Patchwork Dream

随時、記事の加筆・修正または再掲載します。

心の保温―ボルテージを高めたいあなたに捧ぐロック―①

 1.Pink Fairies『Kings of Oblivion』

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「City Kids」から最高。ドライブ感が凄い。「When's the Fun Begin?」もサビの盛り上がりというか、ユニゾン、間奏のサイレン的な音がまた盛り上がりに一挙投じている。

2.Les Fleur de Lys『Circles: The Ultimate Fleur de Lys』

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「Tick Tock」のイントロのギターリフからカッコ良いし、フレーズも口ずさみたくなるキャッチーさ。「One City Girl」も渋くてカッコ良い。「I Forgive You」からしばらくは落ち着いた曲調が多くリラックスできる。「Tony and Tandy - Two Can Make It Together」とか完全にソウル。

3.Sagittarius『The Blue Marble』

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でっかい地球のジャケがインパクト強めだが、70年代ロックのこんな感じの地球ジャケの多さったら。「In My Room」でチル系のサイケかと思ったらラスト「Navajo Girl」のどこまでも続くような感じのドライブ感。

4.Randy California『Kapt. Kopter and the (Fabulous) Twirly Birds』

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タイトルに反して心のギアが上がる「Downer」。サイケな感じとハードロックな感じが同居したサウンドで耳に残るフレーズ。「I Don't Want Nobody」とか沸騰したようにずっと最高のメロディが続く。「Day Tripper」のカバーもハードロック風。

5.Tommy Roe『It's Now Winter's Day』

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温かい。「Moon Talk」とかどこかパーフリのような感じがするし「Aggravation」もなんか渋谷系っぽい。

6.Lou Reed『Transformer』

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全体的に気だるげな雰囲気の歌唱が癖になるし、渋谷系みたいな「Walk on the Wild Side」のルー・リードのトゥトゥトゥ…が少しツボる。

7.The Litter『Distortions』

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やっぱり60年代のガレージやサイケは良い。

8.Swell Maps『International Rescue』

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80年代のパンクもやっぱり心温まる。激し過ぎない感じが程よいし、1曲の短さも丁度良い。何も考えずに聴いていられる。

9.Buffalo Springfield『Buffalo Springfield Again』

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サイケもカントリーも入っているがこれこそ保温って感じのサウンド。60年代のグルーヴィなロック感を味わえて最高。若干ソウルやファンクを感じる部分もある。

10.Hawklords『25 Years On』

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ニューウェーブっぽいロックサウンドだが、パンクじゃないのにパンクっぽい、うるさ過ぎない騒ぎ過ぎない感じが良い。

 

以上。

最高に飛べるアルバム10選㉓

近頃思うのは、この「最高に飛べるアルバム」シリーズは同時に「スタートを切り出したい時に聴く」シリーズと同義と捉えても良いなと感じる部分である。
最高に飛べると言っても内在的なものなのか外在的なものなのかで意味合いが変わってきてしまう。わかりやすくダンサブルだったりロックだったり激しいのは外在的だが、実験的な物だったりダウナー系メタルや単調でありノンビートながらに内在的な躍動、狂気を秘めたものも存在する。いずれの場合であってもドーパミンが分泌されるような叩き起こされるような目覚めるようなトリガーを持つ作品は「スタートを切り出したい時に聴く」音楽としてふさわしいのでは、とも思う。しかし、スタートしたい時に聴く音楽は目覚めるだけでなくまどろみの時間であり、エンジンがかかるまでのゆとり時間でもあるため、チルの要素も排除してはいけない、故にイコールではないのである。

1.葡萄畑『Slow Motion』

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「スロー・モーション」からビートルズみたいなサイケ感。「ディスコ・DE・どすこい!!」の安易なファンク感というか昭和のコメディ番組感。リラックスできる「夏の少年」もリバーブというかエコーが強くてサイケトランスみがある。「恐怖のこまわり君 ~ 悶絶バージョン」もわけがわからなくて怖い。聴いてたラジオがいきなり電波ジャックされた感覚。

2.Lil Texas『Need for Speed』

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令和の時代にアップテンポなガバ、ハードコアミュージック。叩き起こされるように気持ちのスイッチが入る起爆剤。

3. The Armed『The Future Is Here and Everything Needs to Be Destroyed』

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リンキンパークのようなハードコア感のあるロック。グランジやオルタナメタルっぽい感じもあってどこかY2Kのようなノスタルジックな懐かしささえ感じられる。

4.Femtanyl『Man Bites Dog』

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こういう感じのデジタルハードコア、令和の時代にも残っているのが嬉しい。10年代を最後になかなか聴いてこなかったジャンルではあるが、こういったレイヴ的なサウンドながらもパーソナルでネット越しに独りで愉しむ音楽として存在していたように感じる。

5.Sweepers『Sweepers』

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エッグ・パンクなる10年代からの新ジャンルらしいが、どうも70年代後半から80年代初頭のポストパンクっぽい感じがする。別名がDevocoreとあり、確かにDEVOっぽい。1曲が短くて1分に満たない曲もある。夜にハブみたいな酒屋で、かつ薄暗く人もまばらな場所で薄ら流れていて欲しい。

6.ことぶき光『ポップミュージック』

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P-MODEL「ポプリ」のカバーは異国のハードコアミュージックみたいな趣があって最高。

7. "Weird Al" Yankovic『Off the Deep End』

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ジャケも「Smells Like Nirvana」も完全にパロディでアホっぽくて変な音鳴ってるのとかむせてるのも馬鹿馬鹿しい。グランジってよりパンクっぽい。ただそれ以降が全然ニルヴァーナじゃない。MCハマーだったり、バカっぽさは伝わってくるし明るい気分になる。海外の嘉門達夫。

8.テレビ大陸音頭『VS Tairiku Ondo』

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話題になった高校生バンドの1st。80年代のポストパンクやハードコアを彷彿とさせる雰囲気で、あぶらだこやNumber Girlを彷彿とさせる。「hentai」とかノイズロック。

9.Motörhead『Ace of Spades』

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表題曲のスピード感とギターリフのカッコ良さ。やっぱりハードロックは最高。曲の長さも短くて良い。「Jailbait」のギターリフも最高。

10.Scorpions『Fly to the Rainbow』

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「Speedy's Coming」でのテンション高ぶる開幕の後、西部劇っぽい感じのする「
They Need a Million」で少し引き締まる。やさぐれた雰囲気の「Drifting Sun」も良い。

 

以上。

孤独に浸りたい時に聴くプログレ10選⑥

1.Anthony Phillips『The Geese & The Ghost』

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序盤は落ち着いた雰囲気のフォークだと思って聴いていたが、途中から激しめのアコギのジャカジャカ音が聴こえてくるような「Henry: Portraits From Tudor Times」を聴いてプログレを確信。

2.Celeste『Celeste』

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全体的にピアノやストリングスを用いていてクラシカルな印象が強い。ロック感はほぼほぼない。「Giochi nella notte」とか良い。かといってシンセサイザーの音色など聴くとベルリンスクールっぽい感じがしてしまうし、アコギやフルートの音色を聴けばカントリーやフォークの趣。

3.Älgarnas Trädgård『Framtiden är ett svävande skepp, förankrat i forntiden』

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一聴して何かヤバいものを開いてしまったような、完全に世界に引き込まれる魔力がある。「Det finns en tid för allt, det finns en tid då även tiden möts」とか祭囃子を抜けたと思ったら変な洋館に誘われて徘徊しているとまたもや謎の儀式に参加させられるような。これが1972年の作品というのだから恐ろしい。

4.Hölderlin『Hölderlins Traum』

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「Waren wir」から黄昏時に聴きたいフォークっぽさ。かと思えばドラムンベースのようなドラム隊。フォーク色が強くて心地良い孤独感が増す。

5. Clearlight『Clearlight Symphony』

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これまたプログレというよりベルリン・スクールのような雰囲気でシンフォニックな印象。インストでひたすら5時間近く収録された音源。1日飛びたい人向け。

6.Il Paese dei Balocchi『Il Paese dei Balocchi』

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「Il trionfo dell'egoismo, della violenza, della presunzione e dell'indifferenza」からかなりクラシック音楽のような趣だが、哀愁漂うイントロのギターがカッコ良い「Canzone della speranza」でブルースやフォークを感じる。オルガンの音色が印象的。

7.Univers Zero『Univers Zero』

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プログレというよりサン・ラーのようなフリージャズや現代音楽のように聴こえる。少なくともロック感は少ない。

8.Kansas『Leftoverture』

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「Carry On Wayward Son」からしっかりボーカルのある、QUEENのようなシンフォニックなスタジアムっぽいロック。後半からインスト割合高め。普通に音楽作品として完成度高い。

9.Orchestra Luna『Orchestra Luna』

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全体的にアコースティックな印象。ケイト・ブッシュのような「Little Sam」に、途中でナレーションのようなものが入る陽気な「Heart」。ディズニーっぽい「Boy Scout」。

10.East of Eden『Snafu』

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ケルト音楽やジャズ・ロックのような雰囲気がある。「Gum Arabic / Confucius」とかカッコ良い。

 

以上。