Patchwork Dream

随時、記事の加筆・修正または再掲載します。

エモい気分にさせるポップス10選⑯

1.滝沢朋恵 『a b c b』

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バーブ掛かったアコギにボーカルというシンプルなフォーク。テニスコーツのようなサウンドだが、小さな演劇団のお芝居のようなストーリーめいた雰囲気があって良い。

2.白熱灯『tidalorbs』

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謎多きアーティスト。「ブラインドツアー」からスキーに出かけたくなるような雰囲気。一人キリンジみたいな雰囲気で、孤独感は感じるが癒しも同居している。幻想的な感じさえある。シティポップや歌謡曲めいた感じもエモい。

3.河名伸江『のぶえの海』

河名伸江 – のぶえの海

自主製作版のような雰囲気で、いかにも宅録の音源でアコースティックギターが映える。本当にギターとボーカルのみなのに、多重録音なのかコーラスになっていたり、合間合間に男性ナレーションが入っていたりする。全体を通してレコードノイズなのか何なのか、波の音のようなノイズが入っているのがまた味があって良い。70年代の青春って感じがする。青い。

4.酩酊麻痺『いらっしゃいませ』

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女性の2ピースロックバンド。歌詞が意味深げで詩を語るような歌い方。繰り返すダークなリズムにバックで鳴るディストーション灰野敬二とか不失者を彷彿させる楽曲群。歌詞もそんな感じでダーク。

5.Velludo『Self Love Portrait』

Velludo – Self Love Portrait

Venus Peter沖野俊太郎Flipper's Guitarの小山田圭吾がデビュー前に組んでいたバンド。88年作。サウンドがもう渋谷系ネオアコだし、歌声も演奏も青くて青春って感じがする。最高。

6.Date Of Birth『Bless You All The Time』

Date Of Birth – Bless You All The Time

サウンドというかメロディーがエモい。まだ80年代が漂う初期90sの雰囲気のボーカル。ただサウンドギターポップで新しい感じはする。

7.渚にて『夢のサウンズ = Dream Sounds』

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柴山伸二、竹田雅子の夫妻を中心としたバンド。2004年の作品だが90年代初期のような感じがする。桑田佳祐みたいに夫婦で海を歌うスタイルの作品だが、サイケロック感が強くてピンクフロイドの『Meddle』を彷彿とさせる。ラストの「The True Sun」は20分もある。

8.By The End Of Summer『Laughing』

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大学在学中に作成された自主制作盤。エモはエモい。エフェクト無しの声が若いというか、青い。ギターとドラム、ボーカルで十分再考が出来ている。

9.離婚伝説『離婚伝説』

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出オチのようなアーティスト名ながらサウンドは優しいポップス。山下達郎みのある「愛が一層メロウ」のディスコティックさ、ラブソング多めな印象で「萌」のバラードもどこか90年前後の懐メロのようなエモさ。

10.FINAL SPANK HAPPY『mint exorcist』

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第一期SPANK HAPPYから30年くらい経っている。DOMMUNEで特集があったが、たしかにピチカート・ファイヴっぽく、相対性理論っぽくもある。間に談笑をSEっぽく入れているのも良い。「NICE CUT」のキャッチーさに「Devils Haircut」の坂本龍一『schola』のような複雑なピアノイントロ、メロディリフ。「夏の天才」は名曲。

 

以上。