1.RABBIT『RABBITⅢ』
80年代後半の愛を伝えるスタイルのバラード風ロック。最近のドラマ『悪女』の主題歌になった「Thank You My Girl」は間違いなく隠れた名曲。「いつかのメリークリスマス」や「白い恋人達」のようなクリスマスソングに似た感じを感じるが、しつこいほどストレートな感情表現がやはり感動。
2.どんぐりず『愛』
シティポップやヘビメタ、歌謡曲など多数のジャンルでアプローチを試みている作品。電気グルーヴのようなマキシマムホルモンのような、ふざけとカッコ良いが共存する作風。
3.Bryan Ferry『Boys And Girls』
ブライアン・フェリーの震えるような独特な歌い方は高橋幸宏も参考にしたようだが、やはりこの歌い方はやっぱり癖になる。落ち着いたファンキーさが最高。
☟『In Your Mind』も最高。「Tokyo Joe」然り、明るくディスコチックな雰囲気。
4.浜田省吾『DOWN BY THE MAINSTREET』
「Money」の勢いとストーリー性がアニメやドラマのオープニングみたいな感じで不動の良さがある。「Silence」はやはり名曲。ただバラード風に仕立てられたカバーの方が個人的には好き。
☟下記のセルフカバー『Wasted Tears』はバラード仕立てでエモーショナルな作風になっている。
5.Osibisa『Ojah Awake』
アフリカのリズムは自然と体がノるし気分が明るくなる。激しすぎず、程よいグルーヴで「Dance the Body Music」が特に程よい湯加減。
6.Daryl Hall & John Oates『Private Eyes』
「Private Eye」やはり最高。全体的に地域に根付いたスーパーで夕方から夜にかけて流れてそうな雰囲気。落ち込んだ時に聴くと居酒屋でとりあえず一杯飲んだような感じで一息つくことが出来る。
7.Eko『Funky Disco Music』
地味にベースがかっこよい作品。南米感のあるカッティングギターとボーカル。マリオカートのモンテタウンみたいな音楽がずっと鳴ってる。
8.Cartola『Cartola』
ブラジルのサンバの作曲家で、その名の通りブラジル音楽のカルトーラ(重要人物)。ブラジリアンギターの音色とボルトガル語、ラテン色に染まった音は最高に陽気な風を送り込んでくれる。
9.The 5th Dimension『Stoned Soul Picnic』
穏やかなソウルとリズムが心地良い。Original Love「サンシャインロマンス」のイントロ元ネタ「It's A Great Life」も最高。
10.Liz Phair『Girly-Sound To Guyville』
”シカゴのオルタナ女王”と称されたリズ・フェアのデビュー作のリマスター+追加音源のBOXセット。原曲よりギターの音色がデモテープ的な音響系で心に染み入る。心がはるか遠くに逝きかけている時のような、サウナで整っている時のような気分に浸れる。リラックス効果がある。
以上。