1.The Dave Pike Set『Noisy Silence — Gentle Noise』
ビブラフォンの音色が素晴らしいワールド系ジャズ。ジャケがカッコ良いのと夜聴きたいスムースジャズなのが良い。「Mathar」はシタールの音色が目立つトライバルでメディテーションな作品。
2.Enji『Ursgal』
モンゴル出身の元音楽教師。ジャズに魅せられてギターフォークなボーカルジャズシンガーに。ジャズとフォークが混ざったような作風で癒される。
3.Loka『Passing Place』
サイケデリック・ロックやらフュージョンやらに分類されるようだが、プログレを感じる。2011年の作品のようだが、70年代のように感じる。ジャケもカッコ良い。朝帰りの無常の時に聴くと良い。
4.Bill Evans『From Left To Right』
なぜピアノだけでここまでのバリエーションの幅を出せるのか?
マイルスが流れる水のようだと称えたビアノの奥深さに溺れて癒されたい時にビル・エヴァンスのピアノを聴きに来てしまう。
5.Stan Getz & Bill Evans『Stan Getz & Bill Evans』
『ゲッツ/ジルベルト』で名高いスタン・ゲッツとビル・エヴァンスのクロスオーバー。ポスト・バップはオシャレで陽気な雰囲気が最高。良いバーで流れてそうな感じで最初から最後まで楽しめる。
6.三宅純『Stolen From Strangers』
コンテンポラリージャズと言うが、ボサノヴァもラテンも含まれていて北欧の雰囲気を感じる。ジャズ黎明期のボーカルジャズのような、フレンチポップのような雰囲気さえあるクラシカルで綺麗なジャズ。絶対高級ホテルとか高級レストランとか、上品な場所でないと似合わない。
7.Andrew Hill『The Capitol Vaults Jazz Series』
ホテルのラウンジとかで流れていそうな落ち着いた雰囲気のジャズ。カフェと言うよりはもっと豪華な雰囲気があって、ホテルのアフタヌーンティーで聴きたいジャズであり、ホテルのコワーキングスペースで作業をするのにも捗るジャズ。
8.Ekathé 『1686』
恐らくラテン語圏のバンド。情報が少なくてミステリアスだが「Lanchero」から爽快で軽やかなジャズでニュースのジングルのような感じ。ギターのせいかファンクやフュージョンっぽさが強い。「Fiji」もエモい。渡辺香津美の『KYLYN』みたいな雰囲気。
9.渋さ知らズ『渋星』
メンバーが何人いるのか不明なウータン・クラン的ジャズバンド。バンドリーダーの不破大輔を中心としたグループだが、多様なアーティストが参加するためジャンル的に一概にジャズとも言いきれない作風で、80年代の電化マイルスや大友良英のようなサウンドに近い。「Naadam」とかパーティのような盛り上がり。
10.Inger Marie Gundersen『Make This Moment』
「Let it be me」から少ない伴奏でボーカルが映える。イントロから惹き込まれる「Make this moment」。全体的にボーカル映えする、癒されゆったりできるジャズ。
以上。