1.Just-Ice『Back To The Old School』
メロディ無しビートのみのシンプルな構成。展開も特にないが「Cold Gettin' Dumb」のような、くどいリズムが癖になる。
2.Gang Starr『Moment Of Truth』
ギャングスタ・ラップ特有の煌びやかなサウンド。あまりブリブリした感じはしないが、落ち着いていてゴージャスな感じが良い。シーシャ吸いながら聴くと様になる。
3.Grandmaster Flash『The Message』
80年代のクラシックなラップはエレクトロ・ファンクの要素が強い。「Dreamin'」「You are」のようにほぼ甘いソウルになっているトラックもある。ラッパーとかヒップホップと言うより、普通に歌唱法のテクニックとしてラップをしている感がある。「The Message」はイントロのシンセが心地良いしテンポも良い名曲。
4.Lowkey『Soundtrack To The Struggle』
2000年前後頃っぽい雰囲気のコンシャスヒップホップ。こういう音楽が池袋とかの複合施設のアパレル系売り場で流れている。おしゃれだけど重みのある作品。
5.Boot Camp Clik『The Chosen Few』
下北沢の古着屋で流れてそうな雰囲気のミドルテンポのラップ。気取らない雰囲気のラップでただ無骨にカッコ良い。サンプリングもクラシックでサグな雰囲気。表題曲のトラックが壮大でカッコ良い。
6.DJ Screw『3 'N The Mornin' (Part Two)』
緩い雰囲気のチル系トラックにVaporwaveじみた間延び感が相まって最高にクールな作品。Y2K感があって独特な揺らぎに浸れる作品。
7.Mos Def『Black On Both Sides』
ジャズやボサノヴァ、トリップ・ホップ並にラウンジ感のあるヒップホップでヒーリング効果高い。昼から夕方にかけて外が暗くなるまで時間潰すのに良い薄暗いカフェとかで聴きたい。こういう音楽が流れていて静かで落ち着いているカフェあれば最高だが、自宅で流していても様になるしチルできる。
8.Brother Arab『Brother Arab』
N.W.A.メンバーのアラビアン・プリンスのソロ作。夕暮れ時から聴き始めたい、80年代っぽいエレクトロみのあるビート。
9.Nice & Smooth『Ain't A Damn Thing Changed』
「Cake & Eat It Too」のトラックが良すぎる。ショッピングモールのテラス席付近のフードコートで一息つきながら聴きたい。「Paranoia」も癖になるリズムとフレーズ。90年代前後と言うか、昔のラップは言葉遊び的な感じで明るくて聴きやすい。
10.Kruput『Tha Streetz Iz A Mutha』
ジャンル的にはギャングスタだが、トラックはオシャレで落ち着いている(ギャングスタ・ラップあるある)。特に「I Ain't Shit Whithout My Homeboyz」とかシックでオシャレなエスニック系の雑貨店やカフェで流れていて欲しい。
以上。