ディスコは心を躍らす陽気でダンサブルなスタイルであり、ロックも心を弾けさせる陽気でカッコ良いスタイルである。その両方の要素を持つであろう楽曲は主に70年代後期~80年代前期にかけて集中して存在している。
1.Public Image Ltd.『This Is What You Want... This Is What You Get』
「Undercover Of The Night」のようなリズム隊の「Bad Life」のミニマルなビートとサックスの炸裂が心地良くていつまでも聴いていられる。若干Frankie Goes To Hollywood「Relax」っぽい「This Is Not A Love Song」も同じように盛り上がる。「The Order Of Death」のミニマルなメロディ。
2.The Clash『Sandinista!』
なんちゃってディスコ風の「The Magnificent Seven」では同じリフの上を繰り返しJBのように歌い上げる。忙しないSEの「Ivan Meets G.I. Joe」で再びディスコ感が増すが、全体的に前作に比べてサウンドがパンクよりもファンクに近い仕上がりになっているのがわかる。
3.The Rolling Stones『Undercover』
最高過ぎる「Undercover(Of The Night)」。ファンクのようなディスコのようなパンク。ギターソロやベースリフ、ドラムのすべてにボルテージが高まるサウンド。ちゃんとニューウェーブ以降の80年代サウンドって感じがする。
4.Rod Stewart『Blondes Have More Fun』
「Da Ya Think I'm Sexy?」とかいきなりディスコサウンドでビビるし中毒性高い。以降はカントリーっぽいロック。思い切りカントリーロックの「Blondes (Have Nore Fun)」も軽快なステップで良い。
5.Electric Light Orchestra『Discovery』
クイーンのようなクラシック・ロックって感じではある。サンタ・エスメラルダっぽい「Last Train To London」はディスコだし、ヴォコーダーが使用されているところも良いアクセント。
6.KISS『Dynasty』
冒頭からKISSと言えばこれって感じの代表曲「I Was Made for Lovin' You」。ディスコ・ビートが映える。「Sure Know Something」はより一層ディスコ・ソウルなテイスト。「Dirty Livin' 」も程よいミディアムな四つ打ちのリズム感。
7.ZZ Top『Eliminator』
聴いたとたんに景気の良い音が飛び出す。ギターの音がもう暗い気分をどこかへやっちまうぐらいの勢いで、エンジンの掛かったバイクであとはもうぶっ放していくだけみたいな状態。でもちゃんと寄り添って並走してくれるような心地よさがある。
やはりサウンド的にはハードロック。グルーヴ感が最高。「Outta Love Again」も「
Light Up the Sky」もスピードとパワフルさが最高にボルテージ高まる。
9.Queen『Hot Space』
冒頭からディスコのリズム感でギターが鳴らない、リズムマシン鳴らしの「Back Chat」。Non Waveのような「Body Language」。前半はディスコ、後半はロック色が強い。「Life Is Real (Song For Lennon)」はそのタイトル通りビートルズっぽい。「Cool Cat」とか完全にソウル。
10.David Bowie『Let's Dance』
言わずと知れた名曲「Let's Dance」。中毒性のあるリズムとフレーズ。「Cat People (Putting Out Fire)」もダンサブルなチューン。
以上。