1.Bill Nelson's Red Noise『Sound On Sound』
開幕「Don't Touch Me, (I'm Electric)」からビリビリ鳴るシンセの音がビートロックっぽくて痺れる。やっぱりソロとバンドだと印象も違う。
2.Bara Foetida『Cyber』
ジャケがネット上で有名な怖い画像。ネットに転がってるディープウェブから発掘された動画のBGMに使われてそうな不気味な不協和音やらサンプリングやらが鳴るインダストリアル・実験音楽。ダーク・アンビエントのジャンルタグが着いているが、そんな感じでは無い。DTM的なサウンドで、悪い夢にうなされてる時に頭で流れてる音楽というか、バッドトリップした時に流れてる音楽みたいである種気分が糞の時聴くと最高。
3.The Music『The Music』
ドゥームメタルのような重暗いギターサウンドで開幕する「The Dance」。「Take The Long Road And Walk It」もまたリズムが最高。ボーカルもガンズのようなハイトーン。「Float」のイントロギターリフのカッコ良さ。「The People」の癖になるサビも最高。
4.Crizin da Z.O.『Acelero』
リオデジャネイロのグループ、IDMな感じだがレイヴ的な盛り上がりがあってノレる。独特なリズムがあってヒップホップ的な感じでもあり、トライバルな感じもある。結構ジャケも相まって実験的な感じかもしれない。
5.#STDRUMS『Just a Phenomenon』
平沢進のライブサポートも務めたユージ・レルレ・カワグチのソロプロジェクト。アーティスト名だけあってドラムやパーカッションが映える作品。プログレのような複雑さで吉田達也のRuinsのような雰囲気もある。世界各地で路上ライブを行っているようで、楽曲もワールドワイドな雰囲気がする。
6.Various Artists『電子暴力大集会』
ジャケに反して暴力的なハードコア、ブレイクビーツの電子音楽作品。と思ったらジャケで思いっきりバールで人を殴っている。
7.AC x DC (Antichrist Demoncore)『G.O.A.T.』
ハードロックじゃないメタルの方のバンド。開幕からデスボイスとドラムロール。例によって1曲1曲が短いのであっという間。
8.天国注射『春彦』
ZAZEN BOYSのような感じで、声も向井秀徳っぽい。ZAZEN BOYSが法被を着たレッド・ツェッペリンなら、天国注射は、身ぐるみはがされたじゃがたら。って感じ。
9.WOLFGANG『ELIMINATE HATE』
ガレージロック。オリジナルは1970年作品。もう80年代前後のパンクっぽい雰囲気がしている。荒々しいギターの鳴りと、風呂場で歌っているようなボーカルの音響効果が良い。
10.aldo van eyck『nada』
福岡アンダーグラウンドシーンのバンド。バンド名の由来はオランダの建築家の名前から。パンクでもあり、ジャズでもあり実験的でシックな雰囲気がオシャレ。初期のボアダムスを垢抜けさせたらこんな感じになるのかってサウンド。退屈な休日の午後に聴きたい。
以上。