1.Noname『Room 25』
冒頭からNujabesのトラックのようなチルいビート。気づいたら聴き終わっている。
2.Steve Hiett『Girls In The Grass』
冒頭から心地良いバカンスのサウンド。まだ昼前から昼にかけての白い空の中、窓から差し込むわずかな光だけで過ごす落ち着いた時間、この作品を聴き流して過ごしたい。
3.Yuta Matsumura『Red Ribbon』
オーストラリアを拠点にOILY BOYSというハードコアパンクバンドで活動している氏の作品。トリップホップのようなアブストラクトな雰囲気で無国籍な作品。宅録チックなリズムマシンにバックで薄く鳴るノイズにイルビエントなシンセ。「Soko No Ato」では日本語女性ボーカルになっている。
4.Aaron Frazer『Introducing...』
メロウなソウルが連なる作品。雨上がりの灰色の空の下、渋谷の高架下商業施設を練り歩きながら聴きたい作品。良い意味で2020年代っぽさがないサウンド、もっと昔の時代かと思った。
5.Peter von Poehl『Going To Where The Tea Trees Are』
「Going To Where The Tea Trees Are」は静かな始まりで、途中下車の旅でもしながら聴きたい名曲。「A Broken Skeleton Key」もメルヘンな感じのメロディで白昼夢に良い。
6.Adam Bosarge『Structures Without Rooms』
桃源郷の扉を開けたように美しい音楽が流れ込んで、夢の中に引きずり込むように空間を変えてくる。この曲を聴いている時は絶対に動きたくない。絶対快適な室内でのんびりしながらお茶やコーヒーを愉しみながら読書したりしながら過ごしたい気分にさせる。
7.I Am Robot And Proud『Grace Days』
今から20年前の作品で、IDMながらにチルできる最高の作品。「The Mood You're In」最高。90年代のAphex Twinが村上隆とコラボしたらこんなサウンド出すのではないかと言うような、台所でパンケーキを焼くような可愛らしいサウンド。
8.Lamp『そよ風アパートメント201』
ボサノヴァチックな「風の午後に」から始まる。渋谷系っぽいオシャレさがあるが、昼過ぎのまだ夕方では無い時間にうだうだしてたらとりあえず聴きたい、そして外出したい曲。
9.5kai『行』
北欧のSSWみたいな雰囲気だが日本のロックバンド。オルタナと形容していいのか分からないほど独創的なアコースティック感。ロックと言うよりヒップホップ的な雰囲気でビートテープっぽい。
10.Dry Cleaning『Stumpwork』
語るような無骨な歌い方がインディーロック風のギターメロディにマッチしている。窓辺から日射しが差す薄暗い室内でコーヒーやサンドイッチでも食べながらどう過ごすか考えて一息つきたい作品。全体的に気だるさが感じられて最高。
以上。