1.春ねむり『春火燎原』
情動的なサウンドとボーカル。怒りを交えた低い声と嘲笑する歌い方、シャウト。優しく女性的歌い方の両方が混在する。ポエトリーラッパーとあるが、MOROHAのような詩的な雰囲気が良い。RATMやNINのようなインダストリアル感も相まって相当にロックしている。
2.菊地成孔 feat.岩澤瞳 『普通の恋』
歌詞が中二病っぽくドロドロしてるのと凄く長いが、何気にカラオケに登録されている。スパンクHappyではなく菊地成孔ソロ作品的立ち位置。普通はちょっと外れてるくらいが良い。
3.Homecomings『Moving Days』
のどかな家庭の休日の一日のようなホットな作品。晴れた日の一日に聞いて過ごしたいくらい平和で暖かいメロディ。
4.PK shampoo『PK shampoo.wav』
令和の時代に2000年代初期のようなエモいオルタナ。下北系のような感傷的な演奏とボーカル。「君の秘密になりたい」イントロからすでに最高すぎる。
5.파란노을(Parannoul)『To See the Next Part of the Dream』
韓国のシューゲイザープロジェクト。エモとノイズのノスタルジックなエモさが良い。青春の闇と光についてのサウンドトラックとは言い得て妙。韓国語で何を歌っているのか歌詞が気になる作品でもある。
6.Till Yawuh『何もないです』
煙草を吸うひと時のような短い時間でエモい気分になれる。一人、人気のない夜道で聴いて佇みたい作品。トータル13分ほどのボリュームなので、少し長めの一服だと思って公園で夜空を眺めつつ聴くのが良い。
7.COWPERS『Yurashitsuzukeru』
どこか魔の2000年初期に引き戻されるような懐かしさがある。向井秀徳が抑え気味の状態のナンバーガール的な感じ。今はもうとっくに解散していていないが、残った作品はこうしてSpotifyで人知れずにこっそり聞かれ続けるのが良い。エモはエモいな。
8.PUNK LOST DAYS『PRIMITIVE ELECTRONIC CONTENT』
2000年前後のようなエモーショナルなロック。ローファイで黒く暖かいサウンド。情報がほぼ無くて不明だが、もともとSoundCloudで活動していたとか。
9.くだらない1日『rebound』
インディーズさながらの青さと葛藤をぶつけたような歌詞とサウンド。エモはやはりエモい。若い時に聴いておくべき味わい深いサウンド。
10.ART-SCHOOL『REQUIEM FOR INNOCENCE』
2000年代初期らしいインディーロック。サウンド的にはNUMBER GIRL系列っぽい感じだが、吐息混じりの情緒的で青い感じの声が良い。
以上。