マイケルジャクソンの時なんかもそうだったんだけど、プリンスぐらいの格の人が亡くなると、悲しいとか衝撃より、あっ神社建てないといけないのでは?という気分になる
— SAKAI, Kazuaki (@send_) 2016年4月21日
確か、マイケルとプリンスとマドンナは同じ歳だったはず。しかしこうして三人の名前並べると凄いな、大天使と王子と聖母。しかも本名。
— 榎木津 (@enokizu) 2016年4月21日
両者ともジェームス・ブラウンに影響を受けている。
下記はジェームス・ブラウンのライブにて、マイケルとプリンスがステージ上に呼ばれてパフォーマンスを行うというものだったが、ここでのプリンスのコンテンポラリーな即興パフォーマンスには圧倒される。
他に、マイケルはフレッド・アステア(ダンサー)、プリンスはジミ・ヘンドリックス(ギタリスト)に影響を受けている。
プリンス
ジャズ界を中心に活動した伝説的トランペット奏者Miles Davisは、その自叙伝の中で、音楽を変革できる唯一のミュージシャンはPrinceだと記している。
―――新聞のおまけに無料でCD配布『Planet Earth』
イギリス全国紙『ザ・メール・オン・サンデー (The Mail on Sunday)』の無料付録(カバーマウント)として配布されたものだが、この宣伝効果によってアメリカではビルボード初登場3位と言う結果だったものの、イギリス国内ではレコード店やコロムビアが国内での配給を拒んだらしい。
CDを英国からリリースしてせいぜい10万枚程度しか売れないくらいなら、最初からアルバムを無料配布してしまって、ライブの収益を最大化させた方が(30億円も売上が出れば、少なくとも数億円は手元に残るだろう)ビジネスとして理にかなっている
出典:音楽配信メモ プリンスはなぜ新作CDを「新聞のおまけ」として配布したのか
■Prince『Planet Earth』
「The One U Wanna C」の楽しげな雰囲気のロックから一転「Future Baby Mama」「Mr.Goodnight」でメロウなソウルに。「Chelsea Rodgers」はファンキーなディスコチューン。
1970年代の終わりにプリンスをパイオニアとして成立したとされるファンクのジャンルで、シンセサウンドを基調にアクセント、ベースを鳴らし、機械的なドラムビートが特徴。爆音のギター(ギターソロ)も特徴とされる。
■Prince『Dirty Mind』
全体的に4つ打ちとチープなシンセ、ギターベース。シンプルな構成でデモテープ的ではあるものの、ファンキーなディスコを構築している。
■Prince『1999』
「Footloose」のようなリズムの「Let's Pretend We're Married」に「Rockit」のような「D.M.S.R.」。ビートとビープ音みたいなリプだけで成立してる「All The Critics Love U In New York」も中毒性が高い。「Do Yourself A Favor」のイントロもa-haみたいで中毒性高い。
■Prince and the Revolution『Purple Rain』
「Let's Go Crazy」からケニー・ロギンス『Footloose』のようなハイテンションなシンセビームにギターの炸裂。「Computer Blue」のシンセの波が押し寄せてからのギターのフレーズ👍。
■Prince『Around The World In A Day』
ロウテンポな表題曲から「Tambourine」で急にファンクらしいアップテンポな曲に。リフが中毒性のある「America」は最高。
■Prince『Sign o' the Times』
プリンスの女性としての分身「カミーユ」での作品も4曲収録されている。その1つの「Housequake」が最高にファンクで良い。珍しいインストモノの「Visions」「Colors」も良い。ダークな雰囲気を感じる。
☟下記のnoteが上手くまとめられているので参考に良い。
■Prince『Batman™ (Motion Picture Soundtrack)』
ポールマッカートニー『マッカートニーⅡ』並みに遊んでる作品。ダンスのノリがEBMっぽくもある、音圧やバラエティー性が豊かでバックコーラスも多い。ラストの表題曲はリフの中毒性も高いが空耳の「農協牛乳」が最高。全体的に不規則になる複雑なデジタルビートのブレイクの多様でアクセントが多くて最高にアガれる印象。
■Prince『Crystal Ball』
自主レーベルよりリリースされた3枚組BOXセット。表題曲が10分強あって、「Batdance」のように曲中で展開が様々繰り広げられる。「Acknowledge Me」からニュージャックスウィングのような曲が続く。15分強ある「Cloreen Baconskin」はほとんどドラムとベースのみの曲で展開がないのにJBばりにファンクしている。
マイケル・ジャクソン
やっぱり『This Is It』は最高。マイケル・ジャクソンを知らない人でも十分に楽しめるミュージカル的ドキュメンタリー作品。演出にこだわるマイケルは舞台監督と言っても差し支えない。
■Michael Jackson『Off the Wall』
ソウルフルでディスコチックな作品。そういえば本栖湖付近のお土産屋で流れていた「Don't Stop 'Til You Get Enough」が良いと感じた。快晴の空とも相性が良い。「Rock With You」なんかもやはり名曲。メロウなソウルが多い。
■Michael Jackson『Thriller』
「Wanna Be Startin' Somethin'」のガスコンロの火をつける瞬間のチチチチッという雰囲気のサウンドとブラマヨ小杉的な「ヒーハー」。イントロからの「Billlie Jean」のベースとドラムのリフ結構癖になる。往年の名曲より「P.Y.T. (Pretty Young Thing)」とか
「The Lady In My Life」みたいなジャジーさが渋くてゴージャスで良い。
■Michael Jackson『Bad』
キャッチーな「Bad」はもう聴き慣れてしまって、プリンスのカバーがあれば聴きたいと思うようになった。チルなロック「Man In The Mirror」も最高。どこかマイケルらしくない感じの「Dirty Diana」が結構新鮮。「Smooth Criminal」はリフからして中毒性が高い。
―――ニュー・ジャック・スウィングのテディ・ライリープロデュース
■Michael Jackson『Dangerous』
吸盤を壁にくっつけて剥がした音みたいなファンクビートが特徴的。「Remember the Time」の中毒性の高さもさることながら、いきなりヒーリング、ノンビートの「Heal the World」も最高。その直後に最高の駆け出しの「Black or White」でまた目が醒める。
■Michael Jackson『HIStory: Past, Present and Future, Book I』
1枚目はベスト盤、2枚目はオリジナル盤の2枚組アルバム。「We Will Rock You」のようなアカペラ的「They Don't Care About Us」にミュージカルのような「Earth Song」。
■Michael Jackson『Invincible』
デジタルチックでR&Bやネオソウル的な作風でクラブチック。ノートリアスB.I.G.をフィーチャーした「Unbreakable」はリフが心地良いし中毒性がある。「Heaven Can Wait」もチルなトラックで良い。
マイケル存命中にリリースされた最後のスタジオ・アルバム。
前作『HIStory』から6年のブランクと推定制作費3000万ドルを注ぎ込まれ制作された[1]。候補に挙がった曲は100曲以上にも及ぶ[2]。
マイケルが小室哲哉の「SPEED TK RE-MIX」を気に入り、小室がマイケルと知り合い同アルバムに収録する楽曲提供を依頼されていたが、制作した楽曲は採用されなかった[3]。尚、この出会いをきっかけで小室とマイケルが意気投合して、翌年の1998年には、小室のライブにマイケルが乱入したり、マイケルのライブに小室が演奏で参加したり、マイケル・ジャクソン×小室哲哉の共演プランもあった。しかし、お互いのスケジュールが合わなかったため、この共演プランは白紙となった[4]。
―――没後のリリース作品
アーティストが亡くなった後もリマスター版や未発表曲がリリースされるケースは結構多いが、やはりアーティスト当人が亡くなった後にリリースされた作品はどこか味気ない。紙煙草ではない加熱式煙草のように、どこか綺麗にまとまって上澄みを得ているような感じがして背景や趣があまり感じれない気がする。
■Michael Jackson『Michael』
本来『スリラー』に収録予定だった「ビハインド・ザ・マスク」がここで再収録。
1982年11月に発売されることになる『スリラー』。全世界でこれまで6500万枚以上を売ったモンスター的な大ヒット・アルバムだ。
マイケルによるYMOの「ビハインド・ザ・マスク」のカヴァー録音と『スリラー』への収録は、結局はかなわなかった。
マイケル・ジャクソンが追加の歌詞とメロディ・ラインを新たに作った。旧来の歌詞の一部も変更している。そのため、この曲のマイケル・ジャクソン版の著作権を、マイケルが50%、YMO側が50%(作曲者の坂本龍一が25%、作詞者のクリス・モズデルが25%)としたいという通告があった。
出典:実現すれば“3億円”受け取れるはずだったのに…坂本龍一×マイケル・ジャクソン「夢のコラボ」が潰れたあとに“奇妙な形”で復活した裏側(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
以上。