Patchwork Dream

随時、記事の加筆・修正または再掲載します。

アイデアのすゝめ

なぜ夜になると冴え渡るように考えが湯水のように湧くのか?
なぜ最終休日の夜にやりたいことが湯水のように湧くのか?

会話では連想ゲーム的に繋がって元が何の話だったかわからなくなる場合が多い。それと同じくして「あれやろう、これやろう」とネットサーフィンしてると「結局何のために何を調べるんだっけ?」が起こるし、買い物に出かけて店に入った途端に「何を買うんだっけ?」となることが多い(特に100均)。往々にしてこの場合、やるべき事が興味の軸によってやりたい事の方に向いて本質を見失っていることが原因だ。この場合はまずやるべき事をした後で戻ることを気をつけなくてはいけない。

 

計画を立てるメリット

追い込まれないとやらない以前に気づかない場合あるから必要なことは計画的にやるべき。行動を起こすとき、目的がすべて出揃ってるか、またそれが本当にすべきか、遠くを見過ぎずに直近に行うべきことを確かめた上でクリアしていく。
どう手をつければ良いかわからず行き詰まっているタスクは、一度手をつけてみると結構進む。結局、小学生時代の夏休みの宿題の時から今までこれは変わらないな。

段取り

先日、お笑い芸人のカンニング竹山さんが、TV番組の悩み相談コーナーで、
「段取りの悪い奴が許せない」と。
彼の奥さんの行動でも、たとえば掃除などを見ていて
「何で1手2手先しか考えていないんだ。もっと3手4手先を考えて動け!」
とイライラして、それでよくケンカになる、と。
でもそんなイライラする性格を直したい。
という相談をされていたのですね。
そこで軍事評論家の方が、
「竹山さんは段取りを語る資格がない」と。
「もっと3手4手先を考えて動け」と言うぐらいの人は、
10手ぐらい先を読まなきゃダメだ、と。
「この人は思い通り動かない」ってことまで考えて、それを想定して動くべきだ、と。
竹山さんがもし軍隊の司令官だったら、その軍隊は全滅。みんな死んでる、と。

「俺はここまで考えているんだ!なんでお前らは分からないのか?」と怒っている場合ではない。
そんなお前らがわかんないところまで織り込んで考える奴が段取りを語る資格がある奴なんだ、と。
つまり思った通りに行かないことも想定した上で段取りを立てる必要がある、と。

ameblo.jp

何かをプランなしで行うとなるとまず何をやったら良いのかがわからないので行動しづらくなる。なので、まずは

  1. ①箇条書きでやることを書き出す 

    書き出したものの中から関連性のあるものを紐付けて括る

    優先順位・起承転結を付ける 
  2. やる事が明確になればあとは単純作業のようになるので取っ掛りやすい。逆に言えばやることが多すぎて、あるいは何をすべきかわからずやる気になれない場合はまずは1.をしてから作業に入り、ダメだった場合はそれさえも結果・課題となるので、その場合は1.の内容を見て本当にすべきだったか、別の案は無いか考える。
  3. そもそも1.をやるのが面倒臭い。なので、日常的に気になった疑問点ややりたいことをリストアップして、細かく作業を進めつつという形が1番良い。

―――難しい予定は立てるな

後戻りできず1つ1つを熟さないと次に進めない計画は、ひとつが頓挫すると後がリカバーが厳しいので立てない方が良い。行動や作業の量を増やすとミスのリスクも増える。そうするとドミノ倒しで計画が頓挫し続けてしまうのだ。
1人でこなす量でなければ外注や他人を利用し、少ないがしっかりやるべき仕事を自分できちんと行う必要があり、計画は先の予定ではなく手前の工程に目を向けて動くのが良いなんでもかんでも求めようとするし効率的に動こうとするし、コスパを求めてしまう故に、優先順位や段取りは重要なのだ(リスクヘッジも含めて)

1人で全部やり、時間を浪費するのは安物買いの銭失い、貧乏暇なしを実感することとなる。トータルコスト的に金額は押えても自分の時間を売ってしまっているので、結果時給換算が低く、天秤が釣り合わなくなる。また、困った時の次の手段が、灯台下暗しよろしく、手近で身軽な手段でなくわざわざ難しい手筈を先に取ってないかを確認する必要もある。そのため、次のステップにつなげるためにどこを気を付け、注意したほうが良いか考えるべきだ。

下記に引用するTwitterが良い例えをしているが、階段式に積み上げてしまうと「ここができないと先に進めない」という負のスパイラルに陥るし、連続的なものに例えてしまう故に「また最初から」というように企画倒れになる恐れもある。一つ一つの要素を挙げてポイントを把握しておくぐらいの方が気分的にも負担が軽減される。

イデアを生み出すには?

また、就寝前などに瞑想を行うとその日一日の出来事が整理されたり、忘れていたアイデアを思い出したりするので良い。井上陽水も「探すのをやめた時見つかる事もよくある話で」と歌っているし、細野晴臣も楽曲制作において「音楽は寝かしておくと良い」として、たまに開いて進めていくというスタイルだという話を何かで見た。他のミュージシャンもそうだろう。

―――各々のアイデアの出し方

キュレーション

―――インプットが重要

どんなアイデア本でも書いてありそうなことだが、インプットが多い分選択肢が増え、自分が今興味を持っている物事に気付けるようになり、可能性を広げることができる。このキュレーション項、To Doリスト項では、空き時間や暇な時間、ぼんやりした時にスマホを取り出して自由にインプットできる程度のものを中心に紹介する。

勘違いをしている人が多いように思いますが、知識があるから疑問をもつことができるのです。知識はわかるために必要なのではなく、わからないことを発見するために必要なものです。デザイン思考が重視する観察という方法においては「わかる」ことが重要ではなく、目の前の普段と変わらない光景を「これはなぜここにあるの?」「なぜ、みんな、そんな風にするの?」と好奇心をもった目で見つめなおし、自分自身の物事の見方を変えることこそが重要なのです。見る対象が変わるのを望むのではなく、自分自身が変わるのです。

gitanez.seesaa.net

―――キュレーションアプリ

 ■Inoreader - RSS&ニュースリーダー

play.google.com

好きなサイトを登録してキュレーションできるアプリ。サイトをフォルダごとに分けたりして、搔き集めた様々な情報をこのアプリだけで見ることができる。
はてなブログなどの個人ブログもちゃんとキュレーションできるし、好きなキーワードをGoogleアラートでに登録してもキュレーションできる優れもの。

Tumblr

www.tumblr.com

SNSのように見えるがユーザー間でのやり取りはほぼない。RSSリーダーに登録する感覚で自分の気に入った記事を投稿するユーザをフォローしていくことで、自分のダッシュボードにキュレーションのように流れるようになる。

―――ブックマークアプリ

■Pocket

play.google.com

サイトのページを保存して後で見るのに便利。ブックマーク的な感じ。
タグごとに分けて保存したり、保存したページをアプリ内で検索することもできる。
似たアプリでInstapaperというアプリがあるが、個人的にそちらより使いやすいのと、Instapaperではアプリ内のページ検索が有料機能になってしまう。
保存する内容やプライベートか仕事かで、どちらのアプリを使うか選んでもよいのかも。 

☟下記拡張機能を使えば、パソコン上でボタンを押すだけで簡単に保存→仕分けができるようになる。

chrome.google.com

Pinterest

www.pinterest.jp

SNSのような雰囲気だが、主に画像を中心に自分の気に入ったアイデアを登録していくことができる。収集したアイデアはカテゴライズも可能で、他ユーザーの作成しているフォルダやユーザー自身をフォローしてキュレーションしていくことも可能。

☟下記の拡張機能を使えば、パソコン上でボタンを押すだけで簡単に保存→仕分けができるようになる。

chrome.google.com

メモ

簡単なことでもメモを取り、後に時間を作って整理する。たいていの人は凡人なので、自分の記憶に頼ると痛い目に遭う。マニュアルは作った者勝ち。

deztec.jp

メモの難しいところは、その場の出来事や思い付きといった瞬時の出来事を記録するケースが多く、その場では必要な情報の取捨選択が出来ないことだ。結果、必要でないことも含めて記録してしまってかえって思考が複雑になる。かえって、必要だと思って記録した部分が的外れで、メモ外のことが必要であった際はメモが役に立たない。これにより、メモをしても後で見返さなくなり、意味が無くなってしまう。

個人的な考えで、重要なのはその場で実際に体を動かして作業することで感覚的に身に付かせ、その流れの要点をメモした上で仕事が終わった後に作業を思い出しながらメモを確認していくというのが効率的な気がした。というより一般的なメモの流れはこのような流れだろう。

・メモで脳の記憶領域を確保する

個人的には:
・常にメモ帳を持ち歩き、脳には記憶させない → 出てくるアイデア量が倍増、ミスが減る
・本は、自分の解釈を欄外に書き込みながら読む → 理解が倍深まる、再読が効率的
・長文を書くときは一度マインドマップでまとめておく → 執筆が早い、手戻り半減、構成が明確に
・昼飯は炭水化物を取らない → 午後全然眠くならない、夕方腹減らない、痩せる(半年5kg減)

※私は仕事柄、情報整理系が多いですが、交渉事や進捗管理など何でもどうぞ
※「実際に自分で試し、劇的に効果があったこと」のみでお願いします。

q.hatena.ne.jp

・メモを制限して記憶領域を活用する

具体的には、僕はメモを以下の3つだけに絞っている。
1.あとで質問すること、疑問に思った点
2.日時・場所・数値
3."相手が"重要視しているキーワード

(省略)

後輩の1人で、ずばぬけて記憶力が優れたメンバーがいるが、彼はまったくメモを取らないらしい。 例えば、樹海のようなファイルサーバー上で、重要ファイルの在処を聞いてもメモを取らない。 何度も、そのパスを探す作業をする中で、頭の中に地図が出来上がっていくということだ。 一度地図が出来上がると、何かにつけ探し出すのが速くなる。 この話を聞いて、 「カーナビを使って行った場所は、カーナビなしでは二度と行けない。」 という言葉が思い浮かんだ。 ファイルのパスをおきにいりに入れて仕事をしていると、 ある日おきにいりが消えてしまったときに、どこにあるのか全くわからなくなってしまうことがある。 メモやおきにいりは、頭を使わなくなるのだ。 「余計なことに頭の記憶容量を使うと、ほかの事が覚えられない」などと根拠のない言い方をする人もいるが、 まったくの逆だろう。 人間の記憶は、シナプスの結合の強さによって維持されるという仕組みだから 頭の中は、ハードディスクのように制限容量が決まった器ではなく、使えば使うほど容量が広がる器なのだ。

daiyamamoto.hatenablog.com

メモ代わりに自分のアカウントに向けてLINEを送るといった手法をしている人もいたが、Keepメモなどで記録する手法もある。

―――メモに求める再現性

東大生がノートをとる目的として一番多く挙げていたのが「再現性」だったのです。 みなさんは、どのような目的でノートやメモをとっているでしょうか? 「書いたほうが覚えられそうだから」「後から見返して復習するために」など、いろいろな回答が考えられます。そしてそれはすべて正しいと思うのですが、東大生がノートやメモをとる目的は少しだけ特殊です。 「授業や読書などで得た情報を、後から自分で『再現』できるようにするため」 ノートやメモを見なくても、他の人に自分で説明できるようにするために、ノートをとっているのです。

toyokeizai.net

東大生のノートの取り方についてはよく語られ、綺麗だの汚いだの言われていたりするが、上記の記事では、下記のようにチップスがまとめられている。

【テクニック1:言い換える】
・ノートやメモに、「要するにどういうこと?」を書くスペースを作る
・文章の横に「一言でまとめるとどうなるか?」を自分の言葉でメモしてみる
【テクニック2:ロジックを残す】
・「なぜそうなるのか?」「その結果何が起こったのか?」を「→」でつなげる
・「→」で結べない情報が出てきたら、間を補完する情報がないか調べる
【テクニック3:とっかかりをつくる】
・自分が面白いと思うことをメモする
・面白いと思うことがなければ、疑問に思ったことを調べて深掘りしてみる
・エピソードなども調べてメモしてみる

授業中にここまで出来たら確かに凄いだろうが、要するにこのような考え方で物事を見る故に記憶が定着しやすいとか、思考力が養われるのだろう。

「メモをしたら、内容を誰かに話すようにしています。相手の反応を見るためではなく、口に出してアウトプットすることで、『あれ? 違うかも!』と気づいたりするからです。犬に話しかけるのでもいいと思いますが、独り言だとダメなんですよね」

href.li

―――おすすめアプリ

Evernote-メモを取り、メモを書き込み。ノート、メモ帳、プランナーとして使用

play.google.com

オンラインメモ帳ということで、ログインしてしまえばどの端末でも使用が可能
ただ、同時に3台以上の端末にアプリを入れることは不可能(と言っても、サイトからログインしてしまえば普通に複数台でも使うことができる)。
面倒だが、暗号化機能で文章をロックすることも可能(ただ、これは誤って文章そのものを消してしまう恐れもあるので注意)。
ただ、下記のようなサイトでバックアップも可能なので、間違ってメモを消してしまっても安全な状態にはできる。

www.multcloud.com

似たようなアプリで、OneNoteがあり、そちらはロックがEvernoteよりもやりやすいし簡単。

To Doリスト

だいたい半日ごとに「やるべきこと」「心配なこと」を白紙の紙に書き付けるために 15 分をとるだけで、その半日の効率がまったくかわるので不思議です。

lifehacking.jp

金曜日に浮かれて土曜日を待ち遠しく待っていても、いざ土曜日になると何もする気力が無くなり何をするつもりだったかも忘れてしまうということが多い。
いろんなハウツー本に書いてあるだろうが、A4のコピー用紙に箇条書きで予定を立てて壁に貼り、終わったものを線で消していく方法がわかりやすくて良い。これは仕事を進める上で周囲の先輩が行っていた手法の一つだ。ネット上のデータは常に情報を持ち歩ける便利さはあるものの、管理がしづらく忘れやすい

プレジデント・ファミリーの編集部時代、 東大生であるとか、その道でいちばんの子に 取材にたくさん行ったんですけれど、 共通しているのが、 時間を決めるために ストップウオッチを使っていることと、 TO DOリストをつくっていること、でした」でもそんなTO DOリストつくってる時間がもったいないっていう考えもありますよねえ。「そう、それがくせ者! そう思っちゃいますよね。 みんな、同じです。 その時間に問題のひとつも解いたほうが よっぽどいいんじゃないかって。 でもちがうんです。 ぐっと我慢です。 とにかく、分解するんです、やることを。 そうすると、勉強が “作業”になります。 作業に没頭しているときは 雑念がなくなります。 そうすると効率があがって 効果がでます。 ぼくはいまもその方法にすがって 生きているっていってもいいほどです!」

www.1101.com

また、紙にいくつもやることをリストアップしてもキリがなく、結局何をすべきかわからないので、直近のやるべきことをリストアップして簡易的なメモを残した方が良い。その際には簡易的なメモパッドを利用すると便利だ。
可能であれば「1週間で継続的に行うこと」「その日1日で行うこと」「休日に行う予定のこと」をリストアップしておいた方が良い。

 

キングジム ブギーボード BB-14
■Todoist

何かしたいと思いながらいざ休日になると無駄に時間を過ごすことが多い。Todoistは前日などにその日になりたいこと、やっとくべきことをつぶさに記録しておくことで、時間の無駄を省くことが出来る。
予定日や重要性、タグによる分類分けができる。Googleカレンダーともリンクさせてスケジューリングできるし、終わったら予定を完了済みとしてまとめることが可能。ただし、Todoistはリマインダー機能が別途月額プランのため、Googleカレンダーと連携していても通知がされない

todoist.com

―――ワーキングメモリを減らすには

下記記事では「不安ごとメモに書き出す」ことを推奨している。

「優先順位でToDoリストを作っていても、リモートワークでは仕事と家事がごっちゃに混ざります。優先順位で片付けようとしてもうまくいかず、いちいちやるべきことを考えるたびに脳のメモ帳が浪費されてしまう。シンプルに、時系列でやるべきことのリストを並べて、上から片付けていくほうが脳のメモ帳を浪費しないでしょう」(篠原さん)

(省略)

例)
上司とミーティング(やりたくない、早く終わらせよう)
取引先に連絡(緊張するなぁ。気が重い。でもやれば気持ちも軽くなる)

style.nikkei.com

―――正しいチェックのやり方

―――工夫した母のTo Doリスト

マニュアル

―――マニュアル作成においてはNotionが最強

■Notion

www.notion.so

本サービスはブックマーク(スクラップ帳感覚)、メモ、To Doリストのほとんどが同一サービスで行える

マインドマップ

ここでは瞑想のように自分一人のある程度まとまった時間がある際に行えることとして紹介する。数珠つなぎで連鎖的にキーワードや気がかりな点を書き出していくにはマインドマップを活用するのが良い。

■Xmind

何か目標を立てた際に、何が必要となってくるか、その必要工程や手段として考えられるものを因数分解してあぶりだしていく必要がある。Youtubeよりリベラルアーツ大学の両学長は毎度このソフトによってプレゼンを行っている。

www.youtube.com

―――使用例

mobile.twitter.com

ルーチン

mobile.twitter.com

f:id:angrybreakfast:20220221220411p:plain

出典:https://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/1006/25/news047.html

上記項を通していく中で、ある程度習慣化した方が良さそうな定型業務があればルーチンワークとして落とし込んでいく。ここで重要なのはルーチン用の予定の紙を壁に貼っておくのもそうだが、アナログの紙のカレンダーを用意しておくことだ。
下記のサイトから月を選択して印刷すれば簡単にカレンダーとして活用することができる。カレンダーでその日などのスポットの用事ではなく、週間で期限などを含む予定を書き込む際に便利。

happylilac.net

なぜあれ程デジタルなものを紹介した後にアナログを提示するかと言うと、To Doリスト然り、デジタルなものは所かまわず記録できる反面、物理的な確認ができないためその存在を忘れることが多い

Googleカレンダー

calendar.google.com

To Doリストを併用して使用すると期限までに〇〇をしなくてはいけないといった部分も含めて予定を書き込めるので便利。

■円グラフ

studio.virtual-planner.com

一日のやることをパワポの円グラフを活用して可視化するのが良い。比率と内容を記入すれば自動的にグラフを作成してくれるので便利だ。

☟また、下記のサイトを参考に、パソコンを立ち上げたときに自動で常に確認するサイトを起動させれば、快適にルーチン化することができる。

bsj-k.com

―――リマインダーが重要

LINEは今や一般的なキャリアドメインのメールなんて使ってないんじゃないかって程にスタンダード化したツールだ。中でも「リマインくん」は手軽にリマインドすることができる。

reminekun.com

脳内の整理

■克己

―――面倒臭いから離れる

―――物事に取り組む姿勢

私の父は、ヘル・ウィーク(ネイビー・シールズの訓練)で最も辛かったのは火曜日だと言ってました。

(省略)

火曜日を迎える。

疲労困憊、今までにないくらいヘトヘトに疲れている。

頭の中でカレンダーを思い浮かべてみる。

今のこの疲れ。まだ半分も終わってない。金曜日は遠く、永遠に来ないように思える。

そしてこの疲れ、こんなに疲れている。

火曜日、目の前の課題を遂行するのは不可能に見える。

(省略)

父や他の人たちはどんな方略で乗り越えたのか?
それぞれのエクササイズに集中する、課題一つずつ。
それ以外は考えない。金曜日、明日、一時間後のことさえ考えない。
今この瞬間に集中する。目の前の小さな課題をこなし続ける。
これは私たち全員がもっとも苦手とする、あることに応用できます。

ジム:靴をはくことに集中する。まずは片足。そしてもう片足。やってみる。
その後、車の鍵を手に取り、車に乗る。エンジンをかけ、運転し、ジムに到着する。
勉強:机に向かう。テキストを開いてみる。
最初の一、二文を読む。どうだっただろう。次はパラグラフを読んでみる。

jp.quora.com

―――モチベーション

人間のモチベーションに対して効果的なのは「前に進んでいる」という感覚だという

出典:グレッグ・マキューン 『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』

☟下記のようにやる気を出すためのアドバイスサイトもある。

www.nhiro.org

―――作業の進め方

■興味を広げる

※土曜日は読む人が激減することが判明したので、個人的な話を。
たまに休日に妻が実家に帰ることがあって、そうなると僕の生活って本当にダメダメになっちゃうんです。

まず僕は全く料理が出来ないので(何度もトライしたのですがすごく不味い)、近所のコンビニのお弁当とか定食屋で食べることになるのですが、妻がいないとお昼からビールとか飲んじゃってグダグダになるんです。

さらに僕は趣味が「読書」と「音楽鑑賞」しかなくて、本屋とレコード屋をまわって、それをたくさん抱えて帰ってきて、ワインを飲みながらそれらを読んだり聞いたりしながらあっと言う間に休日が終わるんです。

たぶん独身だったらずっとこのパターンの繰り返しなんです。

でも、そういう男性って未婚既婚に関わらず、たくさんいますよね。

本当は海外旅行に行ったり、話題になっている演劇や落語とか体験したりしてみたいのですが、凝り固まってしまって新しい行動が出来ないんです。

           ※

でも、ほとんどの休日はもちろん妻は家にいて、僕が朝起きて犬と遊んでいると「今日は日本民藝館濱田庄司展を見に行くよ」とか「今は上野の不忍池の蓮の花が見頃だから行くよ」とか勝手に予定を決めてくれているわけなんです。

そして、その妻が選ぶほとんどの「イベント」が僕が普段、全く興味がないものなんです。

僕は美術とか焼き物とか植物とか庭園とか全く興味がないのですが、行くとやっぱりすごくたくさんの発見があるんですよね。

やっぱり中国の皇帝がつくらせた白磁とか鬼気迫る美しさがあったりとか、日本の江戸時代の絵師の技術の高さに感動したりとか、何かと必ず新しい発見があって、僕の堅い頭がグニャリと解きほぐされる感覚が快感なんです。

ちょっと前の日曜日も妻が「今日は銀座に『マダム・イン・ニュー・ヨーク』っていう映画を見に行くよ」と言ったのですが、その日は大雨だってわかってたし、「今日は家でゆっくりしよう」と僕は主張したのですが、当然、「休日の過ごし方の選択権」は僕にはなく、大雨の中、銀座まで見に行ったんですね。

そしたらこの映画がもう涙ボロボロで、「言葉とコミュニケーション」という僕が常日頃考えているテーマを見事に描いている名作だったんです。

で、まあ、「いやあ、大雨の中、わざわざ見に来て良かったよ」と赤い目をしながら、銀座のワインバルで妻に伝えると、「まあ絶対にそう言うと思ってたけどね」と妻は言うわけです。

多くの男性が「凝り固まった一つの生活パターン」や「決まった一つの交友関係」だけで暮らしていると思います。

それだけで満足するのも「アリ」だとは思うのですが、うちの妻のように「無理矢理にでも」違う世界を見せるのも「アリ」だと思います。

ちなみに妻は必ず「それで気づいたことを原稿にして、お金にするように」と言いますが… 

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―――新たな価値観に触れる

この10ヶ月で、多くのことを学びました。肉親を憎んでいる、怖れている人が、世の中に多くいること。「親なんだから、許してやれよ」という甘ったるい常識は、無知と習慣にもとづく、思い込みでしかない。なるべく多くの人と、話をすべきです。思考レベルが似たような人とばかり、つるまないこと。話せる相手に、多様性をもたせれば、より多くの意見や価値観を聞けます。というか、まず、人の話をよく聞くことですね。自分より何十歳も若いヤツの話でも、バカにしないで聞いたほうがいい。仕事のできない人は、たいてい、人の話を聞いてませんよね。それから、自分が悪かったら、潔く反省すること。邪魔だと思ったら、身を引く。だいたい、40代なんて、オッサンですから。「50代からでも60代からでも、遅くはない!」といった価値観は、高齢化社会に日和った、無責任な宣伝文句でしかない。老いれば老いるほど、習慣にまかせず、考えつづけることです。はっきりと当事者意識をもち、創造的な生き方をする人が増えれば、かなりの数の悲劇を避けられると、僕は思うのです。

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探し物は探してるうちは見つからない。
考え事も、ふとしたキーワードが鍵になって忘れてた思考の蓋を開けるだろう。

 

以上。