1.Rick Astley「Never Gonna Give You Up」
誰もが聞いたことがあるリズムとサビ。80年代後期からのカイリーを始め、勝手に体が動き出すユーロビートは今でもたまに聴きたくなるものだ。下記は海外の会社とタイアップした動画で、やはり名曲は今聴いても最高なのがわかる。
2.星井七瀬「パーマパビリオン」
よくわからない雰囲気の緩さとテンションが中毒になる名曲。2000年代の名曲は隠れて表に出ないものもあるが、3代目なっちゃんである。アイドル的なアプローチが多かったものの、星井は以降はSeventh Tarz ArmstrongのようなUKロックのような雰囲気になり、ビジュアルも中島美嘉のように風変わりして一変した印象だ。
3.ブラックビスケッツ『Timing~タイミング~』
2022年12月3日放送の『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2022』で1日復活したが、ビビアン・スーの見た目が変わらな過ぎて凄い。サビで転調するのも良いし、芸人が続々リリースする90年代の景気の良い楽曲。今は無きワールドトレードセンターでのロケも金がかかっていて本気度が高い。
何遍でも言いますけどね、ブラックビスケッツのTimingのMVはね、いまはもうないWTCがいっぱい映っているんですよ……
— やすこ・デラックス (@k0_yasu) 2022年12月3日
米国出身の人が「貴重な映像なんだ、もうこの映像は撮れないんだから……」って言ってました
4.吉田拓郎「流星」
80年代らしい雰囲気で虚空に投げかけるような拓郎の声が素晴らしい。歌詞が最高。今でも多くの若い層がこの楽曲は名曲であるとして好んでいる傾向が見られる。人生で立ち止まって我を振り返る際に聴き直したい楽曲。
5.吹石一恵「セピアの夏のフォトグラフ」
広瀬香美プロデュースの楽曲。広瀬香美のパワフルな歌は「ロマンスの神様」や「promise」「ゲレンデがとけるほど恋したい 」など元気を貰える曲が多いが、本曲は吹石一恵が広瀬香美作曲の高いキーの歌を歌い遂げるところまで含めて良い。ファルセットに頼らない張り上げの女ジャイアンのようなパワフル感が最高。
安田成美が歌がヘタだというのは一種のミーム的に連呼されてるだけで、当時のアイドルとして別にそこまで下手ではない。細野晴臣が作った原曲のメロディが独特なだけ
— CDB@初書籍発売中! (@C4Dbeginner) 2024年1月25日
あれがヘタとかいう奴は全部のメロディを正拳突きで歌ってるみたいな吹石一恵の歌を聞いたことがあるのかhttps://t.co/g6EMFnb76G
6.My Little Lover「Hello, Again ~昔からある場所~」
エンディングと言う言葉が似合うほどAメロからサビまで最高の1曲。小林武史の凄さを改めて実感する。この曲が収録された『evergreen』はすべて小林武史プロデュースで、2015年には20年越しの続編である『re:evergreen』がリリースされ、本曲も収録。
イントロのとろけるような浮遊感から、ビートが入ってつい身体がノってしまうがメロ。Bメロで少しブレークして、サビで国境問わず誰もがアガれる。多国籍なバイト先で誰もが「好き」と言った曲がこの曲だったというコメントをYouTubeのコメント欄で見たことがあった。
☟1986年にリリースされた「TIMEシャワーに射たれて」のLIVE版が最高過ぎる。黒人教会のゴスペルのような騒ぎで、サーカスのように皆が楽しそうで何より。
8.電気グルーヴ「N.O.」
通常「Shangri-La」が最高の代表曲だが、アルバム『VITAMIN』にて「N.O.」を収録するならリリースして良いと言わしめるほどのコミカルさがありながらも純粋でシリアスな曲。今じゃ発売できないインディーズ1stにて「無能の人」として収録されていたが、生きる上での純粋なもどかしさがハウスチックに歌われる。歌詞を含めて名曲。
優しいビートにShing02の英詩リリックが刺さる。涙なしには聴けない名曲。NujabesとShing02も最高だが、下記『みんなのうた』で放映された映像して創作されている非公式作品も最高。
マツケンサンバはマツケンの舞台後お客さんに笑顔で帰ってほしいとの気持ちで作られたがレコード会社にリリースを断られたので自主制作、舞台会場のみで販売され、結果そこから紅白出場 私は完全にヒップホップだと思った
— DJ Kaoll/illustrator (@djkaoll) 2022年9月3日
マツケンサンバを聴きながら人は泣くことができないし病むこともできないという説を耳にし、五月病予防として毎朝男たちが起きる少し前から爆音で流してるんだけど、確かに全員陽気に口ずさんだりして朝から機嫌がいい
— バズ報道 (@sizuezeus) 2023年5月13日
この1曲だけでアルバムになっているのはTM NETWORKの「GET WILD」のリミックス版並みの勢い。
マツケンサンバはサンバではないと言われることがある。「ビバ」はイタリア語、「アミーゴ」「セニョリータ」「オレ」はスペイン語。
音大時代のブラジル人の友達に「この曲題名がサンバだけどサンバ要素が全く無いって日本で言われてる」とマツケンサンバを聴かせたら「音楽的にサンバかどうかなんてどうでもいい。ゲイシャ(侍?)がハッピーに歌い皆が踊る。それこそがサンバのソウルそのものだろう」と返ってきました
— 桃井裕範 / Potomelli (@hironorimomoi) 2022年1月8日
とにかくここまで気分を高める名曲はそうそうない。今現在、渋谷PARCOにて「ビバ~マツケンサンバⅡワールドカフェ~オレ!」が企画されている(期間:2023/5/12 (金) ー 6/26 (月))。
以上。