Patchwork Dream

随時、記事の加筆・修正または再掲載します。

下手な家よりキャンピングカー

俺が今までに耳にした意見の中で納得できる意見の一つに「下手な家よりキャンピングカー」というものがある。

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バンライフ

―――バンで暮らすメジャー・リーガー

特段野球に興味があるわけではないが、このダニエル・ノリスという方の生活はかなり影響を受けるものがある。彼には贅沢なものは必要なく、契約金で購入したキャンピングカーにソーラーパネルやベッドを設置して寝泊まり生活をしている。現役である。

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彼はファイナンシャルアドバイザーを雇って月8万を投資し、趣味はサーフィンやハイキング。読書(Kindleは使わないし、テレビも見ないアナログ的生活)。

☟彼にとってバンは過酷な野球シーズンの喧噪や文明からの隔絶である。

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―――日本でも「バンライフ」

梨紗子:「私はヨガのインストラクターやローフードの食事指導をしていましたが、去年の8月に職場のトラブルで仕事が突然なくなったんです。一晩中、泣き続けるくらいショックで……」。

時間とお金をつぎ込んで得た仕事を一瞬で失い、人間関係にも失望し、絶望の淵にいたという梨紗子さん。生活基盤を失い、一度ゼロの状態になってから心機一転。ずっと夢見ていたバンライフを始める決心をしたという。

大樹:「僕はいつ始めても良かったので、彼女が決意した次の日に配送の仕事を辞めました」。

その日を境にふたりの生活は一変。9月末に部屋を退去し、荷物のほとんどを断捨離。その勢いのまま約800万円のキャンピングカーをローンで購入し、納車まではコンパクトカーで車中泊。12月から本格的なバンライフをスタートさせた。

(省略)

シャワーやお風呂も毎日は必要ないといい、2日に1度の頻度で漫画喫茶のシャワーを利用したり、銭湯に行ったりする程度だという。

生活水は20Lのタンクが2つ。週に2~3回の給水で足りるが排水も課題だ。バンライフは給水・排水がつねに課題となる。キャンプ場や給油したガソリンスタンド、RVパークでもできるが、常に給水・排水ができる場所を探すという(写真:OCEANS編集部)
梨紗子:「トイレもコンビニに必ずありますし、道の駅にもあります。24時間使える公園もあるので、慣れれば問題ありませんが、車内にあればもちろん完璧です。ただそうなると排水や臭いの問題が発生するので、今のままでいいと思っています」。

toyokeizai.net

仕事もリモートワークで、動画編集やコンサル関係を二人で行っているらしい。ある意味幸せに見える。
この夫婦はもともとミニマリストでモノを持たない主義だったらしい。確かにそうでないとこのようなノマド生活は送れないはずだ。

小屋暮らし

―――モバイルハウス

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キャンピングカーとは少し違うが、モバイルハウスという移動できる小さな家のようなものが一部では人気となっている(大きさ的にトレーラーハウスとも違うのだろう)。タイニーハウス*1の一種だ。
その界隈の人の話では屋根にソーラーパネルを取り付け、充電池に電気をためて生活の電気代を賄っているのだそうだ。

r.gnavi.co.jp

タイニーハウスには他にも移動可能なトレーラーハウス*2やコンテナハウス*3なるものがある。

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出典:https://www.jebiga.com/studio-padron-cabin/

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出典:https://www.jebiga.com/studio-padron-cabin/

国内ではBESSという会社の商品で、組み立てキットがあってDIYでログハウスを建てることができるようだ。車につなげて移動できるタイプのログハウスなんかはモバイルハウスに近い気がする。また無印良品でも小屋を売ってるそうだ。

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☟上記動画内で語られている吉田氏のYouTubeチャンネルだ。

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ホテル暮らし

そういえばホリエモンもホテルや友人宅にとまっているという話を聞いたことがある。野次馬を巻くためにもエントランスが多いホテルが良いとか。かの映画評論家の淀川長治氏や作家の伊集院静氏がホテル暮らしをしていたことがあったという。

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普通に考えて、アメニティ面やファシリティ面で見ても賃貸よりも高級で節約にはなり得ない。ノマドワーカー(主にフリーランス)はキャリーケースに最低限の着替えに仕事用具、できるだけクラウド上に保管し、ミニマルな生活スタイルを貫いている例が多い。単純なホテル利用というよりも昨今の民泊サブスク(Airbnbなど)を用いてミニマルライフを実現している例が多い。ある意味フリーランスで定住せず、旅するようにふらふらと生きていけるのは羨ましい。

多拠点移住生活

―――FIREでフリーランス

☟いわゆるFIREでADDressという多拠点宿泊サービスを利用して自由な生活の中からいろいろ挑戦する日常を発信している。こういった類は出来過ぎていて宣伝のようにも思えてしまうが、憧れのようなものは浮かべてしまう。

jiyu-life.com

☟下記Vlogも編集が良く出来過ぎていて裏で編集や別の他社が介在してる疑念が沸くが、見る人にとってすごく見やすくテレビ並みによく編集された動画がアップされている。地獄みたいなノリを繰り広げる有象無象のYoutuberやカップルTikTokerのような、撮ってる側が楽しむための内輪ネタで構成された第三者が疎外感を感じるものではなく、第三者を惹きこむような内容のため、癒し目的で見てしまう人も多いだろう。とは言え、バカ大学の悪ふざけ的な動画も「こんな青春送りたいな~」という憧れを象徴するものの一つとして需要があるような気はするが。

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―――UberEATsで日本一周

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疑問だが、今現在は割と日本全国でUberEATsが蔓延している気がするが、配達可能なエリアというものは限られてくる。そのため、日本一周をするとしても配達エリアを考えて行動する必要があるのだ。昔職場の人から聞いた話で、居住エリアが配達エリア外だったため、途中まで来てもらって、そこまで自ら受け取りに向かったという話を聞いた。

これまでの事例は一部であり、YouTubeで検索しても似たような事例がいくつも見つかる。こんな旅芸人のような生活ができたらある意味人生楽しいだろうとは思うが、難点も多いだろう。

〈おまけ〉

IKEAが家賃99円の住まいの居住者を募集している(2021.12.5現在)。募集は誰でも可能だが、入居後の条件などは多少あり。ただマーケティングとして話題性があるし、部屋自体も思ったよりも閉鎖感がないのは凄い設計された感がある。

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以上。

*1:小さな家のこと。建築費用を抑え、主には別荘として使用されることが多い。4~6畳の狭さだったりするが、100数万のような車ぐらいの金額で購入可能。

*2:車輪が付いた家のこと。自走不可のため牽引で移動。固定資産税が掛からない。

*3:海上コンテナを住居用に改造したもの。建築物に当たるため建築基準法に適用する必要がある。固定資産税が掛かる。