1.IKKO『IKKO』
ヴァイオリニストの川井郁子の初期作品。作風は本当に初期のクラシックな雰囲気のハウス。かと思えば後半からはボーカル主体のジブリ風歌謡曲。90年代の作品だが80年代の昭和のような曲の感じ。
2.HOUSE FOUNDATION 『HOUSE FOUNDATIO』
90年代頃のシンプルなインストハウスって感じ。でも「The Look Of Love」やら「Free At Last」やらボーカルものもあり。新宿やら六本木のクラブで流れていたら1周回って上品。ラテンな「Rising」も最高。
「Free At Last」はシングル盤のVibe Mixが最高。和田アキ子のハウス、もう少しあっても良かったがこの楽曲のみ。ソウルフルだが癒しの大人びた感じの歌い方。
和田アキ子の歌声って絶対ハウス似合うよな〜〜〜〜って思ってたら、既にマジで存在しててたまげちゃった
— Fradol (@ktk_akiwo) 2023年10月30日
House Foundation feat. Akiko Wada - Free At Last (Mid Day Vibe Mix) https://t.co/eE93xNzW7a
3.Karafuto『karafuto presents individual orchestra』
田中フミヤの変名プロジェクト。全体的にシンプルな作風だが、ミニマルではない雰囲気で、ジャジーな印象。「プレリュード」はアンビエントだが「ラボ アローズ ナンバーワン」「アローズ ナンバーツー」はフィールドレコーディング。「リビング オブ キー」とか最高。なんか昔のPCやプレステのカジノゲームで流れてそうな雰囲気。
4.Madison Avenue『The Polyester Embassy』
「Don't Call Me Baby」の中毒性が高い。落ち着いたR&Bテイストの「It's Alright」もあるが、その後の「It's Very Alright」もセンチな仕上がり。含めてどれもベースのアクセントが効いている。
5.Sven Van Hees『Calypso』
インストのトリップ・ホップ作品。雰囲気はビートテープのような簡素で展開の少ないラウンジミュージックという感じ。昔のPCゲームのソリティアとかパズルゲームのBGMとかこんな感じの印象。
6.Young Disciples『Road To Freedom』
オシャレなニュージャック・スウィング。「Apparently Nothin' (Soul River)」とかカッコ良い。最高にチルできる極みのアシッド・ジャズ。
7.Various『Spiritual Life Music』
ラウンジ感のあるクラブミュージック。チル系だが横ノリできるグルーヴ。90年代末のような感じで、六本木のビル群に囲まれた暗所の地下のバーやらで聴きたい。Jephté Guillaume & The Tèt Kale Orkestra「Lakou-A (Vocal Mix)」みたいな曲とかオシャレで昼も夜も聴きたい。
8.Didier Orieux『Classical Emotions』
アヴェ・マリアやら、クラシックにビートが付加されてラウンジ・ミュージックになっている作品。90年代後半頃のニューエイジ作品的な雰囲気。
9.Mother Earth『The People Tree』
ドラムのサクサク感が良い。アシッド・ジャズだとミドルテンポでトリップ・ホップのような雰囲気のものが多いが、ファンクのような「Mister Freedom」など、アップテンポなものもある。
10.The Rapture『Echoes』
1曲目「Olio」なんてほぼユーロっぽいテクノ。と思いきや2曲目「Heaven」は結構ポストパンク。「House Of Jealous Lover」や「Echoes」とかテンション上がるグルーヴ感。
以上。