1.Company Flow『Funcrusher Plus』
m-floのメンバーの2人(☆Taku Takahashi、VERBAL)が聴いていた、かつユニット名の由来となったとされるヒップホップグループ。クラシックな雰囲気のトラックとラップ。ビートとスクラッチがもう90年代アングララップのそれ。BGMとして聴けると言うと人聞き悪いが、黙って聴くのに適している。
よくわからない名盤はめちゃくちゃたくさんあるのであれだが、よさがわかるまで時間がかかったでいうとパッと思い浮かぶのはCompany Flowの『Funcrusher Plus』。
— よろすず (@yorosz) 2022年6月11日
2.Vicious Bass『Back to Haunt You』
マイアミベース最高。Bootsy Houseに似たサンプリングの多様ながらテンションは程よいリズム感。「You Want Bass」は名曲。チープながら安心感があって、ぼんやりとずっと聴いていられる。
3.Rappin' Duke『¿Qué Pasa?』
子供番組で活躍していたというShawn Brownというラッパーの作品。ラップと言うよりソウルやファンクに近い雰囲気にRUN-DMCっぽい80年代感あるビート。
4.DJ Deckstream『Soundtracks 2』
ジャジーヒップホップと言えばNujabesだったが、この男も忘れてはいけない。Nujabesが渋谷や下北沢だとするとDJ Deckstreamは銀座・六本木と言う感じ。念願のMos Defとのコラボ作「Life Is Good」は最高のチルアウト。
5.The Neptunes『Clones』
loves期のm-floが参考にしたプロデューサーユニットだが、ファレル・ウィリアムスが恐ろしい程出世した感が強い。ビートだけ聴くと結構シンプルなビートだがオシャレでチープさを感じない粒ぞろいのトラック。
―――Native Tongues
ネイティブ・タングの名前は、モータウンから派生したファンク・グループ、New Birthの曲「アフリカン・クライ」の一節「私たちの母国語を奪った」という歌詞から取られたようだ。
ネイティブ・タンとは、ギャング的なものではなく、また、組織でもない。ポッセやクルーといった仲間でもない。意気投合したヒップホップのグループ同士が集まったトライブ(部族)である。
6.De La Soul『Stakes Is High』
シンプルでクールなトラックの上を賑やかなクルーがライドオンしてる作品。休日の早朝9:00か日が落ちてきた夕方辺りに聴くとチルできる。
7.A Tribe Called Quest『Beats, Rhymes And Life』
全体的にジャジーで落ち着いた雰囲気の作風。Lo-fi Hip Hopに通ずるものがある。Q-Tipの特徴的なボーカルも心地良い。いきなり銃殺されて終わる「Crew」に驚く。
8.Da Bush Babees『Ambushed』
アブストラクトな雰囲気の「Put It Down」にゆったりとしたテンポが心地良い「Original」、また「Ruff n' Rugged」のサンプリングがカッコ良い。ジャジーなトラックの上で炸裂するラップが新鮮な「Just Can't Stand It」。
9.Jungle Brothers『Straight Out The Jungle』
セッションのような感覚のラップ。曲中で自由に演ってる感じ。
10.Jaylib『Champion Sound』
完成され過ぎている。ずっとリピート再生できるくらいにビートもくどくないしかといってシンプル過ぎて退屈になることのない、喫茶店で出されるしっかりしたコーヒーのような愉しめる作品。多くは語らない。聴くべし。
以上。