気分がクソの時に聴くグランジは最高。イントロからボルテージ高まる名曲「Smells Like Teen Spirit」もさることながら、疾走感のある「Breed」もサビが癖になる「Lithium」も躁鬱の躁を激化したような中毒性のあるボルテージの高まり方をする。
2.Linkin Park『Hybrid Theory』
メタルもグランジもオルタナも感じるミクスチャー的作品。「Runaway」の惹き込まれるサスペンスドラマのようなバッキングとグランジ感マックスのサビの盛り上がりと張り上げのボーカルが最強。ふとメタル的なディストーションギターとシャウトが癖になる。
3.Slint『Tweez』
シンプルな構成でギター・ドラム、響き・ブレークが心地よい。廃工場に入って寝そべりながら聴きたい。ジャケットのような荒廃感が感じられるサウンド。
4.Reef『Glow』
若干カントリーっぽい「Place Your Hands」のしつこいくらいの「プチョヘンザ」のサビが良い。かと思えば「Robot Riff」はビョークの「Army Of Me」のようなインダストリアルテイストのロック。
5.The Offspring『Americana』
スピード感とアメコミ的なポップさを醸しながらパンキッシュなナードコア的な雰囲気。「Pretty Fly」はやはりあのイントロから最高の始まりを体感する。ティーンタイタンズとかのカートゥーン系のOPに良さそう。
6.Alien Ant Farm『Anthology』
「Courage」から最高な音が吹き上げている。マイケル・ジャクソンの「Smooth Criminal」もグランジのような仕上がりでカッコ良い。
7.The Jimi Hendrix Experience『Electric Ladyland』
サイケで実験的なイントロ「... And the Gods Made Love」からブルースチックな落ち着いた「Have You Ever Been (To Electric Ladyland)」だから、より一層「Crosstown Traffic」が流れ出した途端にアドレナリンが一気に沸騰する。最初のドラムロールからのギターとカズー(櫛とティッシュペーパーで即席で作られたものらしい)のサウンドが最高だが2分強なのですぐに聴き終わってしまう。その後が「Voodoo Chile」だから静寂の中でギターの音が少し鳴っただけで緊張感が凄い。これまた渋くてカッコ良い仕上がり。
ジミ・ヘンドリックスから学ぶ、「周りのことは気にしない」という生き方 pic.twitter.com/EpmkZlyk64
— ken (@ken29716939) 2023年5月31日
8.Guns N' Roses『Appetite for Destruction』
「Welcome To The Jungle」から最高の誘い。そこから「Mr.Brownstone」。空耳アワー御用達の名曲揃い。「Think About You」サビでのギターリフが地味にカッコ良い。
9.The Hellacopters『Head Off』
ハードロックの盛り上がりとガレージロックのガサガサした音質。スタートからエンジンの入ったバンのような、これから高速に乗って軽井沢辺りまで飛ばすような勢い。「Rescue (Dead Moon)」ラストのギターリフがカッコ良い。
10.The Velvet Underground『White Light/White Heat』
60〜70年代風のヒッピー風のアシッドサイケロック感がある。特にDisc2からのライブ盤が最高。ノイズロックの先駆けのようなガサガサしたパンキッシュなサウンド。あの最高過ぎる「Sister Ray」のライブは最高なトランス。
以上。