1.Joe Gibbs & The professionals『Majestic Dub』
前面に渡ってダブ。シンセベースやパーカッション、ディレイとリバーブの調合が丁度良い。ボーカルは全曲に渡って少な目。
2.Joe『α-Bet-City』
テクノの久石譲を堪能出来る作品。80年代久石譲によるフェアライトCMIサウンドが炸裂、自由に遊んでいるように感じられ聴いていても面白い。展覧会のような「DA・MA・SHI・絵」も最高。
3.cosmic violence『copernico』
昔のフリーのゲームミュージックのBGM的なサウンド。メロディが支離滅裂な感じで、DTM初心者みたいな雰囲気。1曲が1分前後、トータル10分にも満たないアルバム。どうやらAI作曲による作品らしい…。
めっちゃいいけど誰なんだろう https://t.co/aWhSplk64g
— tofubeats (@tofubeats) 2023年6月20日
4.Feryquitous『Diverse Focus Feryquitous』
ドラムンベース(というよりはベースがないのでジャングル)を軸にしたIDM的なエレクトロニカ系。ピアノの音色やオーケストラ風弦楽器の音が聴こえてくるが、EDM的ではある。昔のレースゲームのサントラのようだ。後半では歌モノが多く出てくるが、ゲーム音楽のような幻想的な雰囲気が良い。ボーカルもファンタジーの存在のような雰囲気。
1stはほぼサン・ラのキーボードソロのようなノイジーさがある。セカンドはメロディアスで『Autobahn』のような雰囲気になっているが、テクノポップと言うよりはクラウトロックの要素が強く、電子的な部分が前面に押し出されていない。
6.TESTSET『1STSET』
砂原良徳とLEO今井が在籍してるためかサウンドはMETAFIVEっぽいが、楽曲的にはThe PoliceやTalking Headのような電子的なニューウェーブサウンド。
7.Like A Tim『I Like It When You Don't Like It』
80年代のチープなテクノっぽいが98年作品。ブリープテクノっぽいサウンドと安っぽいドラムマシンの音。ミニマルで、子供がシンセやドラムマシンで遊んで作った作品のような自由さがある。教育番組で流れていてもおかしくない。
8.リアル・フィッシュ『テナン』
80年代らしいシンセサウンドで全編インストのため、テレビドラマや天気予報のBGMのようにも聞こえる。やはりノン・スタンダードっぽいサウンド。
9.Kobaryo『SUPER KEY GENERATOR』
音ゲー作品の作曲者として活動されてる方の作品。音ゲーやらないので親しみはあまりないが、あの頃ゲーセンで聴いたようなハードコアで懐かしい気分に浸ることが出来る。2023年の最新だが良い意味で懐かしいサウンド。
10.ROLROLROL『MUSIC』
ドリアン・コンセプトのような雰囲気で尖ったシンセのコードとうねるシンセの音の掛け合いが心地良い。軽いスネアの音がアクセントになっている。
以上。