1.Hot Damn!『Big Fat Lover』
下世話なパンク。ジャケットのバカバカしさは楽曲自体にも反映されている。憂鬱を吹き飛ばすのに良い。
2.Igorrr『Nostril』
クラシック音楽をブレークコアにした作品。ジャケや重くてダークなサウンドやギター・シャウトからメタル関係の作品かと思ったが実態はブレークコア。
☟Merzbow『Pluse Damon』とマッシュアップした『Pluse Nostril』なる作品もある(制作者不明)。
3.Kula Shaker『1st Congregational Church Of Eternal Love (And Free Hugs)』
ブッディストロック。イギリスとインドの融合したサイケロック的ブリットポップ。スネークマンショーみたいに合間合間に説法が入る。60〜70年代のようなサウンドの最新アルバム。「Farewell Beautiful Dreamer」とかビートルズみたい。
4.Kakuhan『Metal Zone』
インダストリアルテクノっぽいが、テクノほどリズミカルでもない。ただ電子的なアプローチが多いので、IDMやグリッチ的な感じはある。
5.Coil『The New Backwards』
NINやConsolidatedのようなインダストリアルロック。EBMのような雰囲気もあり、実験的な要素もある、エレクトロ版Swansみたいな感じ。
6.Black Grape『It's Great When You're Straight...Yeah』
プライマル・スクリームの『Screamadelica』のようなクラブ的グルーヴ感。ノリはフランツ・フェルディナントみたいな感じ。"熱狂的"を音にしたようなサウンド。とは言えうるさくなくダンサブルなビート。
7.Eastern Youth『Eastern Youth』
熱い。沸騰しているようなロックが続く。
8.CHANDRA『TRANSPORTATION』
Suicideを彷彿とさせるNo Wave感を纏ったニューヨーク・ポスト・パンクの80年代らしい作品。米津玄師よりもストレートな不協和音のシンセサイザーの嵐が癖になる。
9.Big Black『Songs About Fucking』
下北沢とか高円寺のバンTとか柄物のトレーナー売ってるアパレル店で流れてたらアガる感じの攻撃的なパンク。初期のボアダムスみたいなジャケのこのシンプルな感じも相まって最高。
10.JAPAN BLUES『JAPAN BLUES MEETS THE DENGIE HUNDRED』
ロンドン在住のハワード・ウィリアムズが日本人シンガーと三味線の名手と共に作成したオブスキュア・ダブ作品。日本でのフィールドレコーディングとアンビエントのようなリバーブがエグい民謡による多国籍な作品。
以上。