Patchwork Dream

随時、記事の加筆・修正または再掲載します。

瞑想のための音楽アルバム10選⑤

瞑想にはエスニック系アンビエントか、ドローンが良い。

1.Kali Bahlu『Cosmic Remembrance』

merlinsnoserecords.bandcamp.com

マーティン・デニーのようなエキゾチカ。シタールやタブラでインドっぽい雰囲気のトラックになっていて、スポークンワードのように女性ボーカルが乗っている。

2.Ambienti Coassiali『Ambienti Coassiali - Vol. 1 Rooms 1​-​6』

ambienticoassiali.bandcamp.com

ロディアスで80年代の黎明期のようなシンセのアンビエント作品。お寺の境内のような雰囲気を感じる、瞑想に持って来いの作品。

3.箏座 『Koto・Za』

open.spotify.com

「街角でひろった午後」とか最高のメロディで、昔のRPGゲームのBGMのような雰囲気。とんねるずの「食わず嫌い王決定戦」で使用される「祝宴」も収録。「東方見聞録」とか若干打ち込み感があって、普通に東方プロジェクトみたいな雰囲気の音楽。

4.ZEN ENSEMBLE『ZEN ENSEMBLE _ GARDEN OF TIME (LP)』

crosspointproception.bandcamp.com

京都でレコーディングされた即興セッション。三味線やタブラ、トランペットに加えて電子楽器を用いたアンサンブルと言う感じで、前衛的で日本の伝統的な音楽って印象。

5.Maya Ongaku『Approach To Anima』

open.spotify.com

郷土博物館で流れていそうな古代的サウンド。「Approach」から既にトラッド・ジャズのような雰囲気。チルできる日本古来の音楽みたいな「Melting」。

6.長谷川時夫『Stone Music』

experimentalrooms.bandcamp.com

タージ・マハル旅行団の団員であった長谷川氏の作品。ルバーブと言う弦楽器と和太鼓に尺八、とサウンドは純和風で古来の祭で演奏される音楽のような荘厳な感じがするが、無国籍な雰囲気もある。

7.Roberto Musci『Goodbye Monsters』

open.spotify.com

どこか海外の寺院や宗教的古代遺産に合うような、「○○紀行」のような旅行番組のBGMとして流れてそうな雰囲気のアンビエント実験音楽。遺跡を見て回っているような感覚に浸れる。

8.Henry Flynt『You Are My Everlovin / Celestial Power』

open.spotify.com

フルクサス運動家ヘンリー・フリントの86年作ドローン・ミュージック。全2曲の各40分強の長尺。インドのゴアっぽいうねるようなドローンをバックに、増幅させたバイオリンの音色と相まってアジアのようなヨーロッパのような不思議な感じの「You Are My Everlovin」に、ドローンが抜けて一気にヨーロッパっぽくなった「Celestial Power」。古城や古い寺院で流れてたらそのまま動けなくなるくらい瞑想に良い。

9.Stars Of The Lid『Stars Of The Lid And Their Refinement Of The Decline』

open.spotify.com

サウンド自体はオーケストラのようなサウンドで、ドローンのような単調さを持っている。「A Meaningful Moment Through A Meaning(less) Process」はインスタレーション的なアンビエントのようで、Disc2からはお寺で鳴っているかのような落ち着いた雰囲気のアンビエント「Another Ballad For Heavy Lids」から開幕。

10.田中靖美『TURISTA』

yasumitanaka.bandcamp.com

P-MODEL時代、平沢の左腕的存在であった田中靖美エスニックなアンビエント作品。「Music from Goa」から小久保隆のようなフィールドレコーディングとシンセの交わるアンビエント。表題曲は昔のマンドレイク時代のようなプログレやクラシックのような雰囲気の作品でカッコ良い。

 

以上。