作業用BGMとして、学生時代に作業用の2時間ぐらいあるジャズのミックスとかをYouTubeで聴いていたが、音楽的でないもの(環境音楽や実験音楽)の方が集中しやすい。ただの雑踏のBGMとかでも良いが、ラジオ的であるスポークン・ワードが捗ることもある。そこで実際に聴いてるスポークン・ワード系の作品をいくつか紹介する。
1.Marshall McLuhan『The Medium Is the Massage』
ラジオを縮めたような目まぐるしい展開が続く。あまり集中は出来ないだろうが、1曲が20分ぐらいある。この類の音楽に一曲一曲の区切りはよくわからないが「メディアはマッサージである」は一度読んでみたいと思う。Everything We Do Is Music.
1.Ken Nordine『Word Jazz』
ジャジーなバックトラックに語りが入るので比較的聴きやすいアルバム。途中口論みたいな感じで声荒げてるところなんかは「うっせーわ」って思ったけど基本的に聞きやすくておススメ。
3.Forrest J. Ackerman『Music for Robots』
まりんが「MFRFM」でまるまるサンプリングしてたアルバム。音楽的な部分は少なく、ほぼ演説を聞いているような感覚。
4.Jack Margolis『A Child's Garden Of Grass』
ステレオ音声で至る所から声がするのである意味集中しづらい。飛行機の機内放送みたいな雰囲気。
5.Louise Huebner『Louise Huebner's Seduction Through Witchcraft』
宇宙的・神秘的な雰囲気を全体に纏っていて、聴いていると変な術にかけられているようであまり集中しづらい。占いの館に入り込んでしまったような気分。
6.Monty Navarre『Home Study Flight Instruction』
癖はないが、語りだけで音楽的要素がないのである意味聴きづらい。
7.John Charles Daly『The Space Age - The Age Of Reliability』
宇宙に放り出されたようなSFチックな雰囲気。音楽パートが曲中に放り込まれていて、銀河で放送されてるラジオのような印象を感じる。軽い宇宙旅行気分に浸ることが出来る。
8.National Lampoon『National Lampoon Radio Dinner』
効果音が散りばめられているのと、色んな人の語りがあるのとでバラエティ色は高い。聴くテレビという感じで豊富なネタだが何を言ってるのかは相変わらず分からない。多国の言語が話されてるのはわかる。
9.Walter M. Schirra Jr.『Apollo 11: Flight to the Moon』
月旅行のイメージを体験することが出来る。ラジオ放送みたいな語りから、無線通信のようなノイジーなボイスが流れたりするのでなかなかエモい。宇宙空間の司令塔にいるような気分に浸れる。
10.Jimmy Lynch『Nigger Please』
向こうの国のコントCDみたいな感じだろうか。こっちでいうコサキン的な感じか?オーディオを通したコントっていう意味ではスネークマンショーか?
ジミー・リンチと言えば、ヒューマン・トルネードいい映画だったな。最高傑作だし笑った。
以上。