Patchwork Dream

随時、記事の加筆・修正または再掲載します。

落ち込んだ時に見る画像10選①

一時期、ネット(主にTwitterYouTubeなど)を断とうとしてBOOKOFFで購入したのが下記の『VOW』である。ちなみに、VOWは"Voice Of Wonderland"の略らしいが、主に街中や日常で見かけた面白い光景及び画像を総称してそう呼んでいる。もっとマクロな視点から見たナニコレ珍百景みたいな感じ。

ベスト オブ VOW

☟調べるとどうやら今でも募集しているらしい。でも今やTwitterやらのSNSが一般化してからはそこから引っ張ってくるケースが多い。故にこの記事をまとめるに至った次第である。

vowtv.jp

―――ビックラゲーション

過去、75年~85年にかけてパルコ出版発行の雑誌『ビックリハウス』で珍エピソードを投稿する読者投稿コーナーがあって、こちらも今やバズを狙った面白ツイートめいた感じがする。こうしてみると今のSNSは昔の雑誌の読者投稿的なニュアンスが大きいように思える。

YMOで知られるYENレーベル属するアルファミュージックでは『音版ビックリハウス 逆噴射症候群の巻』が発売されたようで、こちらはカセットテープだが、CDでは『音版 ウルトラサイケ・ビックリパーティー』があり、収録内容が異なる。

alfamusic.co.jp

☟カセットテープ版の『音版ビックリハウス 逆噴射症候群の巻』収録の「ビックラゲーション」は坂本龍一による作曲・歌唱で、かつ読者投稿で坂本自身が気に入ったビックラゲーションを厳選して楽曲中で紹介している。CDに収録されている『音版ビックリハウス 逆噴射症候群の巻』は下記のBOXセットで、値段が結構プレミア価格になっている。

Yen Box, Vol.1

怪文書

1.禍福は抑える縄の如し

〘名〙 わざわいとさいわい。不幸と幸福。

kotobank.jp

たばこ屋を謳っておきながらぶら下がる1000円のTシャツ。他に何が売っているのかわからない店内?にはアンパンマン数体。ツッコミどころが多いのはさておき、今後生きていく中で禍福と言う単語をどれだけ目にするか。初めてこの画像を目にしてその意味を知った。

2.だれか見てるゾ

意図して書かれたわけではなさそうだが、目元のみでかつ、語尾のゾも含めてもうそれにしか見えない。間違いなくクレしんのホラー回。

看板

3.馬鹿はすぐ死ぬ

馬鹿はすぐ死ぬ

もとはスピード馬鹿はすぐ死ぬだったようだが、上部が破損してこのようになっているようだ。どっちにせよインパクトが凄い。だが案外馬鹿はしぶとくてなかなか死なない。

4.ネットにひたるなはやく寝ろ

耳が痛い。夜布団に入ってからリベンジ夜更かし(報復性夜更かし)*1をしがちだが、夜寝る前にするスマホは深夜番組がやけに面白く感じるように興が乗る。ただ路肩に看板建てて田舎に置くようなものではない。

役に立つ

5.護身術

このTweet込みだが、ネットde真実ってこういうことを本来指すのだと思う。陰謀論やらスピった情報よりも有益で実践的。元になった書籍がおそらく『いざ というときの護身術 自分の身は自分で守る』(94年)ではないかと思うが、こういう時代によって変わらない情報は本当に有益だと思う。

6.メルカトル図法

レンズによる歪みというのは自撮り界隈でも問題になるところだろうが、メルカトル図法はどうやら魚眼レンズの逆みたいな感じで地図が作られていることがわかる。するっていうと小さく見える日本は案外ヨーロッパと比べると謙遜無い大きさでニュージーランドと同じくらい大きい。

☟下記サイトでは「アメリカ」「中国」「インド」を軸に世界地図の本当の大きさを確認できる。インドが結構大きいことがわかる。

www.thetruesize.com

有名人

7.小池百合子

小池百合子と言えば、コロナ禍の公約「満員電車ゼロ」を忘れていないが、はとバスのように二階建ての電車を作るなんているぶっ飛んだ発想だったのも面白いがバズっていない。この画像がどういう意図なのかは不明だが、照明のせいかコラっぽいし、ステーキ食う前の人の顔とは思えない。そもそも氏はTweet自体が面白いし、バンクシー(らしい)のグラフィティを都庁に見に行った時は案内板に「バンクシー作品らしきネズミの絵」と掲げて謎の行列ができたことを忘れないからな。

8.松岡修造

どういう経緯かはわからないが、一般客に紛れて普通に松岡修造が二郎を食べるという思い付きだけで面白い企画なのに、カメラやスタッフらしき人もいなければ松岡修造に目をやる取り巻きもいない。オフっぽい雰囲気含めて面白いのかもしれないが、松岡修造が苦しそうに、何かを訴えたい面持ちで周囲を見ているのが面白い。食わず嫌い王決定戦だかなんだかで普通にトマトが嫌いだった印象がある松岡修造だが(もしかしたら佐藤弘道 aka ひろみちお兄さんだったかもしれない)、表情が『くいしん坊!万才』どころではない真剣さ。

9.ホリエモン

勝ち確定演出みたいなロゴ。パチンコだったらアガる。こんなに縁起の良い逮捕みたことないし、なんか年明けの「謹賀新年」みたいなおめでたい感じが出ているのと、朝7時と言う時間の異常な早さが痛快。桃鉄で福の神が出たみたいな明るさ。

不謹慎

10.麻原彰晃

出典:https://www.buamai.com/image/17552-museum-studio-paper-c2bb-blog-archive-c2bb-illustrations-for-esquire-russia

誰が作ったか知らないが、海外の画像投稿サイトかなんかで作成されたのか詳細不明だが、Tumblrでこの画像が回ってきた時は不覚にも「カッコ良い」と思ってしまった。コラージュ作品としては最高。これをTシャツとかにしたら結構攻めたカッコ良いデザインになると思う。レジデンツみたいなアングラ感、オウム真理教というカルトが相まって尖りたい人向けのサブカルアートっぽい風情が出ている。

 

以上。

*1:睡眠時間を削って自由時間を確保することを意味し、一日を有意義に過ごせなかったときや、日中に自由な時間がなかったり思うように活動できなかったりしたときに、満足を得るために夜更かしをすることを指す。