1.檳榔袋鼠 Betelnut Kangaroo『天地頌』
テクノの頃の久石譲のアンビエント的な雰囲気。どこか地方の郷土館や自然博物館の管内BGMとして流れていそうな雰囲気。ヒーリング効果が半端じゃない。
2.H.Takahashi『Body Trip』
聴くだけで整いそうな電子の空気に飲み込まれる。電子が茂る森の森林浴を受けて瞑想の果てに電子極楽へ浄化される。
3.Gigi Masin『Wind』
ボーカル付きのアンビエントだが「Call Me」最高。どこか開けた土地に立っている大きい美術館・博物館の近くで風を感じながらベンチで自然を眺めていたい気持ちになるサウンド。
4.Panabrite『Pavilion』
電子の海に紛れる電子の粒のせせらぎ。木漏れ日の中で照らされる緑の木々に囲まれて昼を堪能したい。
5.Yuto Ohashi『Loka:Immanence - 空白-世界のうちの, 再生として-』
ドローンのような感じではなく、かといってメロディーがあるわけでもない。テクノのような電子音電子音したサウンドではなく、AIが創り出した心地よいサウンドのよう。ただそこに温かみがあって、発展していく都会のテクノスケープに向けたサウンドトラックのような、未来的な雰囲気が醸し出されている。
6.duenn『永遠に静止した空白の場所』
コンクリート癖で囲まれた屋外のよく分からない空間に幽閉されて30分間って雰囲気の作品。アンビエントながらも細かく展開があって面白い。
7.耳鳴り 専門医『耳鳴りリラックス: 耳鳴りから意識を逸らす為の小さなノイズ自然環境音』
病院の待合室で流れてる曲。たぶん過去に何回か聴いたことがあるのでは?と思うような、患者を安心させるためのような音楽。
8.MLO『Oumuamua』
The Orbや初期Aphex Twinからビートを抜いたようなミニマルなテクノ風アンビエント。リフのような短いメロディがしっかりとしていて1音1音が音として発音されている。
9.Nozomu Matsumoto『Sustainable I (Soundtracks For Installation By Nile Koetting)』
ジャケのような空間でインスタレーション作品と共に流れていて欲しい作品。これを聴きながら街を歩けば何の変哲のない街中さえ特別に思えてしまう感じがする。時折響く無機質な感じのアナウンスが良いアクセントになっているし、雑踏のサンプリングも良い。他の雑音を許容するタイプの作品だと思う。
10.Hinako Omori『a journey…』
エレクトロニック感が強いアンビエント。電子的なのに温かさがあって平原綾香のようなクラシック感やボーカルの透き通る感じが良い。
以上。