1.ENDON『FALL OF SPRING』
全体的に実験的な雰囲気のあるインダストリアル。TGほど音楽的ではなく、非常階段やSPKほど爆音では無い。ハーシュノイズってよりDIR EN GREYのようなダウナーメタル系のドローン。
2.Syzy『The weight of the world』
インダストリアル感の強いダブステップって感じ。音楽というより聴くアトラクション。
3.Melvins『Mangled Demos from 1983』
ラジオから流れるようなイントロダクションを抜けると、デモという名に相応しいシンプルなパンクサウンドが始まる。パンクだがメタルっぽい作ったような発声が特徴的。
4.Panicsville『Evil?』
DAFやTGのようなインダストリアルな雰囲気で、シンセのSE的な音やボイスサンプルが暴力温泉芸者っぽくもある。
5.daiteng『乁』
心地の良いハーシュノイズ。アナログっぽいノイズサウンドで、表題曲なんかは緊張感のあるイントロからノイズが積み重なっていく。
6.Fred Frith『Guitar Solos』
デレク・ベイリーやマーク・リボーなどの作風に近いが、ジャケも相まって夜中聴くと飛べる。ジャケはモノクロで背後に森林が見えるのでたぶん昼とか明るい時間に思えるが、深夜徘徊のBGM。静寂が生きてきて、ギターが醸し出す音色が普段聴いているロックなんかで聴けない音もある。そんなエッセンスを主役にしたような作品。
7.The Beatles『White Power (The Most Updated Unpolitically Correct Beatles Album)』
「最も不道徳なビートルズ作品」と副題が付くほどのブートレグ作品。1969年に行われたゲット・バック・セッションの録音を元に収録されているため、音質もスカムな雰囲気で、咳き込む声なんかも含まれているが、それがかえってカッコ良い。「Get Back」とか中毒性高い。
8.Death's Dynamic Shroud.wmv, Galen Tipton『You Like Music』
ブレイクビーツのような感じでいろんなサンプルが鳴っているのでBGMには不向きだが、クラブで眠気が襲ってきたくらいにVJと共にこれが流れてたら飛べる。
9.Aaron Spectre『Extraterrestrial』
初っ端からぶっ壊れたゲームボーイのような音がする。ドラムンベースやブレイクビーツのような雰囲気のIDM。むしゃくしゃしたどうでも良い気分の時に聴くと飛べる。
10.Saint Abdullah & Eomac『Light Meteors Crashing Around You Will Not Confuse You』
聴く工場見学。コラージュでもありスポークンワードでもあり、インダストリアルでもある。IDMやヒップホップのようなクラブ的な要素もあり、ジャケもカオス。Hair Stylisticsのようなアブストラクト感。
以上。