1.畜生『Death In Life』
bloodthirsty butchersの前身バンド。北海道留萌産の85年作のパンク。ソノシートなので枚数は少ないが、インパクトは大きい。A面が激しいパンク調なのに対してB面はゴスっぽい感じもする。完全80年代のニューウェーブサウンド。
80年代中盤の北海道留萌はハードコアパンクが異常に流行ってて、文化センターやヘルスセンターでライブやると殆どのバンドがオリジナル曲やってたけど結局記憶にあるのは畜生だけで音源あるのも畜生ぐらい
— 掟ポルシェ (@okiteporsche) 2017年4月10日
畜生’Death in Life'https://t.co/3JAPGV2K1N
2.AGE of PUNK『absolute music』
GUNIW TOOLSのASAKIの別プロジェクト。KMFDMやリンキン・パークのようなサウンド。後半はバラードような落ち着いた作風が多い。
3.Jagatara『それから』
ブルースロックのような「TABOO SYNDROME」から人生の葛藤を物語ってくれる江戸アケミ。全体的にミドルテンポで明るい印象だが、翳りが垣間見える。
4.JON(犬)『Jon』
「お水あるよ」から可愛い。オルガンと簡単なパーカッションに子供の歌みたいなボーカルが可愛らしい。宅録感が凄い。
5.連続射殺魔『玉琴へのジョギング 1977~1987 連続射殺魔シングルコレクション』
「愛して欲しい」から最高だが、ギターでカバーされた「G線上のアリア」も最高。
6.OXZ『Along Ago: 1981-1989』
80年代の関西ポストパンクバンドのコンピ。ガールズパンクスで程よい湯加減。
7. AIR-CON BOOM BOOM ONESAN『Air-Con Boom Boom Onesan E.P』
G-Schmittのような「っぽ」にシーナ&ロケッツみたいな「うたう用」だったり、突然段ボールのような「4」だったり、80年代ニューウェーブ・シーンをオマージュしたようなサウンドで溢れている。No WaveバージョンとSynth Waveバージョンの2つで楽しめる。
8.VA(TRISTAN DISCO, DEA,SYMPATHY NERVOUS)『NO SHIBUYA:ELECTRO, DUB&BREAKS』
ノーウェーブコンピ『No New York』のオマージュだろうが、サウンドもそれっぽい雰囲気。TGやらDAFのようなインダストリアル感のあるサウンドもあるが、全体的にはテクノポップやポストパンクのような雰囲気。
9.DUMDUM TV『Mountaintop Shot The Cult AxSx』
Hair Stylisticsのような独特なコラージュ・ミュージック、と言うよりスポークンワード。当中原昌也のように安倍批判、自民党批判に満ちた音楽。ジャケがネタバレのようだが、延々と安倍元首相暗殺の報道音声や統一教会関係の報道等の音声を矢継ぎ早に鳴りやむことなく流している。
10.Xinlisupreme『I Am Not Shinzo Abe』
前項と続いてリベラルな作品。同一の思想。渋谷の街を歩いてる時(スクランブル交差点とかあの辺)の音の印象を模したような「Seaside Voice Guitar」はほぼノイズミュージック。急に怖いぐらい落ち着いたバラード風の「The First Train」はやっぱり歌詞が地味にヤバい。表題曲もヤバいハードコアになっている。全体的にディスコ・ノイズっぽい。
wow these turned out pretty pic.twitter.com/wznPA5QgHE
— Longinus Recordings (I AM NOT SHINZO ABE!) (@LonginusRecs) 2024年1月17日
以上。