1.J. Wiegold『At Breydon Water』
目覚めの朝のような「Wherryman's Way, Theme for Voice and Strings」のアコギの音色が心地良い。波の音やアンビエント的な高音が鳴るヒーリング音楽「Greenshank」。インストと歌モノ、声もウィスパーボイスな感じで、熱で家で一日中寝てる時に一日かけて聴きたい感じのサウンド。
2.Joanna Newsom『Ys』
童話の絵本を開いて読み聞かせてるかのような、淡々とファンタジックなフォークソング。展開があって激しくなる部分があったり、オーケストリングでミュージカルのように序破急が見られる「Monkey & Bear」も面白い。
3.Julia Mestre『Arrepiada』
やっぱMPB、ラテンの曲でも特にブラジル系は音に熱気があって湿度もある。ブラジリアンギターにサンバのパーカッション、程よいテンションで最高の昼過ぎを謳歌できる。
4.Tosca『JAC』
ダウンテンポでFuture Jazz感もある作品。男の隠れ家的なバーで流れていて欲しい。が、音的には昼下がりに日の入らない地下にある、昼は喫茶店を経営しているバーみたいなところで流れているのが理想。
5.Kit Watkins『Field of View』
ちゃんとパーカッションもあって生演奏っぽいアンビエント。最高のチルアウト。サウナ後の外気浴で聴きたい爽快な楽曲ばかり。
6.Culture Club『Colour By Numbers』
ニューロマンティックは最高。地方のリゾート地、お土産屋とかフードコートで流れてたらアガる作品。「カマカマカマカマ…」のフレーズが癖になる「カーマは気まぐれ」から開幕。
7.久石譲『地上の楽園』
坂本龍一のロックが『未来派野郎』なら久石譲のロックは『地上の楽園』。とはいえQueenのようなクラシック・ロックで癒される「The Dawn」から久石ボーカル。娘の麻衣が歌う「さくらが咲いたよ」「季節風」。ミュージカルさながらの「Lost Paradise」。
8.松岡直也『Watermelon Dandies』
ラテンな歌モノ「ワクワク・ソンゴ!」で開幕。快晴の日に百貨店やモールにショッピンに行って聴きたいリゾートチックなシティポップ。全体的にラテン的で、同じ歌モノの「ペリエにレモン」もサンバのような雰囲気。
9.Honey Dijon『Black Girl Magic』
クールでスタイリッシュなディープ・ハウス。四つ打ちのキックとハットの音が心地良い。シックで落ち着いた空間に合う。絶対ZIMAやスミノフが置いてあるシックでシンプルなバーやクラブの印象。「Love Is A State Of Mind」とか最高に盛り上がるレイヴ風トラック。
10.múm『Summer Make Good』
Charaみたいなボーカルでありながらゴスでダークファンタジー的なサウンドの「Weeping Rock, Rock」。森の中でうっすらと日差しを感じながら聴きたい。自然科学博物館みたいなところで流れてそうなアンビエント「Stir」も良い。
以上。