1.Ana Frango Elétrico『Me Chama De Gato Que Eu Sou Sua』
ブラジルのディスコチックなMPB。「Electric Fish」からオシャレで愉快な雰囲気で、ブラジルにピチカートファイブがいたらこんな音かもしれない。
2.Colloboh『Saana Sahel』
ジャズテイストな「Mystic You」とか最高に優雅なひと時。カフェやオーガニック系レストランで流れてたら落ち着く。フォーレのパヴァーヌ(Pavane)作品50やアラベスク 第1番といったクラシックのカバーも冨田勲のようで良い。しっかりとまとまっているのにジャンルは分け隔て無い。「Full Embrace」とか昼寝に最高。
3.Shabason, Krgovich & Harris『Philadelphia』
眠くなってきた午後に昼寝する直前ぐらいに聴く作品。ジョージ・ベンソンのようなギターにピアノと自然音が入っていて子守歌のようなボーカルの「Friday Afternoon」も最高。
4.Slightly Stoopid『Everything You Need』
「Everything You Need」からサーフっぽいギターとビート、ラジオノイズ、といった波打ち際の海の家でのんびりしてるような雰囲気。と思ったら「Questionable」ではいきなりハイテンポでおおなみサーフィンしてるような感じに。「Killing Me Deep Inside」では謎の「島唄」サンプリング。
5.a.s.o.『a.s.o.』
最初はクールなトリップ・ホップを彷彿させるサウンドで薄暗いコンクリート張りの部屋で聴きたい雰囲気を醸し出しているが、後半はアンビエント、アコースティックな感じで眠くなって来る。
6.Henry Parker『Silent Spring』
全体的にアコースティックで森の中にある別荘のような邸宅で朝方から昼にかけて流したい感じ。アコギとフルートの音色が心地良い最高のアコースティック・ミュージック。
7.Summer Eye『大吉』
程よく力を抜いたボーカルにミドルテンポの四つ打ちが心地良い。南国でバカンスを楽しんでいるような表題曲「大吉」も良い。
8.Blue Similey『return』
夏のマイブラのようなシューゲイザー感がある。ギターの音がどこかノスタルジックな、カセットテープサウンドのようにも感じる。
9.甲田益也子『Jupiter』
最高で極上なラウンジ感。ボーカル物が少なく、音響系のサウンド。「A Story Teller Is The Sun」とか良い。優雅な昼過ぎを過ごしたい時には持って来いの作品。コーヒーや紅茶の湯気のように風に吹かれて消えそうな儚いひと時を過ごせる。
10.Mali Velasquez『I'm Green』
アコースティックギターと自然音が入ったフォーク/カントリー的なサウンド。ジャケットも音楽もボーカルも、聴いたら分かる説得力がある。昼過ぎと言うより、夕方に聴きたい感じもある。ただまだ空が明るい時間に聴きたい。トータル30分強の作品だが映画を見終わったような余韻がある。
以上。