強そうに見せたりビジュアルを磨いてもてはやされることではなく、コンプレックスや自分の弱さをおおっぴろげにして無骨に歌いこなすことだと思う。この曲がその1つで、どんな人でも人生の主人公で、目立つことやカッコつけることではなく弱さを見せながらも前向きに立ち向かう姿勢がイケてるし共感できるし、支持したくなる。PVもそれを物語ってるような感じだ。

トリビュートアルバムで他人の曲を歌ったら本気になると定評がある奥田民生の「そのぬくもりに用がある」が最高過ぎる。

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THE YELLOW MONKEY

8.THE YELLOW MONKEY「LOVE LOVE SHOW」

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とても奥田民生的なメロディーと歌詞という感じ。サビの歌詞がとても良い。スーダラ節のように愛を語っている。始まりのような終わりのような何とも言えない、駆け出してどこまでも行く馬のような楽曲。ラブソングなんだろうけど、恋愛として相手を思う歌ではなく、愛とは結局こんなもんだよなっていう清々しさが感じられるし、気取り過ぎない肩の力を抜いていながらも本気という絶妙な塩梅が良い。

槇原敬之

9.槇原敬之「どんなときも。」

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イントロから既に名曲が始まる予感がする。サビ前の弱さを吐露する歌詞から、サビの固い意思表明のような歌詞までが心に響く。説教めいた詞ではなく、スーダラ節のような人間の弱さやもどかしさを描いている。

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浜田雅功と槇原敬之名義で作詞を松本人志が担当した「チキンライス」も名曲。クリスマスソング=恋愛ソングの常識を覆し、自身の貧乏時代を自虐的に綴った歌詞にマッキーが感涙したというのは同感。そこにドラマと感動がある。芸人が紅白狙うようになったら終わりと言っていた松本の才能が伺える一曲。

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まだ芸人×音楽が賑わしていた時代の良い曲の一つに、藤井隆の「ナンダカンダ」がある。明らかにとは言わないまでも「どんなときも。」のオマージュと言えるイントロ、展開・構成。芸人が集って「明日があるさ」を歌っていたあの頃の高揚感と懐かしさが音に閉じ込められている。

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その他

10.葉っぱ隊「YATTA!」

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芸人つながりで言うと「笑う犬」で南原清隆を中心に結成したはっぱ隊も忘れてはいけない。今の日本に足りないのはこういった底抜けのポジティブさと明るさ。小さなことに幸せを感じて常に前進していかなくてはいけない。

過去の記事、で語ったモー娘。は最高だし、吉本芸人の楽曲集も最高なのでぜひ聞いて欲しい。

angrybreakfast.hatenablog.com

angrybreakfast.hatenablog.com

 

以上。

渋谷系・下北系から見る日本語ラップの世界

下記の漫画は結構Jラップのガイド本としても結構良い。帯がZeebraの絶賛するコメントだったので間違いなし。1巻完結だが2巻も欲しくなってしまう。

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☟例によってMixCloudにも日本語ラップのミックスが載せられている。

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世間にサンプリングされるようになったヒップホップ的アプローチ

活動休止中(2021年11月現在)のRIP SLYME然り、ポップなアプローチで世間と迎合するヒップホップ・クルーはそう少なくはないだろう。呂布カルマも言及していたが、Dragon Ashによってヒップホップというものがオーバーグラウンドに通用し始めてきた感じがする。
90年代の渋谷系のムーブメントの様にサブカルとして認知されていたラップやテクノなどのクラブ系ミュージックがロックと融合し、ミクスチャーとして世に出ることで世間にインパクトを与えたことは間違いない。

☟特に2000年前後のこの2作が個人的に気に入っている

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―――渋谷系下北系

渋谷系の御三家と言えば「フリッパーズ・ギター」「ピチカート・ファイブ」「オリジナル・ラブ」であったが、ルーツには海外のモンド・ミュージックフレンチ・ポップなどだけでなく、山下達郎大瀧詠一を筆頭とする80年代のナイアガラ系と言われる音楽にも影響を受けていることは随所伺える。近年ではネオ渋谷系と呼ばれる音楽及びシティ・ポップリバイバルしたムーブメントが見受けられた。

渋谷系[SHIBUYAKEI] <ムーブメント>
1990年11月に開店したHMV渋谷店が1993年春に行った邦楽売り場拡大にあたり、既存の全国チェーン店にはない独自路線を打ち出すため担当マーチャンダイザーであった太田浩がとった"20代後半になっても聴ける邦楽ポップス"という路線、その特有の品揃えがそもそもの語意であったと考えてもいいだろう。1994年頃にはいわゆる流行語としても広く浸透する一方、そう総称されるミュージシャン側からの反発もあったことは事実であり、ピチカート・ファイヴ
ラヴ・タンバリンズらと同じく渋谷系グループと認識されていたオリジナル・ラヴのリーダーである田島貴男は1994年7月28日の渋谷公会堂で行われたツアー最終日のステージ上で「俺は渋谷系じゃない」と発言している。
下北系[SHIMOKITAKEI] <ムーブメント>
渋谷系」の輪郭がかたまった90年代中期以降に現れた概念であり呼称。主に下北沢を中心に活動したギターポップ/ギターロック系のバンド群およびその音源を総称して使われることが多い。その音源の多くは、K.O.G.A、コアレコード、ゴッズポップ、LD&K、アンダーフラワーなどのインディ・レーベルよりリリースされた。2010年には、P.S.C.より下北系の総括的コンピレーションCD『GOOD LOVIN' -下北系ギター・ポップコンピレーション-』がリリース、Lucy Van PeltROUND TABLEPLECTRUMnorthern bright、Folkflat、フリーボ、HARCOGOMES THE HITMANCymbalsRON RON CLOUデキシード・ザ・エモンズyes, mama ok?、COLOR FILTER、NONA REEVES空気公団の15組の音源を収録。

radiodaze.g2.xrea.com

個人的には、渋谷系下北系では下北系の音楽性の方が多く継承されている気がする。というのも、上記記事の引用では渋谷系の一部として下北系があるとの記述がある。明確に"渋谷系""下北系"を分ける基準や定義がないため独断と偏見でしかないが、この二つの系統はロキノン系と呼ばれる大系にも組み込まれる。

現在における「ロキノン系」は、狭義では94年に「ROCKIN'ON JAPAN」が誌面をリニューアルしてから主に扱う、UKロックやUSオルタナの流れを汲んだバンド群を指すが、広義ではインディーズから頭角を現したグループ、ロックフェスに出演するアーティスト全般(例外あり)を総括して「ロキノン系」とする風潮もある。前者では所謂下北系ロックバンドが中心となるのに対し、後者では一般的なロックバンドはもとより、HIP HOP、ポストロック、プログレやノイズバンドなど、大型フェスや不特定の音楽雑誌には出るが、ジャンル的にロキノン本誌には馴染みが薄いアーティストまでも含まれる。これは90年代後半以降、ロックフェスの浸透やインディーズバンドの台頭などが起こったため、従来メジャーシーンにいたTVをはじめとする芸能メディアを積極的に活用しLIVEで大量動員を行うアーティストと、あくまでフェス・ライブ、雑誌・ラジオといった媒体を中心に活動するアーティストとを二分するための単語として、ネットを中心に広まった。

dic.nicovideo.jp

雑誌ROCKIN'ON JAPANにはオザケン小山田圭吾も載ったことがあるし、ロキノンのフェスにも出演している。渋谷系の後発で下北系が来たことは頷ける。渋谷系を殺したと言われる椎名林檎(やaiko宇多田ヒカル、鬼塚ちひろCoccoなど)及び東京事変下北系と呼ばれる。過去に渋谷系として特集を組まれていたアーティストも下北系と呼ばれ、今ではその括りも死語に近い。
☟ただ渋谷系の死後に表れたアーティストにも渋谷系及びシティ・ポップ的アプローチを伺えることがある。

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シングルの『本能』収録の「あおぞら」はオザケンを彷彿とさせるネオアコである。ただ本人は渋谷系がよくわからず自身のことを新宿系と述べたとされる。

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同じく下北系サカナクションはテクノ的な音楽性を持っているが「忘れられないの」で思いっきりシティ・ポップのオマージュをしている。

―――下北系アーティストから伺えるヒップホップ性

椎名林檎

椎名林檎の「正しい街」はAメロ部分でライムを使いまくっている。
少し引用すると"不愉快な笑みを向け長い沈黙の後"で愉快と長いで踏み、"態度をさらに悪くしたら"で態度でaiの部分を共通して踏んでいる。

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エレファントカシマシ

宮本曰く「ラップが流行っていたから」とされる、歌ではなく詩を語りまくるような曲だが、結構批判的なメッセージもあることからアルバム全体としてヒップホップ的と捉えて良い。

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斉藤和義

歌にしたい言葉を書き連ねて歌詞になるようにして歌ったとされる曲。たしか当初は曲ができた後に歌詞が思い浮かばず、このような形を取ったら名曲に仕上がったというエピソードがあったと記憶している。ある意味フェイクなどない言いたいことを言うラップの本髄である。

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向井秀徳

―――"繰り返される諸行無常、蘇る性的衝動"

彼のキラーバースだ。ナンバーガール時からラップ的に語る曲は多いが、現在ZAZEN BOYSとして活躍する中でもフロウがかなり効いている。呂布カルマも尊敬するアーティストの一人。向井はZAZEN BOYSの事を「法被を着たレッド・ツェッペリン」と称しているようだ。ジャケットもグラフィティチックでカッコイイ。

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Zazen BoysZazen Boys

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Zazen BoysZazen Boys II

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Zazen BoysZazen Boys III
■MOROHA

MOROHAなんかは特殊なラップグループだが、モロに向井っぽい歌いまわしがあって癖が強い。こちらはアコースティックギターでシンプルな構成であるため歌詞に聞き入りやすい。

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■曾我部恵一

最後の渋谷系とも言われるサニーデイ・サービスの曾我部恵一もソロでラップアルバムを出している。曲中タイトルにもあるように結構文学的な雰囲気で良い。

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ガールズヒップホップユニット

HALCALI

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「ストロベリーチップス」が最高。スチャダラパーを彷彿させるユルさが良い。「若草DANCE」ではライムスター宇多丸をフィーチャーしている。惜しくも2012年解散。

chelmico

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アニメ『映像研には手を出すな!』の主題歌「Eazy Breezy」のスピード感と爽快な感じが良い。長谷川白紙プロデュースの「ごはんだよ」も平日やかで良い。

ゆるヒップホップ

nobodyknows+ココロオドル

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イムリーにTHE FIRST TAKEに出演していたが、この曲を知らない世代の人もヒップホップを知らない人も自然とノってしまう名曲。もう20年近く前なのが驚き。名曲は錆びないと思うが、いつでも戻ってきたくなるような温かいホームのような曲。失敗を含めてTHE FIRST TAKE。

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RIP SLYME「熱帯夜」

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真夏の夜、最高の飲み会が終わった後にふと聴きたくなる名曲。高校時代、入学したての同級生とした話がRIP SLYMEだった。「楽園ベイビー」も最高だが、PVの何とも言えない怪しさ。いろいろと騒動があって純粋に聞けない部分もあるが、青春の一曲。

www.j-cast.com

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ケツメイシ「君にBUMP」

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サタデーナイトフィーバーを意識したPVには羽賀研二が出演しているが、訳あってかPVはYouTubeには挙がっていない。若者ってよりオッサンが好むイメージがあるし「さくら」なんてカラオケの十八番の人も多いだろう。曲もヒップホップよりはレゲエ的だがリズム感が最高。

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■SOUL'd OUT「ウェカピポ」

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VERBALとタメを張るくらい何を言ってるかわからないDiggy-MO'の独特なフロウが癖になるし、オシャレでテンポやリズムも中毒性が高い。

中毒性のある作品

■KID FRESINO

ヒップホップユニットFla$hBackSのメンバーであるKID FRESINOだが元々DJ、トラックメイク中心だったとは思えない程ラップが巧みで本格的でバンドを食ってしまっている。鎮座DOPENESSを迎えた「Winston」が中毒性のある1st『ai qing』然り、長谷川白紙やカネコアヤノを迎えた2nd『20,Stop it.』も最高なのだ。

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■TABOO1

a.k.a. GAMI率いる新宿MSCの一員。そのTAB001のソロ1stなる作品だがゲスト陣が良い。志人との「禁断の惑星」は鳥肌立つ。MC漢もゲストで参加していて、聴きごたえのある作品だ。

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Shing02

グローバルに活躍するShing02だが、Nujabes作品にもいくつか参加している。本作『緑黄色人種』は今までのどのジャンルにも属さないような独特な雰囲気を醸し出している。社会性が見受けられ、テイストは似てはいるもののECDやキミドリとも違う気がする。サンプリングの面白さも垣間見れる。

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2MUCH CREW

ローファイ・スカムを絵に描いたようなパンキッシュなラップ。単調なリズムマシンに乗るラップが癖になる。いろんなアプローチの曲が多くて聴いていて飽きない。マンボのようなリズミカルな「キ・メ・テ・キ・タ」とかトランスできる。

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■JAZZ DOMMUNISTERS

ジャズ・ミュージシャン、奏者、評論家の菊地成孔大谷能生によるヒップ・ホップグループ。漢 a.k.a. GAMIやOMSBが参加していてかなりクールな仕上がりになっている。大人っぽいアダルトな仕上がり。

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■黒人天才 Kokujin Tensai

スチャダラパーのような緩さだが、拙い日本語で訳の分からない歌詞をそれっぽく歌ってるのが良いし、チープでDIY的なビートも良い。高架下にあるブルーシートで囲まれたダンボールだらけの中古DVD/CDショップで流れてそうな怪しさ。

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黒人天才 / Clubz Thugz Sex Drugz
■ノリアキ

あの伝説的な存在"ノリアキ"も復活してTwitterアカウントまで解説しているし、ニートTOKYOにも出演した。

こうして聴いてみるとラップは「きみはポイズン」ぐらいだが、PVのインパクトも相まってラッパーとしての印象が強い。2007年とあってネット文化的なDTM的なコンピュータデジタル感とスカム色の強い作品だ。

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スペシャルライブが公開されている。過去のあのノリアキがそのまま現代によみがえった感じがして感動する。

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Y2Kな作品

■JUBEE『Mass Infection2』

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Dragon Ash的なミクスチャー感と2 Stepの雰囲気がもう2000年前後のそれ。

■kZm『DISTORTION

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ニルヴァーナ的なグランジ感と現代のトラップ的な手法がミクスチャーしたような感じがする。スネークマンショーみたいに会話してるだけのトラックがあるのが良いアクセントになっている。

ブートレグステルスマーケティング

昨今では『蓋』という謎の深夜番組が放送されたという。

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深夜帯に10分だけというのが不気味だし、放送時間も3:00や4:00だ。
海外だったらCreepypasta入り案件だろう。

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☟実はヒップ・ホップ・クルーDos Monosの実験的宣伝だというのだ。
実際に番組内で用いられた楽曲を収録しているが、かなり良い作品だ。カルト的話題となって再放送までされたそうだ。

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(『蓋』見れなかったんよな…見たかった…)

〈おまけ〉

やっぱ子供のころから好きで聴いていたのはm-flo。LISAの歌、Verbalのラップ、Taku☆のビートの三つ巴が最高にオシャレで、ラップに怖いイメージは無く、高尚な音楽だと思っていた。もちろんLovesシリーズも好き。今はまた3人になって活動してるがEDMっぽくなってしまったのが悲しい。Taku☆にはまたあの頃のようなビートを作って欲しい。

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以上。