1.BOAT『RORO』
インディーズっぽいサウンドながらシンプルでおしゃれなギターインスト。ボーカルモノもオシャレで北千住や高円寺のオーガニック系のシンプルなカフェレストランで流れていそうな雰囲気。
2.Queens Of The Stone Age『In Times New Roman...』
冒頭から最高の始まり。若干ストーナーっぽい特有なギターの鳴り、スピード感とボーカル。スタートを切るには最高のエンジン。
3.mophing people『MPPP』
渋谷系張りの爽快感のあるギターロック。シンプルながら映える英詩の女性ボーカル(少年ナイフのLitsuko)も良い。若干安っぽいチープな感じがする。ギターのディストーションがカッコ良い「I Don't Care」、「Fades Away」は隠れた名曲過ぎるエモさ。ジャケが意味不明。
4.Helsinki Lambda Club『Eleven plus two / Twelve plus one』
2000年代頃のロックバンドのような懐かしさを感じる。キャッチーなのに時折不規則なリズムや意味不明の歌詞、ビートルズ的な不気味さを孕んでいる。
5.Pale Waves『Unwanted』
インディーロックにありがちな日差しを感じるギターのディストーションと女性ボーカルのハーモニー。適度に日陰で休みながらカラッとした空気の中漂うサウンド。
6.Jayda G『Guy』
「Blue lights」から朝シャワーやサウナ後の外気浴並みに爽快感があってチルできる。窓から海やデカいプールが見える白い建物の中で爽快な朝を過ごすときに聴きたい最高の四つ打ち作品。
7.November『6:e November』
プログレだがクラシカルではなくハードロック色が強い。ギターのリフがカッコ良い「Rödluvan」。間奏が少なく、ボーカルパートが多い。
8.P.I.L.『ALBUM』
メタいタイトルのアルバム。ビル・ラズウェルにスティーヴ・ヴァイ、ジンジャー・ベイカー、トニー・ウィリアムズ、坂本龍一といった豪華すぎるメンツをプロデューサーとして迎え入れている。プロデューサー陣がこぞって演奏している「Rise」はやはり名曲の域。坂本龍一の『NEO GEO』っぽい「Ease」は長いイントロが沖縄っぽくて清涼感がある。とても聴きやすい耳障りの良い作品。
9.George Clanton『Ooh Rap I Ya』
まるで90年代のレイヴシーンのような、トリップホップやオルタナ、ラウンジのすべてを網羅したような最高のビート。BjorkとOasisを感じさせる。なぜかDiscogsでVaporwaveタグが付いている。
10.Blue Lake『Sun Arcs』
アコースティックギターの音色が心地良い、朝カーテンを開けて差し込む日差しのような優しい音色。暖かく透き通った音。朝の静寂に付けるBGM。
以上。