1.Bruno Pernadas『Those Who Throw Objects At The Crocodiles Will Be Asked To Retrieve Them』
港区の昔ながらの喫茶店で窓際に差し込む日差しと雑居ビルを眺めながらひと時を過ごしたいような作品。
2.Mild High Club『Skiptracing』
くぐもった感じのボーカルにシンセの音楽。眠たくなるような雰囲気だが、一昔前のアーケードのゲームセンターが併設されたデパートの屋上でコーヒーでも注文居ながら白昼夢を見ているような感覚。
3.Poor Vacation『Poor Vacation』
シティポップのシンプルで落ち着いた楽曲を基調にした作品。デパートやショッピングセンターで流れているようなシンセミュージック感があるが、決してチープではない。タイトル通り、リッチでないにしても優雅な休日を過ごすような感じがして良い。
4.José Feliciano『Feliciano!』
ラテン的なギターとストリングスが最高。うっとりするぐらいの伴奏とボーカルで、何かしたいが何もしないで落ち着いて休もうかという気分になる。実家に帰って来た時のような安心感と安らぎのある「In My Life」最高。ソファで横になって何かを考えながら眠りにつきたい。
5.Fabiano do Nascimento『Ykytu』
シンプルなアコースティックギターに、効果音的な電子音やボイスがエッセンス的に乗っかっている。ラテンの風を感じながらそのままゆっくりと眠りに入るときに聴きたい。ヒーリング効果がかなり高い。
ドラムの下地に徐々にギターが入っていって楽曲になっていくのが良い表題曲。響き渡るギターが良いし、落ち着くテンポを有していて、シンプルな作風ながら惹き込まれる。移動中など作業中ではなく、寝るときやもう何もしないときに流して入り浸りたい作品。
7.Jay Som『Everybody Works』
海辺に近いクラブハウスで聴きながらまったり過ごしたい作品。ひと夏のリゾートバイト先のたまの休日に聴いて充実感を味わいたい作風。ボーカルが催眠効果があるのか、音色のしっとり感なのか、爽快な気分で風を感じながら眠りにつきそうな勢い。
8.The Velvet Underground『The Velvet Underground - 45th Anniversary: Deluxe Edition』
全体的にギターとボーカルのみのシンプルな構成。ドラムがないだけでここまで子守歌のように心地よい雰囲気を醸し出せるものなのか。まだ明るい外の景色を眺めながら今日はさんざん仕事・遊びやったし、休もうという気持ちにさせてくれる。
9.Oren Lavie『Bedroom Crimes』
しっとりした雰囲気のバラードメインの作品。全体的に美しく感傷的な気分に浸ることが出来る。暗めだが癒されるピアノの音色やボイスが良い。「Breathing Fine」が最高。
10.Wouter Hamel『Hamel』
オシャレなジャズで土曜日に青山周辺で意識の高い休日を過ごすのに最適。晴れた日が似合うオシャレで明るい作風。「Cheap Chardonnay」の一日がスタートする感じが良い。
以上。