Youtubeを見てて思うのが、ショートコント系のチャンネルやってる人はここら辺のコントCDに影響を受けた人が多いのではと思うくらい、もう下地がこの辺のCDに含まれている感じがする。
やっぱりコント系のCDは配信が少ない気がする。ちなみにモンティ・パイソンはSpotifyの配信があるが、英語がわからないのでギャグが楽しめない(というよりほぼ歌ものが多い)。
コントCD
スネークマンショーではこれが一番好きかもしれない。途中に曲が入ることが少ないが、シームレスで最後まで楽しむことができる。スネークマンのCDではこれが一番傑作。
2.スーパー・エキセントリック・シアター『The Art Of Nipponomics』
やはり時代的にもスネークマンショーっぽいが、スネークマンショーよりもシニカルな笑いが多い。批判的なメッセージ性を感じる部分やブラックジョークじみた場面が多い。全体的に通して聴けてしまうシームレスな感じが良い。男と女の気障な恋物語的な話も多いが、それが台無しになるような感じが面白い。
3.鳥肌実『鳥肌黙示録』
著作権的に大丈夫かわからない替え歌やタブー的なタイトルが面白い。一度は鳥肌翼賛会の講演会に行ってみたいものだが、勇気がいる。DVDも面白い。気分がクソの時に最高。
4.嘉門達夫『宴』
嘉門達夫としては珍しく替え歌が一切ない作品。コント的なコメディ・ソングだらけで、学校の帰りとかの親の車でよく聞いていた記憶がある。久本雅美とか明石家さんまが参加していて結構豪華。
5.劇団健康『出鱈目的』
オムニバスのようで繋がってるようなミニドラマ作品。お笑い系というより普通にドラマCD的な感じ。
言わずもがなタモリの饒舌さと芸の細かさを目録した作品。下品なのか上品なのかわからない教養の高さが伺えるが、一番この中ではラジオ感が強い。
7.綾小路きみまろ 『綾小路きみまろ 爆笑スーパーライブ第1集!中高年に愛をこめて』
一人でこんなに会場を沸かすことができるのは素直にすごいし、失礼の中にもフォローがあってちゃんと面白い漫談として聴き入ることができる。
千葉滋賀佐賀でお馴染みのアルバム。アルバム全編こんな調子。日本語の語感を味わうタイプのバイスパフォーマンス的作品。ストーリー仕立てじゃないので語感と勢いで笑うコント。
コミック・ソングCD
何度か内容を改変してリリースしてるんだろうが、吉幾三は結構聴いていると面白い。演歌歌手なのかラッパーなのか、コミック・ソングなのか…。シンガーソングライターだからここまで幅広く扱えるのかもしれない。
open.spotify.comアンディ・ウォーホルを彷彿させる(トリプル・エルビス)ジャケだが、つい最近Spotify解禁となった。さすがTOWA TEIプロデュース、おしゃれな中にお笑いがあるスネークマンショー的なノリを継いでいる感じがする。
0一つ足しただけのKOJI-12000だが、さすがTOWA TEI。Geisha Girl然り、吉本にもっと在籍していたらこのような輝かしい作品がもっと出ていたかもしれない。2000年に入ってからも板尾創路に楽曲提供しているので必聴。
☟ちなみに吉本興業は下記のような歴代の吉本芸人の歌をまとめたソング・ベストアルバムを出している。
以上。