1.ハシリコミーズ『チェ』
1曲が1~2分程度の短さだが、ポエムのような日常の感情を切り取ったような歌詞に軽快な音楽。
2.Drop Nineteens『Delaware』
表題曲からもうエモい。こういう音楽が道路沿いの日差しの明るいこじんまりとした美容室とかで流れてたりする。やっぱりシューゲイザーはえエモい。「Reberrymember」とかディストーションにまみれていて最高。
3.Brandtson『Dial In Sounds』
「Mark It A Zero」から求めていたアコースティックなロック。エモはエモい。
4.挫・人間『非現実派宣言』
ジャケが森高千里の『非実力派宣言』のパロディ。「テクノ番長」を聴きたいがためのアルバム。イントロがYMOの「RYDEEN」だったりKraftwerkだったり、オマージュが凄い。バンドサウンドが強いロマンポルシェって感じ。
5.佐藤あんこ『4から3へ』
電子的な「プランダン」から、ピアノのしっとりした「あの国」。なんとなく平沢進のような、小沢健二のような感じがする。
6.トリプルファイヤー『EXTRA』
お酒・飲みに関する楽曲群が揃うアルバム。令和版かまやつひろしみたいな雰囲気。ベースラインとかカッティングギターがカッコ良い。70年代のアシッドフォーク的な雰囲気とフェラ・クティのようなアフロビートの雰囲気を感じる。反して歌詞の気だるげな感じやラフな感じが相まって渋谷系みたいな感じがする。
7.AIR-CON BOOM BOOM ONESAN『AIR-CON BOOM BOOM ONESAN REPUBLIC』
前回EPに引き続きノーウェーブな作風かと思いきや、00年代後半っぽいアイドル歌謡のような「亜美」やゲルニカのような「コニヤ」。相川七瀬やLiSAのような「WHITE WOLF」。実験的要素の強い「Name In The Moon」(眠いんだもん)にシンディー・ローパー「Time After Time」のカバーと幅広い。ニューウェーブ及びそれに影響を受けたサカナクションやスーパーカーなどの00年代のバンドが好きな人には刺さる。
8.JIGDRESS『MINORENTROPY』
「taog」からエモいサウンド。90〜00年代のビジュアル系のようなロックサウンドでノスタルジーを感じる。下北系っぼい雰囲気で、チバユウスケのようなシャウト混じりのボーカル。「snap」とか好き。本作自体は2024年リリースでバンド自体も2021年結成。
9.理芽『NEW ROMANCER』
Adoや花譜と同じようなバーチャルシンガーという位置付けだが、作品の雰囲気は初期の椎名林檎のような感がある。作詞・作編曲は笹川真生。「さみしいひと」は癖になるキラーチューンで「宿木」は3rdアルバムの頃の椎名林檎のような実験的な雰囲気とストリングスの音色。
10.MAISONdes『Noisy Love Songs - MAISONdes × URUSEIYATSURA Complete Collection -』
今の若年層向けっぽいTiktok的な楽曲が多い。『うる星やつら』タイアップのOP・ED曲収録でジャケットイラストも可愛らしい。
以上。