『女帝』読んでて(読んだんだけど)いちばん気になったのは、小池百合子の両親がなにかと競争させたがった長男家の娘さんが国際線のスチュワーデスで、趣味であるフィールドレコーディングのレコードを出していたという情報 pic.twitter.com/K7Da6qycu3
— sosaidkay (@sosaidkay) 2020年8月19日
これも関係ないけど探してたやつ。世界中の空港のトイレのフィールドレコーディング盤 pic.twitter.com/7OCU8s4y3I
— L?K?O (@LKOarabia) 2023年10月28日
フィールド・レコーディングと言えば、近年ではASMRが流行っている(今は下火な気がするが…)。コロナ禍でとあるゲームセンターが、施設内の音をフィールド・レコーディングしたものをASMRとしてアップロードしているのが記憶に新しい。
5年前のASMR ヤバいな pic.twitter.com/QjXVJQKb1P
— 🌞太陽🌞 (@DVtaiyou) 2020年7月24日
1.Douglas Quin『Antarctica』
アナログシンセサイザーのような音がするが、南極で水中のアザラシの鳴き声をサンプリングしたものだ。
このCD滅茶苦茶凄いので昔から色んな人に薦めてる。一度、是非聴いてみてほしい。南極でのフィールド・レコーディングで、水中でのアザラシの鳴き声を録音した音源。とても動物の声には聴こえない超絶的な電子アニマル・アヴァン・サイケ。アザラシやばい。生き物万歳。 pic.twitter.com/XgV0IcFSdT
— デリリウム (@thehellofit) 2020年9月28日
2.Stilllife『Yoru no Katarogu』
田舎特有の自然音と静寂を閉じ込めたアルバム。夏休みのばあちゃん家での夜を想起させる。
3.Exportion『Khronos』
時計の秒針(24時間を720°)で表現した時間帯をタイトルにして、朝昼夕夜の各時間のフィールドレコーディング素材で1日を表現した作品。聴いているとどこで録った素材なのかが気になってくる。
4.Heike Vester『Marine Mammals and Fish of Lofoten and Vesterålen』
前述Douglas Quinの『Antarctica』のような、イルカやクジラの鳴き声を水中録音したものだ。音がやはりシンセのようだ。作者は生物学者で海洋哺乳類の生体音響学を専門としてるらしい。
5.Yoshimi And Yuka『Flower With No Color』
ボアダムスのヨシミとチボマットの本田ユカのユニット。メロディーみたいなものはほぼ無く、パーカッション的な作品になっている。
6.Matthew Herbert『Nude (The Perfect Body)』
人間の1日の生活の中で体が奏でる音をサンプリングしアルバム。ここまでオープンな作品なのは凄い。排泄音までも作品内にうまく溶け込んでいる。
7.Bayaka Pygmies『Song from the Forest (Original Soundtrack)』
ピグミーのアカ族の人々に密着して録音した音源。完全にトラディショナルなサウンドで自然と民族的なムードを体感できる。
暮らしの中に歌と音楽が息づく民族ピグミーのアカ族 (バヤカ族) に注目し、30年間密着したドキュメンタリー映画『Song From The Forest』(監督:ミヒャエル・オベール)のサウンドトラック。米国人の研究家が80年代から彼らと共に暮らし、1000時間もの録音から奇跡の瞬間だけを厳選した一作。 pic.twitter.com/HTOKIEfHZq
— 𝖇-𝖇𝖔𝖞 𝖊𝖑𝖊𝖈𝖙𝖗𝖔 (@telepath_yukari) August 5, 2021
8.Andrew Pekler『Sounds From Phantom Islands』
幻の島という、歴史上の地図に登場しながら実在しなかった島をコンセプトに、想像の解釈の上、音楽とフィールドレコーディングを掛け合わせて作られた作品。文化人類学者と共同開発した「Phantom Islands - A Sonic Atlas」をベースに作られている。
9.坂本龍一『async』
非同期をテーマにした、音楽にならないノイズさえも音楽として取り込むサウンドスケープ的作品。氏が実際にICレコーダー片手に歩いて録音した「walker」なども収録。
前作から8年経過しているが、前作もフィールドレコーディング作品となっている。
10.Claire Rousay『a softer focus』
音響作家であり即興演奏のドラマーでもあるクレア・ラウジーの作品。日常の環境音をコラージュ的に散りばめて音楽を形成している。他の作品を聴いてみると、同じく生活音をバックに演奏と歌が始まるといったものや、ほぼ全編生活音のサンプリングのもの、また即興演奏のドラム作品がある。
以上。