Patchwork Dream

随時、記事の加筆・修正または再掲載します。

夜にかけてチルするための作品10選⑤

1.Crystal Cola1『L8 NITE TV』

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深夜の放送プログラムがコンセプトなのか、ジャケのように家でチルしながら聴きたい作品。全然夜じゃなくても昼でも良い。なんなら日曜の朝聴きたい。Vaporwaveのようなくぐもった感じは無いが、深夜の天気予報BGMのようなノスタルジックさがある。

2.Squarepusher『Feed Me Weird Things』

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ドラムンベース寄りのニュー・ジャズという雰囲気。ビート自体は激しい部分があるが、曲調は癒しで独り夜聴くと癒される。「Dimotane Co」はMerzbowのようなノイズからスタートするので少し驚く。

3.Eugene Carchesio + Adam Betts『Circle Drum Music』

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ドラムのビートとビープ音みたいな細かい音のみで構成されている。1曲が短いので、通しで聴く形の作品。生ドラムの音の響と間、これだけで緊張感があるサウンドを演出している。すべての音を消してこの音に集中して聴きたい。

4.Special Request『Soul Music』

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味わい深いテクノ。メロディではなくビートで聴かしてくるタイプ。夜寝る前の読書タイムとか、テレビの音を消して以降の時間に聴きたい雰囲気。

5.Pink Floyd『The Dark Side Of The Moon』

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夜チルするための作品として挙げたものの「Time」冒頭のチャイムには驚かされる。12時を知らせる鐘とでも言うべきか。「Money」はやはり渋くてカッコいい。イントロのレジスターの音が曲中でもSEとして使われるギミックが良いアクセントになっている。

6.Молчат Дома = Molchat Doma『Этажи = Etazhi』

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宅録っぽい閉鎖感とドラムマシンの雰囲気が、80年代のチープなディスコ感とノスタルジックを感じさせる。Lo-fiさとニューウェーブ感が孤独を感じさせる、深夜テンションにも似た落ち着いた盛り上がりを見せるダークウェーブ。だが実際はベラルーシ出身の3人バンド編成ポスト・パンクバンド。リバーブが凄いボーカルが印象的。エモい。

7.Xiu Xiu『Ignore Grief』

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夜聴くと雰囲気が出て良いがチルできるかと言われれば……。寝る目に聴くものではないというか寝ながらは聴けない。聴くお化け屋敷みたいなサウンド。インダストリアルなサウンドだが、ドローンでもあって、ホラーゲームのBGMみたいな曲多数。喉元過ぎればではないが、後半はもう少し落ち着いて聴ける……こともなかったのがこの作品。

8.Gotts Street Park『On The Inside』

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夜に限らず「Summer Breeze (feat. Rosie Lowe)」からチル確定。ボーカルの透き通っているものの輪郭がくっきりとしているような音響効果がまた良い。インスト「Strawberry Dream」なんかも最高で、これから寝る際に聴きたい。途中から曲調が変わるのも面白い。全体通してジャズだが、こういう雰囲気の作品って探してもなかなかないので今後の作品にも期待したい。

9.New Edition『Heart Break』

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「That's The Way We're Livin'」は繁華街を練り歩くような盛り上がりのロックテイストなR&B。前半はただバカ騒ぎしてる「Skit」みたいな小休符やらパーティー的な盛り上がる感じだが、後半はソウルなスウィートな曲が多い。トリの「Boys To Men」はBoyz II Menの元にもなった名曲。

10.Various Artists『Just A Touch』

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ソウルのコンピレーション作品。80年代シカゴハウスのような感じのシンプルさとボーカルの音響感。2023年の雰囲気は無い。

 

以上。