Patchwork Dream

随時、記事の加筆・修正または再掲載します。

EDMよりハウス・テクノが最高

今もEDMと形容されるような音楽があるのか気になるところだが、俺はやっぱり昔からあるディスコ・チューンの方が好きだ。

EDMって例えるならばホールのケーキみたいな感じだ。見た目も華やかで整ってるし、出てきた時「うおー」ってなるけどそんなに食えないっていう。飽きが早い。全部同じ音に聴こえてしまうし、EDMってどこまでを示すのかも分からない。焼き増しみたいな音楽が多い気がする(テクノもハウスも似たようなものではあるが…)。

Disco/House

Deee-Lite - Groove Is In The Heart 

Q-Tipブーツィー・コリンズが参加しているDeee-LiteのGroove Is in the Heartなんかもうビジュアル的にも曲的にも最高。こんなにフロアが沸く曲ってあるんだろうか。
この時から既にTOWA TEIにはハウスとヒップホップっていう音楽のベースのようなものがある気がする。

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Paul Johnson - Feel The Music

ディスコをサンプリングしてるからなのか、懐かしくグルーヴィーなハウスでかなりアガる。
関係ない話だが、これを聴いて、やっぱりモー娘。ってアイドル×ディスコだなぁって思った。

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Dave Angel - Globetrotting

Paul Johnson - Feel The Musicをより一層スピード感を増してスタイリッシュにしたらこうなるんじゃないかって感じ。

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Aaron Carl - Detrevolution

ミニマルなディープハウスがミックステープ的にシームレス続いていくので聴いていて自然と聴き終わってしまう。

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―――ディーバたちの歌唱力

☟ハウスのディーバ達が歌を披露してるが圧倒的なパワーが凄い。どれもアンセムのような曲で、今聴いても全然ノれる。

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チャカ・カーンがモンスターに扮装して歌うという意味不明なコンセプト。チャカ・カーンが深界4層にでも行ったらこんな感じになるのだろう。

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 ☟サルソウルのDVDとか見てるとなかなかカオスで気分も高揚してくる。懐かしさはあるが、一晩置いたカレーのようなコクがある。

Salsoul Classics


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 Techno

Derrick May - Strings of Life

ハウスやテクノが好きだが、デトロイト・テクノの巨匠デリック・メイStrings Of Lifeなんかはもうテクノのアンセムと言っても過言ではない。

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☟このオーケストラとデリック・メイがフィーチャーしたStrings Of Lifeなんてもう何回も聴いている

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3.11の数日後、日本行きの飛行機に乗ったのはデリック・メイシンディー・ローパーだけという逸話もある。

知ってるか?シンディ・ローパーと俺は“津波”が起きた直後に来日した唯一のDJとアーティストだったんだぜ。デトロイトから旅立った飛行機には乗客が5人しか乗ってなかった。空港の警備員、デトロイトの警官、航空会社の全員から、「ミスター・メイ、本当に日本に行く飛行機に乗りたいの?」とまじめに聞かれたよ。だから俺以外のDJは誰も来日しなかったけど、俺はクラブAIRでDJした。情動的でパワフルな出来事に参加出来て、いつも嬉しいよ。津波直後にプレイした時に観客から受けた恩恵と愛は凄まじかったね。あの夜に感じたフィーリングは説明出来ないほどのものだった。空気にエネルギーが充満していた。それは津波と天災が起きた1週間後の夜だったんだ。

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あと、日本のファミレスで、店内BGMがクソだから俺のCDを流せないかって訪ねた話も秀逸だ。
まあ、このStrings Of Life、作曲者がデリック・メイなのかマイケル・ジェームスなのかで問題点はあるらしいが…。

☟Sigalaの「We Got Love」
曲的には完全にEDMって感じだが、1:09の辺りからStrings Of Lifeのフレーズが出てくる。
デリック・メイ的にはサンプリング自体には否定的だが、聴いたとたんにStrings Of Lifeだと思わせるようなキラーフレーズだと思う。

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Carl Craig - The Melody

カール・クレイグも上記と同じピアニストのフランチェスコ・トリスターノのコンサートに参加してオーケストラとテクノの融合を再現している。「The Melody」最高。

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Jeff Mills - The Bells

同じくデトロイト・テクノジェフ・ミルズもオーケストラを従えて自分の持ちネタを演奏するコンサートをやっている

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JEFF MILLS LIVE-BLUE POTENTIAL

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Jeff Mills & Orquestra Sinfónica do Porto Casa da Música – Planets

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ジェフ・ミルズは音がユニークで宇宙的なのが良い。ジェフ自体インタビューで普段は昔のジャズやディスコを聴くことが多いと言っていたが、俺も同じだ。

■ふだん、家にいるときに、自分がリラックスするためにはどんな音楽を聴いていますか?

ジェフ:ジャズをよく聴いている、あるいは......ディスコを聴くことも多いね。

■ディスコを聴いていたらリラックスするというか、気持ちが上がってしまいませんか?

ジェフ:いや、全盛期のディスコは、最高の演奏者による最高の録音物でもあるから。クオリティが高く、とてもプロフェッショナルな作品が多いし、ダンス・ミュージックとしてはもっとも進化した形態だったと思う。最高級の職人芸による賜物だよ。いまのダンス・ミュージックはもう、ホームスタジオで、ひとりで作るものになっているけど、ディスコの時代のプロダクションには、才能あるベーシスト、最高のドラマーがいて、最高のスタジオと素晴らしいエンジニアもいる。そうした最高のクオリティを楽しむためにディスコを聴くんだ。

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ジェフの架空サントラシリーズ『Metropolis』『Woman In The Moon』『A trip to the Moon』も良いし、邦画のサントラも実際手掛けている。

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ジェフ・ミルズのソロのファーストは、母親に聴かせてダメ出しされたベースを強化したというエピソードがあるらしい。確かに名盤。

Jeff Mills - Waveform Transmission Vol. 1

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ジェフは遠くを見据えている感じがする。彼だけもう宇宙にいるって感じがするな。

■しかし、ときとして、歴史を知ることも必要なのでは?

ジェフ:いや、そうは思わないな。いまさら"ストリングス・オブ・ライフ"を知る必要もない。若い人たちは、歴史に囚われずに未来を見て欲しいと思う。

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☟あと変名Millsart名義の作品なんかかなりチルできるので良い。「Dr. Ice」最高。渋谷の街の雑踏をフィールド・レコーディングした「Shibuya-Ku」もなかなか。

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Millsart – Every Dog Has Its Day

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Underground Resistance - Timeline

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UR Presents Galaxy 2 Galaxy – A Hitech Jazz Compilation

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デトロイトテクノと言えば、ジェフが過去に在籍していたUnderground Resistanceのライブパフォーマンスも最高。

☟テクノなのに生演奏と重なり合ってシームレスなグルーヴが続いていく。

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☟あとUR関係でいうとLos Hermanosは最高。

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Zigtrax - Zigtrax

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Aphex TwinのAmbient Worksのような雰囲気でありながら、シンプルで音数少なく、綺麗なメロディが流れる。
たぶん爆音で流しても決してうるさくない。ディープ・テクノかつチープなDIY感が良い。

Delroy Edwards - Dubonnet

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今の時代にこんな重いボディーブローのようなテクノってあるか?
強いキックにDIY感のあるディープなミニマル・テクノJuan Atkinsっぽい感じもする。

 

以上。