集中したいときに音楽を聴くのは、そうしないと頭の中でいろんな音楽が流れ続けていて気が散り続けるからかもしれない。音楽を聴くと頭の中の音楽が止まる
— pha (@pha) 2023年10月17日
1.Metabolist『Hansten Klork』
ロックともパンクとも、インダストリアルとも言い難い雰囲気のサウンド。肩の力を抜いたThis Heatのような感じ。昼下がり家でのんびり休憩しつつ淡々と何かに勤しむ時に良さそう。
2.Leslie Winer『Witch』
ダウンテンポのビートにスポークンワードが組み合わさったモンド的ながらも洗練されている感じのする作品。
3.Godspeed You Black Emperor!『Lift Your Skinny Fists Like Antennas To Heaven』
1曲がかなり長い、フィッシュマンズの『LONG SEASON』みたいな作品。ポストロックと言うよりプログレ的な感じになっているが、サウンド自体は割と明るめ。癒しのディストーションが晴れてフェイドアウトしていくエンディングは感動。
4.To Rococo Rot『The Amateur View』
ラウンジ的雰囲気のテクノ。90年代らしいダウンテンポ作品だが、全く人の声のしないインストモノで、聴き始めるとそのままずっと聴いてしまうタイプの作品。「Die Dinge Des Lebens」なんかはイントロのメロディリフだけで満足してしまう出来栄え。
5.John Mellencamp『Dance Naked』
打ち込みのようなドラムがかえって良い抜け感を出しているフォークロック。サウンドやリズムはカントリー的な田園風景を彷彿とさせるが、都内国道沿いにある雑居ビルテナントの小さめなホームセンターのようなところで流れてそうな趣も感じる。
6.David Bowie『Low』
前半の歌モノはどこかカントリーな感じもするロックで、後半のインストモノはアンビエントテイストな作品。この感じがブライアン・イーノっぽいと思ったら普通にイーノが携わっていることに気付く。
7.Genesis『Foxtrot』
昼聴きたいプログレ。プログレはシリアスな気分になれるから最高。複雑すぎないメロディでギターの音色もすべて程よい雰囲気で良い。
8.Beautiful Assassins『Preamp』
何故か日本語の女性ボイスが時折入ってくる。なんとなくNINとかMeat Beat Manifestっぽい。最初はアンビエントとかダウンテンポかと思ったがEBMとかインダストリアル要素もあってレイヴっぽい。でもヒーリング的な雰囲気が依然としてあって人の声もしつこく感じないので聴けてしまう。
9.Talking Heads『Fear Of Music』
ポップさはありつつもシリアスなのがトーキング・ヘッズ。「Life During Wartime」とか若干ディスコっぽい。「Memories Can't Wait」とかカッコ良いダークさ。
10.Date Of Birth, Deb『FA LA LE RA』
「Don't Drag Me Down」から90年代っぽいオルタナ感のある一昔前の美容院で流れてそうな感じの曲。以降はドラムンベースだったり、クラブっぽくならない程度にオシャレなラウンジ感、トリップホップ的な曲が続く。駅ビルの商業施設のテラスの解放されたカフェとかで聴きたい雰囲気。
以上。