1.The Orielles『Tableau』
天気が晴れでも曇りでも栄える作品。最初の「Chromo」からアンビエント色の強いトリップホップ的作品かと思うがインディーロックらしいオシャレで落ち着いた作風。「The Room」最高。
2.Primal Scream『Screamadelica』
「Movin' on Up」で爽やかなロックかと思ったら急にクラブチックになる。まだケミカル・ブラザーズやファットボーイ・スリムが台頭する前にロックとクラブのミクスチャーが誕生していた。太陽の光は感じるのにクラブで踊るようなリズムでヒッピー的なサイケを感じる。
3.Robbie Nevil『Robbie Nevil』
ケニー・ロギンスのような80年代らしいエネルギッシュさのある作品。家族で国道沿いの複合施設・アウトレットに行ったら昼過ぎから曇り空で買える頃には晴れてるだろうという時の日曜に良い。「C'est La Vie」とか良い。
4.Peel Dream Magazine『Pad』
ずっと浮遊感のあるドリームポップ、ベッドルーム・ポップで、朝起きてからベッドから起きずに(ベッド中心に)1日を過ごすような感覚に陥る作品。これを聴くだけでも窓からの日差しを浴びながらのおうち時間を満喫できるだろう。
5.Cheo『Música para verse bien』
情報が少なすぎて残念だが、ラテンらしい陽気でおしゃれな作風でチルできる。エレクトロファンクであってMPBな作風で、ラジオからふとこの作品が流れてきたら思わず聴き入ってその世界に入り込んでしまう。
6.Jon Collin & Demdike Stare『Fragments Of Nothing』
アコースティックなギターの音とノイズが混じったダブ・サウンド。夏の暑い日に日陰でに身を潜めながら聴きたい。
7.a.s.o.『a.s.o.』
20'のトリップホップ。トリップホップ特有のシリアスさや不穏さが良いスパイスとして効いている。雨の日のアウトレットの買い物で、屋根の付いたフードコートで止まぬ雨を眺めながら聴くと良い。リラックス効果が高い。
8.Algernon Cornelius『Segundo』
ビートに問わず無我夢中でランドリーのように疾走していくラップが最高な「Where We Are」から始まり、からくり箱を開けたような様々なトラック、ビートが放たれる。表題曲の「Segundo」も1曲の中での展開が目まぐるしく、全体的に気が付いたら時間が経ってしまっている系の作品。
9.Nourished by Time『Erotic Probiotic 2』
2000年前後のR&B、ヒップホップらしいY2K美学を感じる。OutKastやm-flo好きからすると、洗練されたトラックの上をラップが走り抜ける系の曲は最高。国道沿いのモール及び複合施設でこれが流れていたら様になるし、ノスタルジックを感じざるを得ない。
10.Madison Cunningham『Revealer』
日曜に地方山中にある牧場のコテージで1日過ごすような、解放感と明るい日の日差し、自由に活動しようとする意識を刺激されるようなインディーロック。ゆったりしたパーカッションにベース帯が良い。
以上。