1.Gentle Forest Jazz Band『ハイ・プレゼント』
トイザらスで流れてそうな陽気なジャズが展開されていく。SAKEROCKをジャズ編成にしたようなビッグバンド・サウンドが特徴的。
2.Mulatu Astatke『New York - Addis - London - The Story Of Ethio Jazz 1965-1975』
エチオ・ジャズというエチオピアの伝統音楽とジャズやラテンが組み合わさった音楽だが、全体的に日本の戦前戦後の音楽のような雰囲気。
3.Johnny Hammond Smith『Gear』
ディスコ・ソウルっぽい雰囲気。夜聴くと贅沢な類のジャズ。ホテルのスウィートルームで聴いて悦に浸りたい作品。
4.Jacques Thollot『Quand Le Son Devient Aigu, Jeter La Girafe À La Mer.』
実験的な要素が強いジャズ。アヴァンギャルドジャズのような激しさはないがピアノで様々なアプローチを行っている。ジャズというよりピアノとドラム主体のプログレっぽい印象。
5.PE'Z『故郷のジャズ』
日本の伝統民謡や歌謡曲をジャズ(ジャズロック)風にアレンジした作品。全体的におしゃれな作品に仕上がっている。
6.Jacob Mann『106』
ジャジーな雰囲気のエレクトリックなキーボードが炸裂する作品。ジュークボックスやアンティークなスロットゲームで流れるBGMのような曲が続く。何となくYMOの1stのような感じがする。
7.Charles Stepney『Step on Step』
60年代後半〜70年代初頭にかけて自宅で制作された作品。数多くのアーティストのプロデュースに携わり、サンプリングされた氏の実質上遅れて出てきたデビュー作。まったくサビの生えないサウンドで今聴いても完成されたサウンド。
8.Sam Gendel blueblue
デレク・ベイリー的なギターの1曲目から始まる。タイトルの通り、一人寂しい孤独な時に聴くと心が温まる作品で、くもりガラスの向こうを眺めているような作品。
9.Raymond Scott『The Music Of Raymond Scott - Reckless Nights And Turkish Twilights』
トムとジェリーで流れてるような騒がしいビッグバンド的なジャズ。といってもうるささは無くてモンド・ミュージック的な感じ。何かが始まるような陽気さとテンポが心地よい。
10.Gil Mellé『New Faces, New Sounds』
一人でいる時に聴いてそれとなく余暇を過ごしたい作品。バンド形式のはずなのに物凄くこじんまりとした雰囲気のサウンド。気分も綻ぶクリームのような作品。
以上。