近所にすごい人住んでるっぽい。 pic.twitter.com/JGWwqGtN3k
— 桜島ニニコ (@sakurajimanini) 2018年2月16日
今日の怪文書1242 pic.twitter.com/8wUUy8xF8F
— goking/山田剛毅 (@goking5) 2023年7月21日
ナイトルーティンとして、毎日欠かさず枕元に「飽きた」と書いた紙を置いて寝ており、鏡に向かって1時間近く「お前は誰だ」と連呼し、街中で盛り塩を見かけては蹴散らしているが、未だ変わらずコピペのような日々を送っている。太陽が消滅し、パナソニックが開発した人工太陽によって夜と言う概念が消え、民営化されたNHKの放送権をRepezen Foxxが買い取ることで高齢層もDJふぉいの切り抜きを見る世の中、夜が恋しい輩は福岡でフルスモークの白のデカいワンボックスカーに乗って永遠に夜を掛けていた。そんなこんなで今日もChatGTPを演じる仕事が終わり、膨大な入力情報のアウトプットといった風呂敷残業をしている。何の変哲もない日常。そんな日常に刺激を求めて、今日も怪文書を漁っている。深夜テンションという特殊な興奮状態で書かれた書き殴り文章にはユーモアが宿る。まだ本当の夜を知らない。
部屋にヴォイニッチ手稿貼ってみた。
— くそげろっぴ (@Huxleydoors) 2023年7月23日
世紀の奇書を眺めながら朝を迎えられそう。 pic.twitter.com/26bjQg4tma
BBQで大学一優秀で温厚なインドの留学生が、数時間解読しても意味がわからず「ニホンゴキライ」って泣きながら瓶を叩きつけた。脳を破壊するレベルの詩なんだと実感した。 pic.twitter.com/Xsymrsw5Kc
— KATAOKA (@KATAOKA12201905) 2023年7月22日
―――"怪文書"イベント
2023年3月には渋谷にて怪文書をテーマに体験型アトラクションが開催された。原案はSCPなどにも携わるホラー作家の梨によるもの。
梨は前回怪文書10選①でも「みさき る」や夜寝る前に布団にくるまれて読む怖い話は最高①でも「瘤談」を出していた強者である。
主宰している企業は株式会社 闇で、主にお化け屋敷他施設を使った体験型ホラーアトラクションを制作している。
1.嶋田智幸(本名虫生様(ほんみょうただおさま)、龍王様、ワニ王様、ヘラクレス、オレ様)
B'zの「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」以上に長いタイトルであり、ピカソの本名よりも長いタイトルだが、内容はどうやら奇怪なイラストを直撮りした写真の画像集のようなものらしい。以前は大量に掲載されていたが、現在は掲載数が少ないのも何かしらの検閲が入ったのかどうかは不明。
2.オオノコウヘイ
検索してはいけない言葉の一つ。サイトを開くと私怨のような文章が書かれており、ドラッグ&スクロールしていくと白文字で無関係な固有名詞(テニス、〇〇小学校など)が書かれており、謎のSEO対策がされている。上記以外にも複数の類似怪文書を載せたページがあるようだが、調べると必ず最後に特定の住所が記載されている。恐らく子十社は全く無関係だろうが…。
3.てんしひめのあいのきりく
star77tensinouta.blog.shinobi.jp
短いスパンで更新されていた謎のブログ。ぎりぎり解読できるような日本語(すべてひらがなで読みづらい)で恨み節のような愚痴を垂れている。
検索するとてんしひめのあいのきりくというブログがヒットする。
ブログのテキストが意味不明な怪文書で、不気味な画像が合計3枚貼られているという謎のブログ。2007年11月16日で更新が止まっている。
4.クソデカ羅生門
芥川龍之介の有名な文学作品『羅生門』の誇張し過ぎたバージョン。現実ではありえない誇張表現はそれだけで面白いのはザコシショウで皆周知の事実だろう。誇張するほどでもない部分まで誇張フィルターを通してるのでかえってダサい表現になってしまってるのが趣。
5.君たちは全裸でどう生きるか
『君たちはどう生きるか』の書籍版と映画版をベースにここ最近の事件・騒動をパロディとして脈絡のない文章が書き連ねられている。品性を疑う。そして、皮肉の効いた文章が中原昌也のようで面白い。この方の他のnoteも面白い。
実在する固有名詞、地域を用いて悪夢の虚構を描いた作品。後半で召喚した血の女神の後処理は立っておらずそのまま放置。限界集落の割にネットの繋がりがあることや、政治家がイーロン・マスクと繋がっていたり、偏りが凄い。
7.江戸っ子大虐殺
マナー界隈で美談として語られる嘘歴史の江戸しぐさだが、なぜそれが文献として残っていない、語り継がれていないのかという理由付けに、江戸っ子大虐殺(または江戸っ子狩り)があったからだということが述べられている。ある種の陰謀論である。
このWikiではその件について懐疑的にツッコミを入れていくような構成になっている。
8.もしも矢沢永吉が桃太郎を朗読したら
今から10年前にリリースされた怪文書である。今でこそTwitterでこういう類の怪文書を投稿しているのを見かけるが、この怪文書は本人にまで届いて賞賛され、書籍化までしているというのが面白い。怪文書オンリーの書籍とかあったら集めたい。
9.あなたがこの詩を読もうとした瞬間
かなり昔から検索してはいけない言葉として知られる詩である。ありそうでなかった詩のような感じがするが、それ以前に改めてサイトを見ると青木龍一郎ってHASAMI groupの人じゃないかってことに気付いたのが衝撃。
☟HASAMI groupは最近YouTubeチャンネルを立ち上げたようだ。青木氏は普通にサラリーマンをやりながら音楽作品をリリースしているというのが、その背景も相まって趣がある。
10.円周率が一桁しか知られていない世界で俺だけ100桁言える件について~正確な計算で無双します~
https://ncode.syosetu.com/n9105gr/
一話で完結してしまっている。と言うより未完なのかもしれないし、円周率だけに終わりがないのかもしれない。「ゆとり世代は円周率3」というデマが流れたり、円周率の計算に3.14を使っていたら突如現れたπで今までの計算が何だったかのように楽になる円周や球体の面積の求め方など、まず日常的に円周率自体使うことがないことを含めても印象強い。巷では円周率コンテストとして何桁まで言えるかを競ったり、円周率1000000桁が掲載されている書籍など、算数・数学の中でも一般人が割と知っている流行語的存在「π」。
なろうで1番おもしろい pic.twitter.com/Rs9axK6HxH
— らうれる (@tui2_roreru) 2023年10月1日
これほんま草 pic.twitter.com/JeFTG868XF
— たべっこどうぶつ (@k_KINOPIOdaisuk) 2022年7月11日
〈補足〉
怪文書ではないが、怪漫画とも言うべきものを見つけたので載せておく。前回に引き続き酉ガラ氏である。
オモコロで漫画を描きました。
— 酉ガラ (@torigara4) 2023年8月7日
【漫画】国から「あなたのチンコを車で引っぱって日本のあらゆる所に巻き付ける仕事を設立し、あなたのチンコが日本の風景になるようにします。」と言われた人が生きている世界の10年後
続きはこちら→https://t.co/ujlgWAoV0V
以上。