1.Testbild!『The Inexplicable Feeling Of September』
もう気づいたら夕焼け小焼けのチャイムが流れる頃合に「Another Day」が流れていると言ってよいくらい夕暮れが似合う作品。この作品を聴いて帰路につけば、何ともない自然の光景に感動できる。
2.Color Filter『Sleep In A Synchrotron』
黄昏時に聴きたいギターの音色とクラブのような4つ打ちドラムが心地良い。ドラムの付いたアンビエントのようで、懐古的かつ幻想的な音が心地良い。
3.Grimm『Grimm』
冒頭の「Life Broke in Two」からいきなり胸ぐらを掴まれるように惹き込まれて最高って感じ。程よくダウナーな感じがまた鬱屈した気分を演出してくれる。ギターの音も哀愁を感じさせてくれるし、全体的にメロディ・リズムに中毒性があってシャウトのボーカルとドラムの高ぶりがダークな内に秘める高揚感を引き立たせてくれる。
4.Hooverphonic『Collected』
ジャケぐらいの暗さになったら国道や大通りを帰路についているときに聴きたい。トリップ・ホップとも言うべき作品だが、シンプルで暗い低音に上空で鳴っているようなギターやシンセが良い。Disc2以降はドラムンベースなど、若干明るい曲調が多く、軽やかな印象。オーケストラ的な要素も加わって音が豪華になりつつある。
5.Pink Floyd『Animals(REMIX)』
外がジャケくらいの暗さになったら一人で聴いて孤独に酔いしれたい作品。パット・メセニーっぽいギターリフが爽快感あるし、1曲1曲がシームレスに続いていくので気が付いたら終わっている。リフレインするボーカルが哀愁漂う。
本作はリミックスで音的にはほとんど変わらないが、編集技術的には最新だろうし、新譜のように思える。ジャケも最近の写真に変わっており、旧バージョンのバタシー発電所上空に豚が飛んでいるジャケットも一新。
6.Supergoods『Supergoods』
沈む夕日を眺めながら聴きたい作品。波打ち際で一息つきながらチルしてるときに流していたい。
7.Isaac Hayes『Black Moses』
夕暮れ時のカーペンターズという雰囲気で、穏やかで落ち着いたムードの楽曲が多く「Close To You」のカバーも完全にソウルに仕上がっている。
8.ODD Foot Works『GOKOH』
仕事帰りの空が暗くなった時間帯に聞くと心に染みる。落ち込んでる訳では無いが心に何か心残り・モヤモヤが残るPM19:00に効く。
9.DJ King Assassin『Hitworks, Vol.1』
ちょうどドンキでぶらぶらウィンドウショッピングしているような気分に陥る。そして近くのマツキヨで買いたい薬を少しだけ買って、エスニックカレーの店でカレーを食べて帰る流れまで目に見えている。
10.Febb as Young Mason『THE SEASON』
Fla$hBackSの故Febbの1st。Nujabesの作品は店で流せるオシャレなビートテープ的な立ち位置だが、本作もオシャレ同様にオシャレでジャジーでスロウなビートが夕方の落ち着きに丁度良い。
以上。