5月くらいになると最近は「会社を辞めました。やめてフリーターで生きていきます。僕は会社とかには適合できない人間だった・・・」みたいなYouTuberが大量発生するけど、たいてい二年後にいなくなるんで、寂しさを感じる。
— もへもへ (@gerogeroR) 2023年9月6日
今の世の中って簡単に他人の生活、人生を垣間見ることができるようになったなと実感。
「ネットのせいで人生のネタバレが進んだ」か。 いい言葉だな。 俺が10代の頃は20代30代の嘆きや弱さなんて犯罪者やそういう芸人ぐらいからしか伝わってこなかった。 今はダメ人間が10年後どうなるかこんなにもわかりやすく見ることができる。 こんなにも。
— 砂鉄@自分の無能に対する怒り駆動開発 (@fepfeil) June 14, 2011
mobile.twitter.comキャンプ芸人のヒロシがYouTubeはタダで買える宝くじみたいなことを言っていた。「いつもの趣味をカメラで撮るだけ」というのは確かに楽な感じはするが、そこまで趣味を極めていないという人もいるだろう。生活そのものにカメラを添えようというのがVlogなのだろうが、ただ人の生活・日常を見るのって面白いんだな。
彼らの動画を見てると自分も何かできるのではと思ってしまうのが、非常に勇気づけられる。
ルームツアーって検索するとかなりの動画が出てくるが、登録者が少ない人や他の再生数に伸び悩んでる人でもルームツアー関連はかなりの再生数だ。渋谷系っていうとインディーズでも音楽が売れた時代のような盛り上がりを見せている気がする。
1. よめ子
夫の手取り15万円でも専業主婦として生活する人のチャンネル。
節約方法とか家計簿とかいろいろと参考になるし、手取り15万でも十分楽しく幸せに生活していることが伝わってくる。
無理のない節約というのがわかるし、こんな日常を送ることができたらというように羨ましくも感じてくる。
2. OKUDAIRA BASE
所ジョージの世田谷ベースのように、暮らしを趣味として過ごす人のチャンネル。
前述の『よめ子』に似て、多くの収入があるわけでないにしろ、工夫して楽しく生活しているというのが凄い。料理や家庭菜園、DIY、グッズも作成している。
こういういわゆるVlogみたいなものにあこがれを感じつつある。本も良かった。
3.山田ハウス
内容が電波少年やいきなり黄金伝説のようなものだが、過酷さを視聴者に与えないことで何とか見やすいバラエティとして確立している。グループ系YouTubeチャンネルだが華やかさがないし、かといって臭い編集やBGMなどを多用していないことからシンプルでそこまで下品でもない。スピード感がHowToBasic。
4.ハコティッシュ!!!
路線的にちょっと違うような気がするが、もともとグループで活動してたいかにもYoutuberっぽいチャンネル。
今は解散してそれぞれ個人で活動してるが、メンバーのうちのヒデアキが同じチャンネルで生活系や日常系の動画を投稿している。
イケメンで陰キャぼっちというなろう系アニメの主人公のようなヒデアキだが、やはり一人の人間の人生を見ているようで面白い。
引っ越し時にやる掃除の動画とか部屋のレイアウトとか、結構参考になる。
5.りっこ28
初見でのインパクトが凄い、リアルクレヨンしんちゃん感。
始まりと終わりでチャンネル名を言うYoutuberの挨拶のフレーズのタイミングが東京ダイナマイト並みに絶妙。Youtuberって会い方とかがいるイメージだが、りっこ28はおばあちゃんが相方。
受験系Youtuberみたいだが普通にVlogerっぽい。
☟たふりむって他のYoutuberの方とコラボしたりもしてる。この人も浪人生らしい。
☟who28ってラッパーにニートTOKYOでdisられてるのが面白い。お互い認識してるのも面白い。リアルでニート状態のりっこ28にはぜひニートTOKYOに出て欲しい。
6.ぽわるん
一人でいろんなところに出向いたり、一人Disneyチャレンジをしたりで行動力が凄い。
料理動画や自分の人生経験を振り返って雑談したり、就活したり、生活を丸々除いているような気分になる。
つい最近知り合った友人感覚で動画を見てしまうが、母性本能をくすぐられる感じがする。
☟こっちのチャンネルでは主に語りベースで話してるので、聞き流すのにもおすすめ。
7.スーツ 背広チャンネル
落語家かっていうぐらい語りが上手くて、流暢で聞きやすい。
電車系は詳しくないが、日常系の動画もあるので普通に楽しんでみられる。
かなり博識なのでブラタモリを見ているような気分になるし、勉強になる。
幅広い年齢層がいることが伺えるが、年齢が自分とほぼ変わらないのに凄くて尊敬。早口でいろいろ解説していく感じとか雰囲気含めてメンタリストDaiGoに見えることがある。
☟複数チャンネルがあるが、スーツ 交通 / Suit Trainの方で視聴者の層を分析してる動画もある。
8.岡田を追え!!
こういう友達欲しいというか、こういう人を傷つけないながらも少人数で楽しい交友関係に憧れる。漂う水曜どうでしょう感はこういう閉鎖的ながらもほぼSEやらテロップやらで着飾らない演出が動画としてあるからなのか?
9.李子柒 Liziqi
中国での祖母との田舎暮らしを発信するvlog。日本語タイトルの動画も多々あって嬉しい。
作る料理などもすべて自家製で、あらゆる風景や音、投稿者の李子柒(リー・ズーチー)さんがモデルのように美しい。
仙女とも称されているが、生活で身に付けていったDIY技術が凄い。現在はクオリティ向上のためアシスタントを雇った体制で動画制作を行っている。
1990年に生まれたズーチーは、幼くして両親が離婚し、父親が死んだあとは祖父母に育てられました。14歳で都会に働きに出て、ウェイトレスやクラブDJ、レジデントシンガーとしてお金を稼いでいました。2012年に祖母が病気になり、介護をするために故郷に戻り、ECモールに地元の農産物を販売するショップを開設。プロモーションのためにショートビデオの撮影を始めます。
10.トーマスガジェマガ
この人はガジェット系の人だが、正直ガジェット関係なく普通に役立つ情報が多いのと、特有のしゃべり方や言い回しが面白く感じてきてつい毎度再生してしまう。
仕事や大学の話、買ってよかったものの話など、とにかくこの人のQOL高める系の動画は本当に参考になるし影響を与えられた気がする。
☟特に特に携帯の話なんかは再生数からしてみても凄い。
日本一周バイク旅もひたすらしゃべっているだけで面白い。もともとやっていた仕事を辞めて、貯金を切り崩して日本一周旅をするっていうのは脱サラ夢見てる人は憧れるやつ。
昔、学生時代仕事辞めてバイクで全国の支店の同僚の家に泊めてもらって日本一周した人の話を聞いたことがあるが、やっぱり感覚だけでなんとなく「いいな~」と思ってしまうものだ。
☟ブログも更新されているので要チェック
【番外編 +α】
ここからはニコニコ動画で投稿している人のチャンネルを紹介する。
・カンチャン
おっさんが飯を食ってるだけで面白い。等身大のおじさんが一般的な家庭料理やら作ってるが、なす味噌とか参考にして作ったりしたな。
単なる麦茶やインスタントラーメンでも動画になってしまうのがこの人の凄さ。初期の頃のカンチャンは粗ぶっていて最高。今は年齢もあるが、若々しく、つい最近結婚したらしく微笑ましい。
☟特にこの動画はアンセムのような、クラシックのような存在。
おっさんが何か言いながらビール片手に辛さ&熱さに奮闘しながら食ってるのが最高。
結婚後の動画は嫁さんを連れてなお動画を上げ続けてくれているのが嬉しい。初期の頃のユーロビートみたいな曲かけながら料理作ってたのとかいろいろあるものの、現在は落ち着いて楽しめる動画になってる気がする。
今はしばらく動画が投稿されていないが、アル中からからでお馴染みのハイボールの人。
年齢や仕事、SNS、ましてや本当の意味で生存が本当にわからない。コロナ禍から投稿が途切れたので本当に心配だ…。
人生RTAと言われるぐらいあってハイボールと煙草の量がヤバい。ウイスキーと炭酸の比率が明らかに逆だし、畳で直に野菜切ったり雑な料理動画も最高。絶対に不味いのに美味そうな見た目してたりするのが癪だし、変な高そうなもの持ってることから、金持ちみたいな噂すらある。
発想が天才のそれっていう部分があり、非常にギャグセンスとコミュ力が高い。
☟布団ちゃんさんの動画で昨年10月に"アル中カラカラ"に出くわしたというエピソードが公開されている。他人の動画で生存確認されるwawawaのカリスマ性が窺える。
動画更新してないのは、Windows Movie Makerが無くなって編集方法がわからずに更新ができていないらしい(生きてて良かった…)。
YouTubeもとい動画って、言葉で説明できる範囲を超えたもっとわかりやすい解説ができるってのもひとつのメリットだろう。よく、店が行き先案内動画を出していたり、作業風景を撮って解説したり、商品レビューで実際に使用までの流れ(それによって使い方とか実感もわかる)を載せてることがある。「休日どんなふうに過ごしてるの?」って聞かれたら早い話Vlogを見せれば良いのだ。
以上。