Patchwork Dream

随時、記事の加筆・修正または再掲載します。

夜にかけてチルするための作品10選④

1.The Found Sound Orchestra『Scruffy Soul EP004』

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日中散々歩き回った後にホテルのスウィートルームのベッドで大の字になるような贅沢さがある「As We Travel」から始まる。ゴージャスなと楽ながらディープでアングラさも感じさせる作風。

2.Natsu Summer『HAYAMA NIGHT』

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シティポップ・レゲエシンガーという面白い肩書。夏の始まりを感じさせる、夏風の涼しい夜を感じさせるシティポップ。

3.PinkPantheress『To Hell With It』

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1曲1曲が無料版の触りしか聞けない仕様のように短い。Y2Kを彷彿とさせる2ステップやエモいベッドルームポップの雰囲気。TikTok的な作品。

4.Yo La Tengo『I Can Hear The Heart Beating As One』

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夏の終わりかけに聴きたい作品。どこか自然が見えるような場所、できれば森や山があるところで聴きたい。野外フェスの帰りに国道沿いや人のいない田舎の電車に揺られて聴きたい。ちょっとしたお出かけでも外の風景が美しくなりそうな音楽。インストの「Green Arrow」は田舎町の田んぼのような風と虫の鳴き声を感じる作品。

5.Maria Chiara Argirò『Forest City』

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オルタナとジャズが融合したようなラウンジミュージック。UKっぽい雰囲気。電子音楽と相まって不思議な感じになってるのRadioheadっぽい。

6.Moodymann『Silentintroduction』

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ディープハウスのような、路地裏の隠れ家的クラブで流れてそうな音。祭りやイベント後の余韻のような作品で、しっとりしているが盛り上がる雰囲気のファンキーチューンを基調にしている。完全チルアウトと言うより、クラブで目当てのDJのプレイが終わってソファに腰を下ろして1杯飲んでるような時に聴きたいサウンド

7.V.A.『Rewind, Vol.3』

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クラブチックにアレンジされた楽曲のコンピレーション作品。ビートが加わったことでアシッド・ジャズと化した「Space Is the Place」最高。

8.オフコース『Back Streets of Tokyo』

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アメリカ進出を旨に全編英詩で歌われた作品。結局L.A.のラジオで少し紹介されて、契約までは叶わなかったが、聴いた感じ国内外を見ても小田和正のようなハイトーンで儚く哀愁のあるボーカリストってなかなかいない気がする。ボーカルだけ聴くとカーペンターズジュディ・シルのようなフォーク/カントリー的な印象だが、ニューウェーブやシティポップ的曲調でも合うし、英語詩でも合う。

9.Herbert『Bodily Functions』

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ディープハウスのようではあるが、女性ボーカルが古いジャズシンガーのような儚さがあって、音も抽象化したジャズのようなサウンド。マイクロハウスやIDM系の感じもあるが、ラウンジ的なオシャレさもある。「You're Unknown To Me」からドラマチック。

10.Cowboy Junkies『The Trinity Session』

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音数少ないアコースティック作品。リバーブが凄いギターが程よい。声による音楽的割合が大きい。「Mining For Gold」はほぼアカペラ。フォークロック的な穏やかなサウンドだが、ボーカル・ジャズやブルースのような雰囲気を感じる。仕事から帰ってきてからの癒しの作品。

 

以上。