1.Dan Hartman『Relight My Fire』
聴き始めから賑やかで良い。賑やかと言ってもうるささはなく、ディスコに行った時のような高揚感が味わえる。上品な感じがするし「Vertigo / Relight My Fire」なんかは誰もが一度は聴いたことのあるようなフレーズが来て最高の盛り上がりを見せる。
2.Hodges, James, Smith (& Crawford)『Early Years And Unheard Pearls』
「Wishful Thinking」から温かく出迎えてくれる。全体的にのんびりしていて、音質もそんなに良くない。だがそれがかえって味を出している。快晴の日ではない、灰色の空の下、昼過ぎないし朝から聴いたってしっくりくる。体調が優れないときにじっくりと聴きたい感じ。
3.Average White Band『Cut The Cake』
DA「Deep Impact」の元々ネタであり、Eric B. & Rakim「Microphone Fiend」の元ネタの「School Boy Crush」収録。メリークリスマスみたいな鈴の音とミドルテンポが良い。リズミックな「Groovin' The Night Away」に、求めていたソウル「Why」。
4.The Brecker Brothers『The Brecker Bros.』
「Some Skunk Funk」から複雑でファンキーなグルーヴ。全体的に夜聴きたい雰囲気。
5.Loose Ends『A Little Spice』
普通にダウンテンポやトリップホップ的なラウンジ感を持ったソウル。シンプルながら、シンセのコードとジャジーなサックスの音が心地良い。トリを飾る表題曲「A Little Spice」は名曲で永遠に聴いていられる。
6.Thelma Houston & Jerry Butler『Thelma & Jerry』
チルとアゲの丁度良い塩梅のソウル・ファンク。デュエットみたいな感じ。パーティって程しつこくないし、個人経営のこじんまりとした洒落た雑貨屋、レコード屋とかで流れていて欲しい。
7.Betty Davis『They Say I'm Different』
ドラムとベースのファンキーなリズムがJBのようで心地よい。繰り返しのメロディとシャウト、コーラス、すべてが中毒性が高い「Get In There」。
8.SILVA DOUBLE SUGARSOUL『UPLOAD』
SILVA、DOUBLE、SUGARSOUL3名のディーバによる活動20周年記念ユニット。表題曲は朝生のOPテーマをサンプリングしたゴリゴリのディスコチューン。「Good Day」はバラード風R&B、「Emergency」はラテン風R&B。
9.Betty Wright『I Love The Way You Love』
太陽の下で聴きたいソウル。「Clean Up Woman」のリフは明るくなるし、ジャクソン5っぽい。全体的にやっぱり明るい気分になるが、日が沈んでからはあまり刺さらない。
10.Tom Browne『Funkin' For Jamaica』
最初にしてクライマックスな「Funkin' For Jamaica」は以日の終わりとして締めに聴きたい。「Thighs High」からは完全に夜の曲。ファンクにエレクトロ。ビッグバンドまで多岐に渡る。インスト、ボーカル含めて最高のコンピレーション作品。
以上。