1.Rei Harakami『広い世界とせまい世界』
テクノになる前のMTR宅録作品。アコースティック感が凄い。絵本のページをめくる如く優しい音に包まれる。「広い世界」は、決して広くて良い部屋でないけど優雅な空の景色は僕も同じく贅沢に享受できているよといった全能感を感じる。
Suzukiskiのインタビューの記事も最高だから読んでみて欲しい。
2.Vesa-Matti Loiri『Eino Leino1』
イタリアのヒルタウンを歩きながら聴きたい曲。カーテン・じゅうたん王国のようなエスニックな布販売店で聴いて悦に入れるような作品。
3.Sparks『Propaganda』
渋谷系の時代のフリッパーズ・ギターのようなオシャレなロック。地方の大規模複合施設のフードコートで聴きたい作品。賑やかな雰囲気でありながらジャケのインパクトも良い。
4.Steve Lacy『Gemini Rights』
ラテンの風が吹くオシャレなガーデン喫茶で聴きたい作品。全曲風通しが良くて、特にこれといったやることもタスクもないときに落ち着いた場所でのんびり1日過ごすための贅沢な作品。
5.Adan Jodorowsky『Esencia Solar』
リバーブが心地よいボーカルにラテンチックなサウンド。目立たない郊外の幹線道路沿いを外れた場所にあるイタリアンバーで流れてそうな雰囲気。フランスメキシコ人でありながら俳優・監督であるアダン・ホドロフスキー氏の作品。
6.Jane Birkin『Di Doo Dah』
カヒミ・カリィのようなウィスパーボイスと豪華でローテンポの曲が合う。「KAWASAKI」はバイクでデートする曲らしいが曲調もどこか日本っぽい。
7.Kishi Bashi『Sonderlust』
日本人のヴァイオリニストであるため、クラシカルな雰囲気があってオシャレだし、U2のような80年代のロックらしい雰囲気も感じる。
8.Fabrizio Rispoli『White & Blue』
ジャケットのように雲の上を歩くような浮遊感を持ったイタリア系ボーカルジャズ。日曜日、たまたま入った本格イタリアン店のパスタ&ピザを頬張りながらこの曲に聴き入って、午後どう過ごすか思案していたい。
9.Peal & The Oysters『Flowerland』
シンセのオルゴール箱を開けたような夢のひと時が味わえる作品。短いが充実したバカンスのような感じ。
10.Foxygen『Hang』
昔ながらのグラムロックのような雰囲気で、陽気な雰囲気がする。これを聴きながら買い物に出かけるとそれだけで充実した休日なんだと思わせてくれる。
以上。