1.Sunship『Is This Real』
2ステップのUKガラージがおしゃれ感を高めているが、2000年前後の雰囲気が否めない。都内にあるドンキ程下品でなくてカルディ程おしゃれじゃないニッチな雑貨屋やエモい気分になれる大型複合施設の中で聴いて贅沢な時間を過ごしたい。「Friendly Pressure」最高。
☟「Try Me Out」は下記のLet Me Lick Itのミックスが最高。
2.Wax Doctor『Selected Works 94-96』
シンプルで洗練されたドラムンベース。首都高で聴いたらリッジレーサーのような一昔前のレーシングゲームのような感覚でドライブできるだろう。
3.Luomo『Vocalcity』
ハードなミニマルで音とリズムが心地よい。ディープな雰囲気があるので、昼時に薄暗闇の部屋でアロマを焚いてこの音楽以外ほとんどしない環境にした上で読書やらゴロゴロしたりして過ごしたい。
4.Mouse On Mars『Audioditacker』
リズムに乗せて音が積み重ねられて展開していく感じ、歪んだ音と透き通った音が入り混じってハーモニーになっているのが心地よい。昼寝にうってつけな程よい刺激と展開、安らぎ。
5.Pizza Hotline『Level Select』
昔のプレステを彷彿させるジャケとタイトルだが、まさしくその時期のゲーム音楽にあるような透明感のあるジャングル・ドラムンベース作品となっている。
6.Martin Glass『THE PACIFIC VISIONS OF MARTIN GLASS』
リゾート地についてルームに案内されてやっと落ち着けるっていう気分の時に聴きたい。霧が晴れたVaporwaveといった雰囲気。調べると制作者が台湾に亡命したアメリカ人ビジネスマンと出てきてバックグラウンドが謎。
7.Foans『Gateway』
全体的に洗練されて淀みのないハウス。ミニマルな繰り返しの中のフレーズが癖になる。「Empty House」のメロディの完成度。
8.Lu7『Azurite Dance』
全体的にまとまったフュージョン。リーダーの梅垣ルナはゲーム音楽の作成に携わっているようで、そのせいか作品の雰囲気も耳障りが良い。ジャケの雰囲気もaestheticだが、サウンドもラウンジ的で良い。
9.SND『makesnd cassette』
ハードなミニマルテクノ。最低限のビートと響きのみのシンプルな構成だが、1曲1曲がDJ Mixのようにシームレスに繋がるように徐々にメロディに変化が感じられる。雨の日に家に籠って静寂の中で聴きたい。最小限の音なのにBGMにはできない繊細さがある。
SNDの激レア盤『4,5,6』が2021年にboomkatでデータ購入できるようになってたの今更気付いて発狂しながら早速買って聴いてみてきっと何言ってるのかわけわかんないだろうけど1曲目なんて最早詩でこんなのエミリーディキンスンの詩じゃねえか!って更に発狂してしまった。https://t.co/euXISG5SZB
— 笹山ペソ。 (@IMJUSTSEVENTEEN) 2023年4月8日
10.Kazufumi Kodama & Undefined 『2 Years / 2 Years in Silence』
ダブとジャズが一緒になったような作風。電子的な雰囲気が強いので、アシッド・ジャズっぽくもあり、ダブテクノのようでもある。響くハットと低音、哀愁漂うトランペットの音が良い。
以上。