1.The Songbards『CHOOSE LIFE』
懐かしい・古い雰囲気と青い雰囲気が合わさったロック。フレッシュな朝を迎えて新たな一歩を踏み出したい時に聴きたい作品。行ったこともない学園祭で聴いたバンドの曲のようなエモい盛り上がりがある。
2.Franz Ferdinand『Right Thoughts, Right Words, Right Action』
「Ob-La-Di, Ob-La-Da」並みに程よいテンポで始まる「Right Action」から「Evil Eye」まで、ドラム・ベース・ギターのリズム隊からまず心地良い。イントロから既に名曲の雰囲気で、ユニゾンもまた心地良いし、軍歌のような士気の高さがある。
3.Brandon Coleman『Interstellar Black Space』
チルの極み。プログレのようにシンセが際立ったジャズに仕上がっている。瞑想的なMidnight Gospelのサントラとして良さそうなサウンド。
4.Harry Styles『Harry's House』
現代・海外版『HOSONO HOUSE』のような感じだ。実際に細野晴臣の『HOSONO HOUSE』からインスパイアされたようだ。
5.Gastr De Soul『Camoufleur 』
ビートルズのホワイトアルバムをインスト化してすっきりさせたような実験的なイメージ。朝の日差しを浴びる真っ白なタオルのような洗練さと心地よさがあり、古代的なクラシックさやカントリー感もある幅広でありつつもまとまった白のイメージ。白は200色あるということを実感する。
6.岡田拓郎『Morning Sun』
朝の尊い時間を表現したような作品。ゆったりと落ち着いた雰囲気で、休日の朝を彷彿させる。これを聴きながら窓を開けて朝食を食べ、洗濯物を干して一息つく。
7.Ned's Atomic Dustbin『God Fodder』
日曜の朝から早朝割でスポッチャを楽しむ学生の頃のような清々しさとちょっとしたいたずら心が感じられる作風。青春の風がなびいている。カインズホームに家族で出かけてワクワクしてる日曜の朝のような気分もある。
8.Steve Reich『Different Trains / Electric Counterpoint』
ホロコーストを汽車になぞらえたコンセプトで作られた作品。ミニマルなリズムが心地よい作品で、始まりの汽車が走るようなテンポと低音が良い。他人の声が要所要所でサンプリングされていて良いアクセントになっている。またパット・メセニーのエレクトロニック・カウンターポイントもうまく調和していてⅢでの少ない音数の中でのギターが軽快で癖になる。
9.Hudson Mohawke『Cry Sugar』
エッジの効いたコバルトブルーのクリスタルのような楽曲群。スタートを切り出す一番最初に聴くべき鮮度とテンションを持っている。重さのない宙を舞うシンセと重いキックの塩梅が良い。
10.glen tipton『carepackage』
朝のまだ頭が冴えていない時のまとまっていない思考にBGMをつけるとしたらこれ。まだエンジンの掛かっていない朝の煌びやかさを表現するには最高のおもちゃ箱サウンド。
以上。