1.明日の叙景『アイランド』
ポストブラックメタルバンド。ジャケと内容にギャップがある。デスボイスのようなボーカルでほぼ聴き取れないがギターのコードが最高。「キメラ」のコード進行がエモい。インストの「子守唄は潮騒」もカッコイイ。
2.YONLAPA『Lingering Gloaming』
ジャケの雰囲気からもう淡い感じがエモいが、PVも淡い感じでエモい。最初は日本のバンドかと思ったがタイのバンド。ラウンジのようなギターに風に溶けるようなボーカル。サクサクしたドラム。インディーポップという感じ。「I’m Just Like That」のイントロでのギターリフが癖になるし、ネオ渋谷系っぽい雰囲気のメロディーとギターポップ。
3.Hakubi『Eye』
京都発スリーピースバンド。表題曲の「Eye」も良いが、「君が言うようにこの世界は」の最初のギターとボーカルのみのAメロから、オアシスのようなサビも最高。
4.THE NOVEMBERS『THE NOVEMBERS』
シンセサウンドがニューウェーブ感あってCoalter Of the DeeperやBoom Boom Satelliteを彷彿とさせる。シンセのエモい感じの「Cashmere」とか一昔前のノベルゲームの挿入歌のような感じ。
5.松木美定『THE MAGICAL TOUCH』
2000年代初期の渋谷系のような爽やかでフレッシュな青い雰囲気。キリンジやくるりのような感じも感じられる。銀河鉄道の夜のような煌びやかなサウンド。「人生の銀幕」とか名曲。ディスコチックな「光線」も最高。
6.СОЮЗ『II』
出だしからエモいギターサウンド。70年代のフォークソングやプログレっぽいエモさがある。ボーカル少な目でインストみたいな感じ。シンプルで少ないメロディがエモい。60~70年代の昔の映画のBGMのような、ドラマチックなノスタルジックな雰囲気がある。
7.Chilli Beans.『Welcome to My Castle』
女子力高いエモポップ。今時っぽい感じで所々小さい鐘の音のようなサウンドが鳴ってたり、煌びやかな感じのシンセがアクセントになっている。バンド自体はベース、ギター、ボーカルのスリーピースガールズバンド。
8.Meishi Smile『LUST』
もう10年近く前のエレクトロ・ポップ。アンビエントテイストで近未来インターネット的なテクノサウンド。
早すぎた遠泳トランスの名盤は永遠のその先にまで手を伸ばしている。今蘇るにふさわしい。
— 猫街まろん (@telepath_yukari) 2023年12月10日
・MEISHI SMILE『LUST [10th Anniversary Edition]』(2024)https://t.co/NY8RnxPQTB pic.twitter.com/F72orVLNEz
9.ワカバ『とうふ』
福祉の専門学校で知り合って、老人ホームで介護の仕事をしているメンバーもいる福祉系スリーピースバンド。青くて優しいサウンド。快晴の日の昼頃、道の駅で流れてそうな爽快さ、前向きさ。
10.猫木文庫『少女は鳥になって、僕は猫になる。』
プロフィール欄に"京都の5人組ロックバンド。アルバムを一冊の文庫本と見做し、それを映画化するように音楽を奏でる。"とあるが本当にそんな雰囲気の作品。なんだか高校の文化祭で演劇部と軽音楽部が合同で出した出し物のような青い感じがする。
以上。