本読みなら全員一度は読んだことあると思うけど、『角川文庫発刊に際して』はガチ名文なので知らなかった人はご一読ください。 pic.twitter.com/EQW9TZrJoe
— Simon_Sin (@Simon_Sin) 2018年6月27日
自分が昔作った創作四字熟語、ナチュラルに使ってしまった pic.twitter.com/F7vkuc5m4m
— ねぎま (@negima_oden) 2023年7月12日
世の中のあらゆる事象のほとんどを総括して単語という単位で表してしまう言葉は時に残酷に感じる。
人々が思い悩ませる問題も関係性も単語で表せてしまう故にその表層の意に囚われない深層の意を幾度と無く模索させられる。
深層の意は辞書に載らないため正当な解釈が出来ない。
言葉を用いるのにその単語が持つ曖昧さを補間しながら独自の解釈を生み出す故に摩擦が生じる・
その厄介さにもまた言葉で対応しなければならない難解さを感じる。
言葉は単語のパッチワークだ。
地方にしては教育熱心な両親だったので、
— ほの@田舎の産婦人科医 (@ahono_obgy) 2022年5月6日
「たくさん本を読んで語彙を増やすほど、あなたの人生が豊かになる」と言われて育った。
そのおかげで、先日作成した論文の草稿を上司に見せたら、
「頭のよさそうな表現のおかげで、内容の薄っぺらさを危うく見落とすところだった」
と、褒められました。
去年あたりからネット上で何度か見かけた、4者の共通語を図解したもの。作った人は天才ではないか。
— Okuyama, Masashi ┃奥山真司 (@masatheman) 2024年1月6日
上: 銀行強盗
左: DJ
下: 説教する牧師
右:子供のセーターを脱がせようとしている母親
真ん中にある全員の共通語「手を上げろ」(ぷちょへんざ)が秀逸。 pic.twitter.com/FImhj06cqU
このグラフ、『萌え』という言葉が各時代でどれだけ使われたかを示しています
— にいがたさくら@小話する人 (@monkey_across) 2023年11月20日
平成で盛り返しているのがはっきりわかって面白いですよね
こういうのが一瞬で検索できて、更に用例まで見れるとは本当にいい時代になりました
ありがとう、国立国語研究所! pic.twitter.com/e2FnSU1dWt
―――言語とオノマトペ
海外では猫の鳴き声は「meow」、鶏の鳴き声は「cock-a-doodle-doo」のように、単語の如くスペルまで決まっているが、日本語はその表現が一つに定まらない。
連続性のある感覚に恣意的に切れ目をつけるのが言語だとすれば、その切れ目のつけ方を感覚的に会得(えとく)させるのがオノマトペです。
オノマトペは日本語習得を目指す外国人にとっては、最も難しい分野の一つ。それはオノマトペ習得が最初期の「記号接地」体験だからです。
記号接地とは元々人工知能の用語で、ことばと身体感覚や経験とをつなげること。「リンゴ」と聞けば、その色や模様、匂い、果肉の色や食感、味、舌触りなど、さまざまな特徴を思い出すことができますよね。「すてきだ」とか「嫌だ」といった感情も含みます。人間が言語を習得するとは、そういうことなのです。
―――言葉にしてしまうことの重み
これは本当に大事。 pic.twitter.com/N6Wws53UWT
— わかめ (@senseiwakame) 2022年12月16日
「勝ち組・フリーター・中二病・男の娘・ノマド」みたいな、最初は単なるあるあるネタとか単なるネーミングだったものが、いつの間にか揶揄とかレッテルに変貌することを考えると、ブッダが教えを文字化するなと言ったらしいというのもなんとなく理解出来そうな気がする。
— ǝunsʇo ıɯnɟɐsɐɯ / メタバース炎上対策専門家 (@otsune) 2012年4月18日
―――言葉は素晴らしい
先日、中国の若い女性の方にご来店頂いたのですが、会計が済み、ご退店されてからテーブルを片付けに行くと、こんな素敵なお手紙が。
— tsumugucafe (@tsumugucafe) 2019年5月16日
たどたどしいけど、意味も全然わかるし何より一生懸命に伝えようとしているのがすごく嬉しかったです。
言葉って素晴らしい。 pic.twitter.com/9AE6KlpK87
わかってもらえないかもですが...。
— 🇫🇷Bebechan - 日本のフランス人🇯🇵 (@bebechan_france) 2022年11月16日
僕は仏語、英語、日本語を話しますが、日本語を話している時に別人格になる気がするんです。日本語を話すと口調や話し方が落ち着き、内容も丸くなる気がします。
流暢度ではなく、根本的な人格が変わっているような感覚。
外国語勉強者で同じ人いませんか?😂
―――言葉の使い分けの難しさ
ベストアンサーでは「この1週間」という単語が挙げられている。似たような単語で「向かって右」言う、自分から見て右手の側を指して用いる表現がある。
向こう1週間などの表現の反語
2009/06/15 11:19
例えば、「向こう1週間」とは現在から7日後までの期間を指しますが。
「現在から7日前までの期間」を指したいときはどのように言えばよろしいのでしょうか。
―――あまり使わない単語
脳脱(脱脳)という単語があり、普通は聞かないが、報道界隈では隠語のように様々な表現を用いている。
読んで字のごとく。
中身が飛び出ちゃっていることです。交通事故などでこうなっている場合、救命をしないことになっています。
「全身を強く打って死亡」大きな欠損があり、原型を留めておらず治療不可能な状態。即死
「頭を強く打って死亡」頭部が陥没、欠損等で原型を留めておらず、治療不可能な状態。即死
「死亡」事故や事件で亡くなった場合
「死去」老衰や病死など、自然の摂理で亡くなった場合
「心不全で亡くなりました」自殺かもしれない、原因がはっきりしない、またあまり知られたくない原因で死んだ場合に使われることがある
「(意識不明の)重体」生命維持器官などに大きな損害がある状態。生命に危険
「重傷」大きなケガはあるが内蔵など生命維持に関する器官の損傷はほぼ無く意識はある状態。全治1カ月以上
「無事保護されました」心身に大きな問題はなく、無事に見つかった状態
「保護されました」心身に怪我やダメージはあるものの、見つかった状態
「発見されました」亡くなっている状態で見つかった
「死体」身元が不明
「遺体」身元が判明している
「暴行」「乱暴」強姦
「殴る蹴るなどの暴行」暴力による危害
「みだらな行為」合意がありつつ違法。性交あり
「わいせつな行為」合意がない状態。性交なし
「いかがわしい行為」わいせつな行為の軽微なもの
文字を書くことへの矜持
絵を描いてようがコードを描いてようが、この言葉に幾度も助けられているhttps://t.co/B191mCh49O pic.twitter.com/3sHSsuUMV9
— 生存しているㅤㅤ (@mattari11) October 31, 2021
ややこしい校正記号を集めました pic.twitter.com/FdiOdsvKgS
— ヴイタロウ𝕏グラフィックデザイン (@vtaro_game) 2023年6月25日
―――わかりやすく文章を書くには?
今日、違う部署の新卒から「わかりやすい文章を書く方法を教えて欲しい」と言われたので、このリストを送ったのだけど、ほんとこの20個意識するだけでだいぶ変わると思うな。
— マサヤ (@masayaquality) 2020年5月26日
新卒や学生はぜひ実践してみてほしい。 pic.twitter.com/JrUgbpmD53
下記ではブログが更新できなくなった方の思いがつづられており、自分が文章をかしこまって書くようになってから面白みを感じられなくなったというような内容が書かれている。それに対する意見として下記を引用した。
伝えたいことが無いのに、何かを伝えようと頑張っているから破綻する。
記事では「文才がない」と言っていたが、実際に無かったのは「伝えたかったこと」ではないかと言うのは頷ける。本ブログも半分自分のために書いているような利己的なものだが、これを記しておきたいというものがなければ書けない。そのような意では、下記の出川哲郎の拙い英語でコミュニケーションが図れたのは、相手に対して自分の目的や意図を説明するという気持ちが強くあったからだろう。よく英語が上達しない人は、英語で伝えたいこと、使う機会がないためと言うことは多い。
ブログの位置づけを「誰かの役に立つ情報発信」ととらえるのではなく、「自分が関心を持ったことの記録」という、どちらかというとライトなものに変えることで、肩肘張らずに楽しく続けられるようになる。
— しごたのん (@shigotanon) 2018年1月23日
先ほどのことばの世界夜ラジオで、「出川イングリッシュの凄さ」という話をしていました。「自分の英語力の足りなさをカバーしつつコミュニケーションの目的は達成する手練手管」と言ってもいいです。以前もつぶやいたことあるけどもう一度書きます。続く
— アニ (@gorotaku) 2022年1月17日
小説初心者や志望者からよく質問されるのが「書けないときはどうすればいいんですか?」というものだけど、僕はいつも「書けないときには、書く」と答える。そのときに「ああ、やっぱりね」という反応するひとは、書き続けられると思う。たいていのひとは「意味わかんない」って顔するけどね。
— 太田忠司 (@tadashi_ohta) 2018年2月7日
「ブログで稼ぐ為には」みたいな、「金銭収入というはっきりした尺度」を全面に押し出す人たちがなんか随分増えたなあ、とは少し前から思っていました。別に、マネタイズは悪いことだとは全然思わないし、「ブログでお金稼ぎ」自体はいいんじゃないの、まあ確かに私もブログでお金入ってくるとうれしいなあ(面倒だから殆どやってないですが)、程度に考えていました。ただ、その「はっきりした尺度」があり、その尺度を多くの人が共通の価値として持ち始めると、今度は「その尺度を達成すること」だけがメインになってしまうんですね。つまり、「ブログに何か書きたい」というよりは、「ブログでお金を稼ぐ為のテクニックだけが気になる」という人が増えてきた。で、その「テクニック」に基づいて、例えばノウハウ記事とか、収入の報告記事とかがどんどん前面に出てきた。挙句の果てには、ここ最近「一つの記事に時間かけるより、オリジナルコンテンツじゃなくても大量に記事挙げた方がいい」とか書いてる記事まで見かけました。「誰にでも書けること」を大量に持ってきてPVを稼ぐ。「俺にしか書けないことを書く」とは真逆ですよね。
―――文章は短く簡潔に→難しい
デザイナーの問題で「無印良品のようなシンプルなデザインで良いので…」という依頼はかえって難しいという話があり、引き算の美学で簡素にするということは少ない情報量で正確に伝えるということであり、求められる難易度は高い。
「100字程度の短いやつでいいのでコメントお願いします」みたいな連絡が来ることがあるけれど、文章って短く書くほうがむしろ大変なことをわかっていただきたい
— robert yamamoto(C101|2日目 西ぬ19a) (@robamoto) 2019年4月10日
ライターでもなんでもない人が読んだ時に、「こんな文章誰でも書ける」と思われる文章を書くように心がけています。それはつまり、読む人にストレスをかけない、極めて「わかりやすい」文章である、ということだからです。「誰でも書ける」と思われる文章を書くのは、プロとしての技術なのです( ˘ω˘ )
— 鍋谷萌子@お仕事引き受けられます (@nabetani_moeko) 2018年6月2日
認識
―――言葉を正確に伝えることの難しさ
こんばんは。「頭が赤い魚を食べる猫」の考案者です。最近「頭が赤い魚を食べる猫」を再びツイッター上で話題で話題にしていただけているようなので、再掲しておきますね。 pic.twitter.com/hZLOBMOtW3
— 中村明裕 (@nakamurakihiro) 2020年2月21日
この問題面白いね。こういうやつ、もっと欲しい。小学生に解かせたい。 pic.twitter.com/DqaaO7PLri
— さくら塾 (四日市) (@sakurajuku2) 2021年12月15日
前にも言った気がするけど、法律文書で「部屋、ワイシャツ及び私」と「部屋及びワイシャツならびに私」と「部屋ならびにワイシャツ及び私」とではそれぞれ意味が違う
— スドー🍞 (@stdaux) 2021年10月26日
―――認識として理解していても言語化すると思うようにいかない難しさ
相手のレベルに合わせて対話をするという難しさについて、それを自分が階段の上で待っていて相手が階段を昇っている途中であると例えると、その間の埋め合わせに登れない程の高さの一段をこちらが設けてしまうことで相手にとって大きな障壁を目前に置いてしまっまている状態にさせてしまうことに形容できる。通常、相手に説明する際にこちらのレベルで話してしまうと相手にとってはすぐに理解できかねないが、こちらとしてはそれが正しいと思っているため、相手のレベルに合った段を積み重ねて話すということが出来ないのだ。
少し前に「文章を読めない人は、文章から目を引く単語を数個拾って、そこからふんわりと受ける印象を『文章の内容』として理解しているのではないか」というのを誰かが言ってて「なるほどなぁ」と思ったのですが、だとすると政治家にとって「刺激的な言い回しをしがち」ってのは巨大なリスクですやね。
— 𝑷𝑲𝑨 (@PKAnzug) 2017年9月25日
国語力って、一緒に仕事する上での第一印象に直結するよね、作者の気持ちとかどうでもいいが、主語述語の正確さ、複数の意味にとられかねない曖昧な表現を使わない、情報を持たない人への正確な情報伝達力、そういうことだぞ
— マヤーノン (@uMyanon) 2018年6月26日
―――通例の認識と実物との乖離
下記の難しいポイントは、一般的にポン酢と呼称されているものの認識は確かに『味ぽん』であることが多い。しかし、正式な販売名で言うと『味ぽん』はポン酢という名前で販売されておらず、加えて「間違えないでね」と念押しされることによって、より一層『ポン酢』であることが求められる指示となってしまっていることだ。このようなミスを教訓として、ややこしい事例は言葉で説明するよりも画像を見せた方が早いかもしれない。
妻に「ポン酢を買ってきてね。間違えないでね、ポン酢ね」と言われて、
— Makoto@酢kaポンtan (@ma5oto) 2019年9月8日
ポン酢を購入して帰宅したところ、
「『味ぽん』で良かったのに…細かく説明しないと分からないのね。私が買いに行けば良かった」と怒られた。
理不尽だと思う。 pic.twitter.com/yolwvdEJek
俺は左のことをポン酢って呼んでるんだがよう、世間的には右がポン酢らしいじゃねえか…!
— おすし🍣 (@Harage_Gohan) 2019年6月11日
ムカつくゼェ!右はポン酢醤油だろうが!お前らは左をなんて呼んでんだよ!
「ポン酢買ってきて」で左買ってったら何これって言われるんだよあぁ!?自分の世間知らずを棚に上げやがってぇ!ムカつくゼェ!!! pic.twitter.com/S7qIdvvmQG
―――複数の呼び名が存在する
電気業界では長きにわたって「配線を束ねるあれ」はタイラップ、インシュロツクなど複数の呼び名が乱立していた。
— 酔漢 @🏍⛺📻 (@suikan_blackfin) 2023年1月12日
しかし2022年に黒船がやってきて、結束バンドに落ち着いた。
なお、フランクな場面では「あのバンド」でも通じるが、
— 酔漢 @🏍⛺📻 (@suikan_blackfin) 2023年1月12日
「厳密には『あのバンド』は結束バンドのことではない」
などと面倒な会話に巻き込まれる可能性もある。
実際、建築業界で働いていた時は「結束バンド」という呼び方はせず「インシュロック」と呼んでいた。同業他社の古株の職人は「タイラップ」と呼んでいることもあった。
―――絶妙なニュアンスの違い
ものさしと定規は形は同じであれど用途が異なる(前者は長さを測る・後者は線を引くもの)のと同様に、癌とがん・ガンは違うようだ。
どうやら癌⊂がんであって癌≠がんらしい。文字数と可読性のためにがんの意味で癌を使っていたんだけど、正しくないようだ。定義した人誰やねん… まじで紛らわしい… https://t.co/PesCcGrIBQ
— カソクキセンパイ@ワコォ (@AccSempai) 2022年12月8日
からだの外とつながっている臓器にできたものを「癌」、すべての悪性腫瘍を総称して「がん」または「ガン」と表記するのです。
―――国によってその意味を表す単語の数も違う
英語のhappyは幸福でなく喜び。
韓国語に寂しいが6種もある。一人になるのが嫌な韓国人らしい。
“切ない”という愛に関連した無力感の表現が日本語と韓国語にしか見つからない。
英語のloveは愛ではない。男女の恋愛なのだ。同性同士ならfriendship、兄弟ならbrotherhood。
英語は喜ぶより感謝が多い。キリスト教の影響か。悲しみも多いけど。
中国語に恥と照れが多い。恥の文化の本家だけはある。
韓国語は退屈系も多い。子どもがすねているみたいだ。
英語に尊敬が多いのはキリスト教の影響だろうか?
英語に悔しいに相当する言葉が少ない。怒りを自分に溜めるという感覚が少ないのだろう。
「日本語教育探究法-シリーズ〈日本語探究法10〉/小池清治・氏家洋子・秋元美晴/朝倉書店/2007」
には、フランス人にどうしても”悔しい”という言葉が理解されなかった話がある。
西洋人には”悔しい”という感覚はほとんどないようだ。
―――国が違えど感性はどこか似通っている
カナダ人の同僚と「しょうもないジョークのことを英語で”dad joke”って言うけど、日本語でも”おやじギャグ”って言うんだよ」って話してたら、フランス人とロシア人と韓国人の同僚も「それうちの国でも同じ!」って言っててみんなで爆笑した。どこの国でもおじさんはサムいジョーク言いたくなるんやな…
— こあたん🇦🇺こあらの学校 (@KoalaEnglish180) 2023年6月18日
表現
絶妙なニュアンスを嫌がる人はいるようで、同じものでも「監視カメラ」では監視されているようで嫌ということから「防犯カメラ」という呼び方にこだわる人がいるように、一定数呼び方にこだわる人はいる。
前職で誰かが提唱してた「会わないと敵に見えてくる理論(テキストコミュニケーションばかりだと相手の発言に悪意を想像しやすくなるバイアスがかかるので日々顔を合わせて話すの大事だよね的なこと)」をちょいちょい思い出すんだけど、ググっても出てこないので筆者オリジナルなのかな。
— 佐藤里佳 | Scalebase PdM on Alp Inc. (@rikasato_) 2022年7月7日
―――冷たく感じてしまうチャット上での文章表現の難
あー面白いこれ。英語でもメッセージの最後にピリオド打つと若い世代(Generation Z)は怒ってると解釈するらしい。3年前にリサーチが出て記事になってた。 https://t.co/fMt3fn5nRx pic.twitter.com/5wAHhQGUqE
— 久保山 尚 🏴在住の特級出羽守 (@KBYMScotland) 2023年9月25日
そうなんです。LINEで句点(。)をつけると、若い世代は怒っているように受け取ります。
— 石黒 圭 (@ishigurokei) 2023年9月24日
人間は自分が当たり前だと思う基準(デフォルト)を前提に考え、そこから外れていると特別な意味を見出します。
若い世代ではLINEは「句点なし」がデフォルトなので、句点に怒りを読みこんでしまうようです。 https://t.co/H76x0tEqg1
―――言葉のニュアンスを補完する皮肉記号
「これは皮肉で言っている文です(文字通りに受け取らないでください)」ということを示すための皮肉記号はいくつかあるけれど、あまり普及していない https://t.co/MmQfIpvSWp https://t.co/ed7ybo8haP pic.twitter.com/d71qzKZYGj
— 翻訳するポット🫖 (@potpotkettle) 2023年5月27日
上記の例のように、言葉だけでは見た時の印象が180度変わってしまう。その際のニュアンスを補完するために、皮肉記号(アイロニーマーク)というものがあるようで、未だかつて見たことがないが、文字通りに受け取られないようにするためのニュアンスを補完する意味合いの記号があるようだ。言わば、絵文字で文章のみの雰囲気の伝わらない堅苦しい冷たさを緩和させるようなものだ。
―――日本語の難しさ
日本語から日本語へ翻訳 pic.twitter.com/Iq98iM7z2f
— 🗻 (@fuji_kanazawa) 2023年9月10日
お湯を沸かす、はおかしい。それじゃ水蒸気になるだろう。お湯を作るには水を沸かすのではないか、と言った友達に対し、日本語には結果目的語という用法があり、「を」は動作の結果を目的語に取れるのだ、お前は家を建てる時に、建材を建てると言うのか、と反論した友達がいて、大アスペ大会になった。
— ボヘカラ (@BOHE_BABE) 2017年4月17日
尾鰭って語、「おひれ」と読めば「尻尾およびヒレ」の意味になり、「おびれ」と読めば「尻尾にあるヒレ」の意味になるの、仕様というよりはバグに近い
— 浜尻六彁 🍄🌪️ はまじり ろっか (@qlocka) 2023年11月22日
生(き)醤油と生(なま)醤油の違い。(き)は業界用語で原材料が「大豆・小麦・食塩」だけの醤油を意味し加熱処理の“火入れ”がしてある。(なま)は“火入れ”をしていない搾りたての醤油。表ラベルに必ずフリガナが入るのでわかりやすい。(なま)には様々な理由でアルコールを添加した物もある。続 pic.twitter.com/KoJUL9cA10
— カミオ🩴自然食品店の人 (@na_tencho) 2022年1月3日
―――意図の汲み取り間違いが生む問題
10:0でまいちゃんが悪い pic.twitter.com/A5LS5bMuyp
— 平成を忘れないbot (@HEISEI_love_bot) 2022年1月15日
―――決して嘘はついていない
3対3の合コン誘われて、知らん男友達の自己紹介が「超有名企業勤務で社名は出せませんが6年目になります」って言ってたんだけど、後から聞いたらセブンイレブン夜勤アルバイト6年目って話聞いてなんか元気出たから合コン帰りにファミチキ買った
— ガンギマリだよね♪ (@neee_eeet) 2021年12月20日
☟下記noteでは同じ意を持つ文章でどれだけ簡潔で分かりやすく、かつ面白い表現ができるかを記している。
―――伝え方の工夫
教授、「君のレポートは内容がゴミだから再提出しろ」って内容を言葉をうまく変えてここまで生徒を傷つけず再提出頑張ろうという気にさせるのすごいと思う pic.twitter.com/36ipxOofbL
— み (@syatekinomiura) 2022年8月3日
昔、ネガポ辞典なるものがあって、後ろめきな言葉を前向きな表現で表すものがあったが、意味は別に変らず、印象ががらりと変わるものであった。職場では体の良い言葉でちょろまかす人が上手く生き延びているが、同じことを伝えるにしても表現方法だけで印象やその後の展開が違うことだけでも大いな可能性があるのだ。
デキる大人の言い換え表現をまとめてみました。 pic.twitter.com/9ibGPRTyxd
— けんたろ (@kenlife202010) 2022年5月12日
社会人1年目で使えるようにしてよかった、社会人2年目で使えるようしたい。そんなビジネス敬語をスライド4枚にまとめました。 pic.twitter.com/BrTVclSpRO
— ココ|人事・広報 (@_coco_007) 2021年4月26日
―――言葉の一捻りで大きな効果がある
明太子って最近欧米で需要が爆上がりしてるんだよね。きっかけは改名。以前は「シーズンド・カッド・ロウ(味付けタラの卵)」でいかにも不味そうだった。それが「スパイシー・キャビア」に名前を変えただけでバカ売れするようになったとか。 pic.twitter.com/ChkO0j2S1K
— 飯島モトハ (@mochiunagi) 2020年4月7日
―――編集用語「漢字をひらく」で文章を見やすく
下記Tweetは長文になっているのでリンクから見て欲しい。読みやすさの観点から、複数の同音異語がある表現や"て"や"で"の後ろにくる補助動詞をひらがなにするといった技法があるようだ。
https://twitter.com/i/web/status/1667092699890208768
☟言葉の表現で売り上げ回復を計ったマーケティング方法については下記記事にも追及しているので確認していただきたい。
―――書き方によって印象は大きく左右する
むかし発達心理学の参考書で読んで、印象に残った詩 pic.twitter.com/xtgs3YOzmu
— 真悠信彦 (@nukuteomika) 2021年3月31日
フォーマット
古文学び始めた時「枕詞ってなんであるんだろ…」って思ってたのね。
— キッカ@固定ツイ企画 (@kikkaito) 2023年3月3日
いま「レターパックで現金」ときたら「すべて詐欺です」ってワードがリンクするようになってその意味がわかりました!!!!!!!!
This is 日本語!!!!ゆかいなことば!!!!便利な概念枕詞!!!!!!
メール文でよく見られるのが、「~致します」「~いたします」や「宜しく~」「よろしく」のように漢字表記かひらがな表記かで悩ましい部分ではあるが、厳密にどちらが正しいとかは不明。他人によって違うものの特に誤りではないためか、突っ込まれることはほぼないが、無意識の認識で大丈夫だと思って使用していると痛い目に遭いそうなのが言葉の恐ろしいところだ。
仕事や趣味で文章を書く人にとって漢字と仮名の使い分けは気になるところ。SNSでも表記のあれこれが話題になっているのをよく目にします。業界や組織などによって様々な表記ルールがありますが、新聞のルールは比較的簡単で「常用漢字表」(内閣告示)にほぼ準拠しています。(埋)#表記ルール pic.twitter.com/AI2W0dqzil
— 日経 校閲 (@nikkei_kotoba) 2022年10月12日
【変更】公用文で「?」「!」使用可能に 70年ぶり見直しhttps://t.co/cn3wzbqCLt
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2022年1月7日
一般の人が見る広報文や発言の記録では、相手に伝わりやすくなる場合があるため使用できるとした。また、「,」(コンマ)を使うとされてきたが、「、」(テン)を原則とすることなども盛り込まれた。 pic.twitter.com/5o9jWbYV10
―――論文作成のフローチャート
ふと、「日記→小論文→レポート→論文」の構成パターンの複雑化が気になったので、今のところの勝手な解釈を描き出してみました。現状どのくらい一般性があるかは分かりませんが、これが整理できると小学校からの継続的な学習の勘所が掴みやすくなるかも? pic.twitter.com/0ZcoeYbUEN
— 石原尚《アンドロイドロボティクス》 (@hisashi_is) 2022年1月13日
―――「一言余計」を無くして簡潔に情報を伝達する
ネットでの議論は、罵倒や嘲笑など、話を前に進めるのを妨害する要素が混じりやすい。そういう要素は「贅言(ぜいげん=むだなことば)」として消去するのが有効です。要は「悪口は無視しよう」ということなんですが、大切な手続きであることを強調するため、「贅言消去」と硬く表現してみました。 pic.twitter.com/bfognlRlg6
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) 2018年6月5日
主に仕事だけど、文章力つけたいなって思って、高校生様の文章の基本の本読んでるんだけど。意識高コンサル構文が、ボロカスにdisられてて草 pic.twitter.com/cUqbI89q0K
— kato (@kuromitsu_ka) 2022年9月17日
進化する言語
三省堂が出すオタク用語辞典「大限界」良過ぎる。Twitterやりながら用例採集したのかな。https://t.co/OwTnnAycxM pic.twitter.com/y5al2LFPoJ
— アジャラカ | Đesigner (@ajalaca) 2023年10月23日
すっっっげーーーー!!!
— けいろー🖋バーチャルライター (@K16writer) 2023年8月7日
「オタク」という言葉に対するイメージが完全に塗り替えられていることがわかるエピソードだし、生徒さんたちの反応から、「辞書に載っている意味も、その変化を汲み取ったものに変わっている」ことがわかって二重にすっげー!https://t.co/RvdvXdGxzE pic.twitter.com/rIM1GnY6Qb
☟最近こんなTwitterアカウントを見つけた。時代の発展と共に、年末にこの1年で一度も聞いたことのない若者言葉を耳にする流行語大賞があるが、今やSNSでのミームがそのままノミネートされることもある。このアカウントをフォローすることで年末にびっくりすることを多少は防げるだろう。
初めて聞いたときは犬のことだと思っていたワンチャンも、包括的に複数の意を持つ単語と化していったようだ。若者言葉は基本的に下品だが、ミームのようにバズること、また死語としてすたれていくことも多い(死語と言う言葉自体が死語)。
「ワンチャン」の用法については、もとは「一縷の望み」くらいの意味だったのが、そのうち「もしかしたら」「たぶん(いける)」のような意味で使われるようになって、いまや「別に」くらいの軽い意味でも使われています。「今日の夕飯、カレーでもいいけど、ワンチャンうどんでもいいよ」みたいな感じです。使用が広まっていくうちに、最初の頃にあった露骨な下品さが身を潜め、その代わりに図々しさは増したなと感じます。
―――誤用
ことばの番組で「○割が誤用(文化庁調べ)」と説明することがあります。でも、文化庁(国語に関する世論調査)では「誤用」という表現は使いません。記者発表でも「本来の意味から派生した使われ方も誤りとまでは言えない」と強調しているとのこと。放送では注意すべきです。https://t.co/zcYjMwRLto
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) 2019年9月19日
これは誤用しがちだよねー! pic.twitter.com/q767xTiQ3t
— ちゃわん@労働廃絶論(ボブ・ブラック)を広めたい (@tyawan) 2019年9月6日
タイムラインを見ているうちに、こんな表を考えました。ことばには複数の意味があるのが普通ですが、複数の意味を覚えておくと特に役立つことばがあります。一方だけが正しい、一方は知らんというのでなく、両方覚えておいて、場合に応じた解釈をするといいでしょう。 pic.twitter.com/0u5DioO0JA
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) 2022年6月10日
新しい(あらたしい)のように、誤用がそのまま一般化した言葉は多い。よく重複(ちょうふく・じゅうふく)なんかは職場で口論になる。
「大喪はタイモなどとは読まない。全く恥ずかしい」→「いや、読む例もある」→「いやいや、そういうことじゃないんだ」というのはそれこそ「ゴールを動かす」ことだと思うのだが。
— desean takahashi (@desean97) 2022年8月1日
老舗のことを「ロウホ」と連呼している帰国子女のクライアントがいて内心馬鹿にしていたら、調べた結果「ロウホ」とも読むらしく…明日のプレゼンで自分も「ロウホ」と言おうかどうか迷い中。
— dsk|PRディレクター (@TOKYOTRUNK_dsk) 2018年6月3日
―――ら抜き言葉
いわゆる「ら抜き言葉」とは可能の意味の「見られる」「来られる」等を「見れる」「来れる」のように言う言い方のことで,話し言葉の世界では昭和初期から現れ,戦後更に増加したものである。
島田教授の日本語史講座、面白すぎる!
— 荻窪圭@『江戸・東京 古道を歩く』発売中 (@ogikubokei) November 3, 2017
「ら」抜き言葉で抜けてるのは「ら」じゃなかった! pic.twitter.com/cYLm0dxvlF
着眼点
ランチョンマットってもしかしてlunch on matのことでは??? (一瞬のひらめき)
— てっつぇ (@er7gtyz) 2021年4月10日
と思ったらluncheonという単語があるしランチョンマット自体が和製英語らしい
ふと気になったのですが「ふと」ってなんだろう。
— 牧野圭太 | DE | (@MAKINO1121) 2018年8月16日
調べてみたら「不図」って書くらしいんです。これ「意図」の対義語っぽいですね。意図せず、意識せず、偶然出会える思考。いいコトバだなと。ふと考える。ふと思う。ふと生きていく。「ふと」が増えると人生はきっと楽しいと、ふと思いました。#ふと
―――起源を辿ると面白い
おでんのおって御だったのか
— まくるめ (@MAMAAAAU) 2022年12月3日
おでんは田楽→御田楽→おでんの順番で変化しているので「でん」にはならないよ
— りーち@ものもらい (@komatsuriichi) 2022年4月6日
昔、「お台場の『お』って敬語ですかね?」って話を振ったら「そういうくだらない話は嫌いです」と言われたことがあるのですが、そういう好奇心のお陰で今の自分があると思います。ちなみに、御茶ノ水、御台場など「御」の字が付くところは幕府に関係のあった場所だそうです。ほら知るとおもしろい!
— 中村愛𓏢 Megumi Nakamura (@megumi_nakamura) 2022年8月24日
おじさん構文
おじさん構文には大きく3つのポイントがあるのか pic.twitter.com/bCtFVBaSnt
— AI 〜AIは地球をなんちゃら〜 (@mosimosikaidesu) 2022年8月8日
俺は若い男性アーティストに多い男気構文(ホスト構文)が一番イラつく……。 https://t.co/AsROHMNPiO
— 達也 (@tatsuya0324) 2023年11月8日
―――若者文化に乗っかることそれ自体がおじさんの傾向・心理
特徴の半分以上はおじさんが「その方が若い」と思ってやってることが裏目に出てる。流行に合わせようとして得するのは20代までで、それ以降はよした方が良い。 pic.twitter.com/yyP23uiiVa
— Willy OES 🌥️ (@willyoes) 2022年8月22日
―――下心を偽装しようとする心が既に下心
29歳童貞が女性にLINE送ろうとして分かったのだけれど、「下心を極力感じられないように気楽感を出そうとする」と必ず「おじさんLINE」みたいな感じになるな。おじさんLINEのあの独特のフレンドリーさは隠した下心から、独特のウザさはおじさんの「ビビリ」から来ることを身を持って思い知らされてるな
— rei@生きてるだけで疲労困憊7月21日発売 (@rei10830349) 2019年2月17日
―――作られた気持ち悪さ
文豪三島由紀夫によるおじさん構文がキモすぎて面白かった pic.twitter.com/DIrFcfMuTS
— みかん🍊 (@KamiKami_Mikan) 2020年3月13日
もう手遅れ感もありつつ追記させてもらうと、あくまでこの文は「中年男性が女性に宛てた手紙」を三島がイメージして書いたものであって、三島自身の想いを誰かに宛てたものではないですよ
— みかん🍊 (@KamiKami_Mikan) 2020年3月13日
―――男女問わず、傷つきたくない中年が若者と交わる際の構文
平成時代はひたすら叩かれるだけだった「おじさん構文」が、令和では「おじさんに限らず女性もやってるぞ」と即ツッコミが入り、24時間も経たない内に「おばさん構文」としてコンテンツ化されるの、良い悪いは別にリトルワイズの増殖に伴いTwitterが男女平等に(厳しく)なりつつあるのを感じるな
— rei@サブアカウント (@Shanice79540635) 2022年8月10日
おじさん構文、勘違いされがちだけど「携帯電話全盛期に女性がよくメール中で使うアイコンや言葉遣いを、女性に気に入られたいおじさんが真似た」のが始まりであって文章の作り自体は女性特有のものなんだよね https://t.co/5EgG4dHxI6
— 司馬 (@SivaMachine) 2022年8月18日
めちゃくちゃ笑った pic.twitter.com/wlVOI4mEDA
— yamakagebeats (@yamy_otak) 2023年1月26日
―――起源と心理
おじさんの文章の句読点が多い理由、なるほどなぁってなった pic.twitter.com/JOUiOJZCng
— 有機林檎👶10m (@Dirty_Domestica) 2023年6月22日
【ふむふむ】「おじさん構文」の裏には繊細な心理?日本語学者が解説https://t.co/HnaIKRj6Px
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2021年12月17日
日本語学者によると、「おじさん構文の裏にあるのは、おじさんたちの自信の無さ」だという。また、発祥については「夜遊びレポートが起源では」と仮説を立てている。 pic.twitter.com/idkgYrPQzQ
花魁のですます口調が広まって敬語になった話が(諸説ありだけど)ある時点でこういうのはあるんだな……めちゃ納得しちゃったな…… https://t.co/8FoZU5SrX2
— イダヂャンよ (@EEDsan__5858) 2022年12月6日
先ほど「おじさん構文がなぜ生まれるのか」という問いに有力な新説がもたらされました。
— まくるめ (@MAMAAAAU) 2022年12月6日
「キャバ嬢やコンカフェ嬢が絵文字を多用するので、それが感染してこうなる」
らしいです。
ディスコードで詳しい人から聞いた。これはすごい。
―――技術的観点
私の観測範囲で絵文字を多用する人は、全員
— konkazue (@konkazue) 2022年12月6日
「iモードで初めてインターネットとメールを自分でやり始めたドコモユーザー」
でしたね。他社ユーザーやパソ通経験者は同キャリア以外に絵文字を送ると高確率で文字化けすることを理解していたので、他社に送るときには(^o^)みたいな顔文字を使用していた https://t.co/E2Pl45tElC
便利なサイト・ソフト
これ便利過ぎて感動した。 pic.twitter.com/vjTJBPLskN
— オクシン (@OKU_MAYA) April 4, 2022
☟下記記事内にて様々な便利サイトがまとめて掲載されているのでこちらで確認してほしい。
■ことばさあち
出かかって出て来ない言葉を調べるのに最適。
■霞ヶ関用語集
霞が関及び官庁で使われる業界用語的なものを集めたサイト。国家公務員の方にとってはあるあるネタなのかもしれないが、割と一般企業に勤める者からしても良く使うという単語があったり、逆にここで始めて見るような単語もあるので面白い。
以上。