— NOW PLAYING (@nowwwplaying) 2023年9月17日
1.Wendell Harrison & Phillip Ranelin『Message From The Tribe』
サン・ラのように宇宙感のあるスピリチュアル・ジャズ。70年代初頭のジャズはやはりサイケな感じがして良い。
2.BADBADNOTGOOD『BBNG2』
badbadnotgoodofficial.bandcamp.com
アシッドジャズやプログレッシブ・ジャズの要素が強い。ビートテープっぽいが生っぽい感じが最高。
3.The Third Herd Orchestra『UNSUNG』
同志社大学軽音楽部によるビッグバンド。ビッグバンド形式だがフュージョンを感じさせる作風になっている。
4.Don Ellis『Essence』
トランペットが良い。「Johnny Come Lately」からバップ感が凄い。やはりビバップは最高。「Irony」では細かいパーカッション的効果音がアクセントになっていて、チンチロやってるような音だったりが聴こえてくる。「Lover」のカバーも忙しないアレンジになっている。
5.Bob James『BJ4』
ソウルなジャズは最高。休日の昼間に家で聴いてリラックスする贅沢を味わえる。「Tappan Zee」のイントロのホーンの音と静かなグルーヴが贅沢。
6.Monty Alexander Featuring Ernest Ranglin『Rass!』
「Love And Happiness」はギターの音が映える名作。ギターソロパートとピアノのコードがマッチしていてカッコ良い。全体的にしっとりしていて音数が少ない印象だが、穏やかで明るく平和な印象。
7.Albert Ayler『Bells & Prophecies』
フリージャズ。うるさくないし、ずっとリハ中のような音が鳴っている。酒に酔った帰りに聴くと最高。これを聴きながら家で一服したり、軽く摘みを頬張る時間が贅沢。フリージャズのメロディに囚われない自由さは聴いていて飽きがこないので良い。
8.Alessandro Galati Trio『Portrait in Black and White』
ジャケのようなゴージャスな空間で聴きたいくらい上質でおしゃれなジャズ。イタリア・ジャズのアレッサンドロ・ガラティがとアントニオ・カルロス・ジョビンのボサノヴァをカバーした作品集。シックでカッコ良い。
ふつふつ湧き上がるようなギターのリフで始まる「Anger (Rhymin' For Original)」。大沢伸一が音楽を作る原動力として怒りをパワーにして制作する旨を何かのインタビューで言っていた記憶。「Souffles H」の後半にエモいコードがかぶさってくるのも良いし、「DAZLLING」のホッとする感じのメロディはまさしくアシッド・ジャズ。
10.Wes Montgomery『Down Here On The Ground』
「Wind Song」から「今日も仕事が大変だった」と黄昏ながら帰宅する電車の中で聴きたい感じがする。しっとり系だが暗くなく、普通にオシャレなジャズで上品な気分になれる。全曲通して30分強なので意外と1曲が短くて飽きない。「Up And At It」なんかは軽快なリズムでバップ感がある。ただビッグバンド的なうるささがなく、独りで愉しめるタイプ。
以上。