1.Wienners『CULT POP JAPAN』
1曲1曲が短いもののDMBQやthe Telephonesのようなパンキッシュな盛り上がりが気持ち良い。そして若干チープなのが良い。
2.Steve Beresford『L'Extraordinaire Jardin De Charles Trenet』
ディズニーの挿入歌のようにオシャレでノリノリな楽曲が多い。ただうるささはなくて、ジャズやボサノヴァ感覚で聞くことが出来る。
3.Syd Barrett 『Barrett』
孤独に酔いしれることが出来る作品。アコースティックギターで落ち着いた作風だが、決して湿気た曲ではなく、孤独でいることに誇りや贅沢さを感じられる。
4.ARB『ARB COMPLETE BEST 1978-1990』
ハスキーで渋いヴォーカルで長渕剛やら横浜銀蝿を彷彿とさせるが、シャネルズのようなチャラさを持ちながらもブルーハーツのような人間の根の弱さを感じる。
5.Shinichi Osawa『The One』
2010年前後っぽいEDMを感じるエレクトロ・ハウス。ドラムにもフェイザーが掛かっていたり、ギターの音色もデジタル感がある。EDM特有のSEのしつこさは無く、胸焼けはしない。ケミカルブラザーズカバーの「Star Guitar」、「OUR SONG」「Foals」が最高。
6.Tiny Tim『God Bless Tiny Tim』
クラシックポップといった、トムとジェリーのBGMようなトラックと歌唱。昔の戦前戦中のロックやジャズのような雰囲気。陽気な感じで気長に捉えられる余裕が出てくる。夜の女王のアリアのようにソプラノ歌唱が癖になる。
7.Colette Magny『Melocoton』
戦前のようなブルースでソウルフルな歌が最高。夜の孤独に酔いしれるのに贅沢な作品。
8.Janis Ian『Between The Lines』
シンプルなギター・ピアノのバラード・ソウル。疲れた帰りに癒されるゆったりとしたテンポの作品。
9.The Stark Reality『Discovers Hoagy Carmichael's Music Shop』
英語の子供番組で流れるような感じのポップなロックにシンプルな歌。ホネホネロックくらいのロック感にジャジーなオシャレさを足したような安心して聴ける作品。
10.Van Morrison『Days Like This』
昔ながらのブルースにはいつの時代にも心を掴まれるが、全体を通して聴いても衰えない良さ。冒頭の「Perfect Fit」から既に希望が流れていて、何かを始めたくなる。衰えることを知らない。
以上。