1.Hexstatic『Master View』
Ninja Tuneを代表する映像チーム。VJの先駆け的存在。音楽と映像は切っても切り離せない。ただビートだけ聴いてみても興味深い。Guitar Vader のリミックスである「Perfect Bird」もなんかAphex Twinみたいでシリアスな雰囲気。
2.Anysia Kym『Truest』
形容しがたいトリップ感のあるビート。シンプルなはずなのに様々なスタイルがあって、オシャレなのに煙のように登ってはすぐに立ち消えるような、記憶に残らないメロディ。
3.Space Tabacco『HiFi Jazz』
YouTubeのルームツアー動画やナレーション無しのVlogで流れてそうなラウンジ感のあるシンプルなビートトラック。
4.Damu The Fudgemunk『How It Should Sound Vols. 3-4-5』
サンプリング尽くしの「Continue Here」の途中で永野の「ラッセンに捧げる歌」のイントロみたいなの流れてて草。どこかで聴いたことのあるようなビート尽くしで飽きない。
5.Clyde Stubblefield『The Original Funky Drummer Breakbeat Album』
ジェームス・ブラウンの「Cold Sweat」「Ain’t It Funky Now」「Sex Machine」などの曲で参加していたドラマーのドラムブレイクを集めたコンピ作品。味付け無しの、サンプルパックのようなシンプルなドラムオンリーの作風で、愉しみ方としてはこれと同時に別のスポークン・ワードなどを流しながら聴いたりすると面白いのかもしれない。
6.Madlib『Shades of Blue: Madlib Invades Blue Note』
曲の合間に挟まるインタールードも良いアクセントになってる。「Stormy」とか「Funky Blue Note」とか昼頃聴きたいジャジーな雰囲気で最高。
7.DJ Rozwell『None of This Is Real』
普通のビートテープというよりもっと魔法的な雰囲気で、Vaporwaveを彷彿させるアブストラクト感のあるビート。30曲以上ある。
8.BRIAN ENO『Nerve Net』
アンビエントからポップなクラブ的ビートを取り入れた実験的作品。ロバート・フリップやジョン・ポール・ジョーンズが参加。全体的に自然音を用いたようなノイズがバッキングで流れていたり、所々アンビエント的な要素はありつつもビートが主体となっている印象。「Ali Click」とかトリップ・ホップ。
9.Pete Rock『PeteStrumentals』
無機質カフェとかで流れていると様になるビート。ミニマルな感じでハットの一定のリズムとスネアの乾いた音が心地良い。簡素でサクサク聴ける感じが良い。
10.Bugseed『Impression』
ビートに関してはほとんど癖のないシンプルなものだがメロディの部分でアプローチするタイプのビート。「Illtheloop」ではビートも激しめの音で、モンド感あるメロディ。
以上。